これから幼稚園に子どもを預けるご家庭では、入園後にどんな生活が待っているのか、具体的に気になるようになってきたのではないでしょうか。
特に生まれてからこれまで、おうちで子育てをしてきたご家庭では、幼稚園で我が子がどんなふうに過ごすのかが気になるところですよね。
また、今朝は子どもがいつもより機嫌が悪かったりなんとなく元気がなかったり、などの休ませるほどではないけれど心配…という様子を幼稚園に伝えておきたい日もあります。
そんなときに大活躍するのが連絡帳です。
けれど、実は幼稚園だと連絡帳ががない園もあります。
この記事では、連絡帳がない幼稚園で保護者と先生がどのようにコミュニケーションを取っているのか、その方法をお伝えします。
連絡帳がない幼稚園でも先生方とスムーズなコミュニケーションを取って、親子一緒に充実した幼稚園生活を送れるようにしましょう!
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幼稚園は連絡帳がない場合が多い?
保育園ではメジャーな連絡帳。毎日子どもたちの様子が書き込まれていたり、家庭からも子どもの様子を伝えたりできるコミュニケーションツールとなっています。しかしながら、幼稚園では連絡帳がない園もあるそうです。
夕方まで預かってくれる保育園とは違い、幼稚園は預かってくれる時間は短いです。保育園では子どものお昼寝時間に連絡帳を書く時間がまとまって取れますが、幼稚園はお昼寝がないので給食の時間などの短い時間で連絡帳を書くことになります。
そのため、クラス全員の様子を書く時間は取れません。連絡帳がある幼稚園でも、家庭からのメッセージに返事を書くことや、けがをしたり体調面で特筆することがあるときのみの記入が多いです。
また、厚生労働省の管轄下で児童福祉施設という位置づけになる保育園では、子どもの成長に関わる情報をお伝えすることが大切です。しかし幼稚園は文部科学省の管轄下で教育施設になります。つまり学校と一緒です。
小学校で担任の先生が連絡帳に事細かに子どもの様子を書かないのと同じで、幼稚園では必ずしも子どもの様子を伝えることが必要という位置づけにならないことも、連絡帳がない一因になっているのかもしれません。とはいえ、これから幼稚園に子どもを預けるご家庭や、既に預けているご家庭でもちょっと心配ですよね。
ここでは連絡帳がない幼稚園で保護者と先生がどのようにコミュニケーションを取っているのか、その方法とスムーズなコミュニケーションを取るコツをお伝えします。
幼稚園での用件の伝え方・お便り帳にメモを挟んで連絡事項を伝える
幼稚園はバスで通園しているご家庭も多いと思います。送迎で園まで行く必要ががないと、直接担任の先生に話をする機会がありません。また、送迎をしていたとしても、先生が通園バスに乗ってしまうとお話しできませんよね。
そこで連絡帳の代わりとして便利なのが、メモを書くことです。これであれば、先生のタイミングで読むことができます。幼稚園で禁止されていないのであれば、活用しない手はないでしょう。
連絡帳がない幼稚園でも、出席を確認するためのノートはある園が多いです。その出席確認用のノートにメモを挟んで渡せば先生に伝わります。
ただ、メモを園へ渡すのは子どもたちです。出席帳から落としてしまったり、なくしてしまったりすることも考えられます。私も提出物を子どもの出席ノートに挟んだのに、カバンの中で抜け落ちてしまい期日までに先生の手元に届かなった苦い経験があります。
その日のうちに伝えたいことが、伝わらなかったら困りますよね。ましてや期日までに確認してもらえる提出物とは違い、メモでは紛失しているかすら先生方にはわかりません。そのため、確実にメモが先生に届く、またはメモが挟まっていることが伝わることが大切になってきます。
メモが抜け落ちないようにするためには、テープで留めるといいでしょう。今は百均にかわいいマスキングテープがたくさん売っていますよね。
マスキングテープなら簡単で綺麗にはがすことができます。さらに可愛い模様がアクセントになるので、先生方が見落とす可能性も減りますよ。
また、返事がいらない連絡でしたら付箋を使うのもありです。一般的に想像する細長いタイプよりも、大判タイプのほうが保護者も書きやすく、先生方の目にもつきやすいので良いと思います。
また、メモが挟まっているかどうかは、登園時にバスの先生や門で待っている先生に伝えておくと担任の先生まで伝わります。少しの工夫で幼稚園にメモがなくならないようにすることや、メモがあることは伝えられますので、活用してみてくださいね。
幼稚園での用件の伝え方・電話連絡をして先生とお話しする
メモは便利!とはいえ、やはり先生のもとに確実に届くかどうかわからないのは不安ですね。また、メモに書くには少し深刻な育児の悩みだったり、直接話したほうが感情が伝わりやすいようなパターンもあります。
そんなときには幼稚園に直接電話をして先生と話をすることもいいです。では、電話をする時間は何時ころがいいのでしょう?
当たり前ながら、保育時間中は先生方はクラスで子どもたちと一緒にいます。その時間に電話をしても、ゆっくりと話をすることが出来ません。子どもたちが帰宅した夕方以降の時間であれば、先生方は翌日の保育の準備や事務仕事をしているので、比較的落ち着いて話ができるでしょう。
また、あまりに込み入った内容になりそうであれば、お伺いを立てるメモを予め挟んでおいてもいいですね。事前に話したい内容を簡単にまとめ電話をする日時をおくと、先生方も話す時間を取りやすいです。
メモを挟む際は、一つ上の章を参考にしてくださいね。
幼稚園・連絡帳がない場合の用件の伝え方は?お便りにメモを挟むのはあり?のまとめ
連絡帳がない幼稚園での要件の伝え方はいかがでしたか?メモや電話を使って先生方と上手にコミュニケーションを取りながら、子どもたちがより良い環境で過ごせるようにしてくださいね。