保育園と家庭の間で、子ども情報共有のために大活躍しているのが連絡帳。
でも、連絡帳って何を書いたらいいの?詳しく書かなくちゃダメかな?など、書いているうちに気がかりになっているご家庭も多いのでは?
通園する日には必ず連絡帳を記入しなくてはならないというのは、家事に育児に仕事に慌ただしくしている親にとって大変な作業です。
毎日毎日同じことを書くわけにいかないし…と、脳みそフル活用で書いている方も多いでしょう。
特に0~2歳児までは、事細かに書かなくてはいけないので「これでいいのかな?」と頭を悩ませてしまいますよね。
そこで今回は保育園0歳児、1歳児、2歳児さんの連絡帳はどんなことを書いたらいいのか、
その書き方のコツや例文をご紹介します。
心と身体に余裕を持って仕事に育児に向き合うために、連絡帳の書き方のコツを身につけましょう!
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保育園の連絡帳と一口に言っても、既定のノートがあったりアプリだったりと、その様式は保育園によって様々です。
でも多くの園で、そこに記入することは大きく変わりません。
各家庭からは食事内容や睡眠時間、健康状態、家での様子を記入し、保育園からは日中どんなふうに過ごしたかや給食、お昼寝について記入されて戻ってきます。
記入する内容を見てわかる通り、連絡帳は大事な我が子の情報を家庭と保育園で共有するための大切なツールです。
それはわかっていても、家での様子などの自由に記入できる項目では頭を悩ませてしまいますよね。
「いつもと変わりなく元気だった」、「忙しくてあまり様子を見れなかった」なんて簡単な言葉しか浮かんでこない日もたくさんあると思います。
でも、保育園側としたら「いつもと同じように元気=今日も健康」、「昨日お父さんお母さんが忙しくて子どもと触れ合う時間が少なかったなら、今日は少し甘えん坊モードになるかな」などと推察して保育に活かしてくれます。
たとえ簡単な文章だとしても、保育をしていく先生方にとっては大切な情報の宝庫です。
たくさん書けないなどと思わず、子どもに起きたことをしっかりと先生に伝えられていると胸を張ってくださいね。
「積み木をたくさん積めました!」とか、「ダンスのような動きをしていて可愛かったです!」などの親バカエピソードも書いて大丈夫です。
むしろ先生方にとって、子どもの好きなこと・嬉しいことの情報はは、保育をしていくうえで重要な情報です。
楽しそうにしていたことや嬉しいと感じたことの情報は、保育の中にフィードバックすることで、より良い保育に繋げることができます。
ですから些細な嬉しかったことや喜んだ出来事は遠慮することなく書いてくださいね。
書きたいことはあけれど文章を書くのはどうも苦手…でも絵を描くのは好き!という方は、簡単なイラストで家での様子を描くのもひとつの手です。
イラストは一目見て様子がわかるので、情報が性格に伝わりやすいという特性もあります。
保育園側から、連絡帳に書いていいのは文章のみ、という指定がないのであれば、得意分野を活かさない手はないですよ。
また、子どもの様子ばかりでなく、育児をしていくうえでの相談を書くこともありです。
保育園は育児をしている保護者の方の育児サポートも業務のひとつです。
そして、保護者の方の育児の悩みには、保育をしていくうえでの重要な情報がたくさん詰まっています。
悩みや相談を書くことで保護者は気持ちが楽になり、保育園は子どもの成長を知ることができるとあれば、ウィンウィンですよね。
気軽に相談をしていきましょう。
そのほか、年齢によって書いたほうがいいポイントがありますので、0歳児、1歳児、2歳児にわけてご説明します。
保育園の0歳児連絡帳の書き方の例文やコツ・ポイント
0歳児さんはまだまだ出来ないことが多いですが、人生で一番大きく成長をする時期です。
それだけに寝返りを打った・ハイハイが出来たなど、成長のポイントはとても重要です。
勿論できるようになったことを伝えるのも大切ですが、「何か新しいことをしようとしている」「もう少しで出来そうだ」という些細な変化や進捗でも保育園サイドにとっては重要な情報です。
新しいことにチャレンジしているように見えるけど勘違いかな?と思うような、小さなものでも記入しておいて損はないです。
また離乳食の好き嫌いや初めてのものを食べたときのリアクションを書いておくと、保育園の給食での対応にも活かせます。
たとえ食べさせたところでマイナスな反応を見せていたとしても、ありのままを書きましょう。
そのほうが保育園でも工夫して食べさせる等の対策が取れます。
子どもの好き嫌いがあるのは当たり前です。
引け目を感じずにリアルな反応を書いてくださいね。
0歳児連絡帳の書き方の例文・成長について
ハイハイができるようになりました!
少し進んだところでペシャンと腹ばいになってしまいましたが、ハイハイが出来たことに子どもも満足しているようで、ニコニコしていました。
あと、思ったよりスピードが出るのでびっくりしました。
親子ともども嬉しい一日になりました。
0歳児連絡帳の書き方の例文・心配事について
今日テーブルにつかまり立ち上がろうとしていました。
すぐに尻もちをついていたので、つかまり立ちができるようになるまでには長い道のりになりそうですが…。
つかまり立ちにチャレンジすることで、転んだりすることも増えるかもしれません。
様子を見ていただけるようお願いします。
0歳児連絡帳の書き方の例文・好き嫌いについて
今日初めてにんじんを食べました。
一口食べたあと、ペッと吐き出してしまいました。
少し苦手みたいです。
給食で出たときも同様の反応をするかもしれません。
保育園の1歳児連絡帳の書き方の例文やコツ・ポイント
動けるようになり、いろいろなものに興味を持つ年齢です。
日々の生活の中で子どもが好奇心を示したものごとについておくと、先生方が保育に活かすことができます。
階段やハサミなど大人が子どもが行ったり触れたりしたら危険なものに興味を持ちやすいようでしたら、その旨を連絡帳に書くと先生方も注意深く見守ってくれます。
子どもが安全な環境で過ごすためにも大切な情報ですので、細かすぎるかな?と思うものでも書いておくと親も保育園側も安心できます。
また「まんま」などの喃語も出てくる時期です。
けれど、親でも子どもが言っている言葉の意味をを理解するのは至難の業ですよね。
そのため子どもの話す喃語が何を示しているのか分かったら連絡帳に書いておくと、先生も子どもたちと意思疎通を交わしやすくなり、スムーズな保育に繋がります。
1歳児連絡帳の書き方の例文・好きなことについて
最近はおえかきに夢中です!
家に帰ってくると棚の前でクレヨンを出すように催促してきます。
好きなものが出来たのは喜ばしいのですが、どこにでも描いてしまうのが悩みです。
これから紙に描くことを覚えていってほしいです。
1歳児連絡帳の書き方の例文・心配事について
最近、段差を上り下りできるようになりました。
成長は嬉しいのですが、テーブルや踏み台などの高さのあるものに勝手に上ってしまうので、少し心配です。
お手数ですが、気を付けて見ていただけますとありがたいです。
よろしくお願いします。
1歳児連絡帳の書き方の例文・お話について
このごろ「わんわん」と言えるようになりました。
けれど、犬だけでなく鳥を見ても「わんわん」ですし、お人形さんも「わんわん」です。
その姿は親から見たら可愛いですが、何を言いたいのかわかりにくいので先生方にはご苦労をおかけするかもしれません。
保育園の2歳児連絡帳の書き方の例文やコツ・ポイント
保育園時代最大の山場ともいえる2歳児。
できることが増えると同時に「自分でやりたい!」という気持ちが強く出るイヤイヤ期真っ盛りとなり、親も先生も大変な時期です。
そのため、子どもができるようになったことは逐一お伝えすると、先生は時間がかかってもできるまで待つなどの対応を考えてくれます。
また、親が手を貸したら怒ったことも書きましょう。
それがまだできないことだったとしても、情報として知っておけば、うまくできるように声をかけたり見守ったり先生も対応できます。
それから、トイレトレーニングも意識する時期ですね。
自分からトイレに行きたいと言ったり、トイレで少しでもできるようになりましたら、連絡帳でお知らせすると保育園でのトイレトレーニングにも活かすことができます。
2歳児連絡帳の書き方の例文①
スプーンに興味を持つようになり、手づかみ食べから卒業しつつあります。
けれど、持ち方が間違っているので持ち直させてあげようとすると泣いて怒ります。
食べ終わるまでに汚すし時間もかかりますが、見守ってあげていただければありがたいです。
2歳児連絡帳の書き方の例文②
着替える手伝いをしたら、怒りだしたあとに火が付いたように泣いていました。
まだうまく出来ないのですが、自分の力で着替えをしたかったようです。
しかし、就寝や外出時間が迫っているとこちらもイライラしてしまいます。
どのように対応したらいいでしょうか?
2歳児連絡帳の書き方の例文③
今日自分からトイレに行きたいと言ってくれました。
結局行ったところで何も出なかったのですが、トイレに行く意欲は出たようです。
このままトイレトレーニングが進むといいと思います。
保育園の連絡帳の0歳児の書き方は?1歳2歳の書き方のコツや例文のまとめ
親から見たら取るに足らない情報と思っても、保育園側にとっては重要な情報になっていることが、この記事でおわかりいただけたのではないでしょうか。
連絡帳に書いてはいけないことはありません。
子どもに起きた出来事を素直に書くと、それはより良い保育へと必ずつながっていきます。
連絡帳の記入は毎日のことです。
書きやすい方法を見つけ、保育園と情報共有をしていきましょう。
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