小学校の連絡帳にトラブルや相談を書く際の注意点は?お願いがある場合の書き方 | お悩み便利帳
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小学校の連絡帳にトラブルや相談を書く際の注意点は?お願いがある場合の書き方

小学校

子どもが学校生活を送っていると、気がかりな学校でのトラブル。

実際自分の子どもの身に起こるとどうしたらよいのかわからないこともありますよね。

小学校の先生に連絡帳で相談を書く機会もあるかもしれません。

お友達トラブルやお願いがある場合、連絡帳にはどんなことに気を付けると良いか、今回は教員目線でご紹介します。

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小学校の連絡帳に先生への相談やお願いを書いてもいい?注意点は?

連絡帳

連絡帳の使い方については、学校、学年で決まりがある学校もあるようですが、基本的には担任の先生ごとに考え方が違うかと思います。

新年度が始まって先生から特に指定がなければ、連絡帳に相談やお願いを書いても大丈夫だと思いますよ。

注意点としては、文字や文章だと保護者側の感情や意図が伝わりにくいところです。

例えば、私は過去に「この前教室を見たとき机がぐちゃぐちゃで驚きました。足元にマーカーなどで印を書いてはどうですか」といったメッセージを連絡帳でいただいたことがあります。文面だけを見るとクレームかなと思い、新学期も始まったばかりでしたので少しショックを受けてしまいました。

当時は高学年の担任だったので、低学年のように足元にマーキングをせず自分達の力で整理整頓する力を身に着けてほしいと思っていました。私も説明不足だったと反省しつつ連絡帳に謝罪の言葉とお返事を書き、対応させていただきました。

後日家庭訪問があったので、そのとき「連絡帳を読みました。申し訳ございませんでした。」と改めて謝罪すると驚いた顔をされました。

話を聞くとその方の子どもは発達障害があり、整理整頓が特に難しいため、お子さん個人の机に印をつけて配慮してほしかったのだそうです。そうとは知らず私はクラス全員の足元に印をつけてしまいました。保護者もクレームのつもりで書いたのではなく気楽な提案のつもりで書かれていたそう。文面では伝わりにくいものだなと改めて思いました。

こんな感じでトラブルや相談事は誤解を招きやすい一面もありますので、できれば電話でお話を聞くのが一番ではないかと思っています。

ですが、アポを取ったり事前にわかる範囲での情報を共有しておくことは、教員側からしてもありがたいです。ポイントをおさえて伝えたいことを書いてみてくださいね。

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叩かれたなどお友達トラブルがある場合の書き方のポイント

お友達トラブル

お友達とのトラブルがあると心配ですよね。

子ども同士での解決が難しい場合は、大人が手助けをするのが良いと思います。

先生に連絡帳で知らせるには、以下のことをポイントにすると良いですよ。

・いつどこでどんなことがあったのかを書く

 ・関係している子どもは誰なのかは伏せる

 ・子ども同士で話はできているのかを書く 

子どもにできるだけ詳しく状況を聞いておきましょう。子ども同士で解決している場合は、本人たちが納得してしているのであれば見守る方が良いのではないかと個人的には思います。

ただ、何度も同じことを相手からされて困っている場合や本人が納得できていない場合などは、学校で改めて対応させていただく方が良いと思います。ぜひ知らせてください。

また連絡帳に書いたことは後々残ります。ひどい仕打ちをされていたり、子どもの話に怒りを覚えても言葉で相手の子どもへの悪口になるようなことはあまり書かず、電話や対面で状況を伝えていただいた方が良いかもしれません。

相手の子どもの名前も連絡帳には書かない方が良いと思います。 

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子どもが怪我をしている場合はどう伝えるのがベスト?

けが

子どもがけがをしていると戸惑ってしまいますよね。

子どもからお友達とトラブルになったんだと聞くだけ以上に、実害が出てしまっていると何とか対応しなくてはと思うものです。

相手の保護者とあまり交流のないという場合もよくあるので、間に教員が入った方が良いかもしれません。

怪我の状態と「どこでだれとどんな状況で怪我をしたのか」を子どもに聞いて、連絡帳に書くと良いですよ。子ども同士で解決していても、怪我をしている場合は双方の保護者に知らせることがあります。怪我の程度も参考にしてみてくださいね。

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お友達トラブルで先生に相談したい!連絡帳の書き方の例文

先生への手紙

「お世話になっております。

昨日教室で休み時間に、

同じクラスの男の子に息子が鉛筆を取られて返してくれないそうです。

返してと言っても返してくれず困っているようです。

状況を確認していただけないでしょうか?

よろしくお願いします。」

いつどこであったことなのか、誰とどんな状況でトラブルになったのか。子ども同士で話ができているのかなど伝えられている例文です。このような文面を見ると教員も状況が確認しやすいです。

怪我をしている場合はそのことも書くと良いです。電話での詳しい話がしたい方は、電話できる時間の確認や電話で話がしたい旨を書くと良いですよ。

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小学校の連絡帳に相談を書く際の注意点は?お友達トラブルやお願いがある場合の書き方のまとめ

小学校の連絡帳に「いつどこでどんな状況で誰とトラブルになったのか」は最低限書いておくようにしましょう。

文面で思っていることを伝えることは難しいものですよね。連絡帳で電話のアポをとって直接状況を話すこともおすすめしたいです。

大人が思っている以上に子ども同士ではトラブルの状況は深刻だったり、軽いものだったりします。心配があれば教員に伝えて相談してみてくださいね。