いざ、中学受験の作文をやろうと過去問題をみても、何からはじめていいのか分からない。ただ、闇雲に書いても意味がないのでは?って思ってきた。
- おすすめの方法があるなら、参考にしたい!
- 自宅で学習するなら、気を付けるべきことも知りたい!
- 実際効果がある勉強法を試してみたい!
中学受験をするご家庭の多くは、作文対策に特化した書く力をつける教材を取り入れておられました。
→作文対策に特化した書く力をつける教材今回は、そんなお悩みがある方のために、中学受験作文で求められていることや気を付けるべきこと、みんなの中学受験作文の学習方法で効果があったことや参考教材についてまとめてみました。
中学受験の作文対策って皆どうしているの?
中学受験の作文対策ってみんなどうやって勉強しているのだろう…
効率よく作文力を身につけるためには、具体的にどんなことをすればいいのでしょうか?
中学受験の作文は、何がもとめられているのか?
学校によって出題傾向や求めているものが少しは違う場合もありますが、全てにおいて『論理作文』が求められています。
論理的とは、話に道筋がたっており構成がしっかりしていること。
伝えたいこと、伝えるべきことがしっかりとし、誰にでも伝わるよう主張がはっきりと理解しやすく表現された文です。
だれが読んでも一貫性がある文ですね。
その、論理的な文章を書くためのポイントをあげると、
*主題(伝えるべきこと)を1つに絞る
*前後の繋がりはしっかり行う。(起承転結:接続語や用語の正しい使い方など)
*自分の考えを要約し、根拠や理由は具体的に書くこと
これらを意識するだけでも、文章の組み立てが変わってきます。
そして、こそあどを頻繁に使うわないほうがよいです。
勉強する前に、中学受験作文で押さえておくべきことは?
ポイントは以下になります。
●原稿用紙の使い方は正しく
●テーマの条件に合った内容である
●誤字脱字がないか。用語は正しく使えているか。
●主語、述語、接続は正しく使えているか。改行や段落分けは正しいか。
●たくさんの話題を入れすぎていないか。要約した文になっているか。論理的な文になっているか
※ことわざや慣用句を取り入れる際にも、間違った意味にならないよう気を付けてください。
以上、上げたものは、最後の論理的な項目以外は、基礎の基礎です。
基本的に、1つの事を詳しく論理立てて、伝えるということを頭に置いて作成してみてください。
1つの事を詳しくとなると、絞られるので続けると要約が上手くなってきます。
中学受験作文の勉強法で気を付けるべきことは?
1つの主題を具体的詳しく整理しまとめること
これは、作文の基礎があることが前提(原稿用紙の使い方や段落や改行、誤字脱字など)です。
起承転結のある文は、大切。
ですが、何を伝えたいのか分からない文になると起承転結に繋げても、結局何が言いたいのか…伝わらない文になってしまいます。
ただ、最後に結論ずければ良いわけではありません。
中学受験作文の効果があった勉強法は?
おすすめの方法が2つありましたので、ご紹介します。
作文の書き写し
中学受験問題集の解答をそのまま書き写しします。
書くことで、構成が分かってきます。
作文の書き方の理解も深まりやすくなります。
初めは、書き写しを行うことで、似たような使い回しや段落変えになると思いますが、それで良いのです。
書く技術が定着してくると、自分のオリジナルへ少しずつ変わってきます。
参考書、解答書き写しをしてみてくださいね。
新聞の要約
これは、新聞記事を切り取りスクラップのようにし、記事の要約し感想を述べたりすることです。
先生は、新聞要約をおすすめしている方が多いですね。
なぜなら、様々な記事や文章を目にすることができるからです。
時事ワードがあったりコラムがあったり、これらの感想を要約したり、書きうつすだけでも効果があります。
新聞も一番人気は、四谷とコラボしている、中学受験にも強い【読売kodomo新聞】です。
わかりやすいイラストや写真を使って楽しみながらニュースや社会の仕組みが理解できます。
月550円ほどで、週1なので、1週間かけて気になるところを1記事ずつスクラップしていくこともできます。
中学受験情報や適性検査対策特集もあるので、効果的に学習できます。
作文対策を網羅しているおすすめの参考書はこれだ!
先ほどもお話ししましたが、要約の練習には子ども新聞がおすすめですが、中学受験作文を学ぶための参考書や教材としておすすめの3つを紹介します。
ブンブンどりむ
通信教育でしたら、ブンブンどりむが人気です。
こちらは、作文専門の通信教室であり、レベルに合わせて受講できることができます。
子どもが取り組みやすいように漫画がふんだんに使用されているため、低学年でも始めやすい教材として人気です。
無料体験キットもあるので、お取り寄せして教材の中身を確認してみるのも◎ですね。
▶▶ブンブンどりむ論理エンジンキッズ
参考書として人気なのが、『論理エンジンキッズ』です。
学年別にあり、低学年からあります。
公式サイトより、
論理的な読解力・思考力・表現力は、2020年度から始まる「大学入学共通テスト」や、公立中高一貫校の適性検査型入試、また全国学力調査の「国語B問題」などの問題を解くために必要不可欠な能力です。
URL:http://www.ronri.jp/contents/ronri_kids/index.html
引用:論理エンジンキッズ
中学受験にも対応して作成されています。
らくらく文章術ドリル
親子で学ぶ作文の通信教育でしたら、らくらく文章術ドリルがおすすめです。
こちらは『東京都足立区創業プランコンテストで最優秀賞を受賞した作文教材』です。
中学受験といえば、なにより親のサポートが重要になってきますよね。
あなたは文章力に自信がありますか?
自信があると答えた人でも、子どもに文章を教えてあげられないという回答は多いです。
お子さんのモチベーション維持のためにも、親御さんが子どものやる気を継続させるための正しい指導ができること。一番の応援者であることが大切。
共に学んでいる親の姿を見せることが、お子さんの意欲向上につながるという部分も納得です。
対象年齢は小学校1年生から大学のAО入試対策まで。
中学受験作文の1番効果のあった勉強法のまとめ
作文で一番評価が高いのは、読み手の人がやってみたい。知ってみたい。と読み終わった後に思わせることが一番です。
話は飛びますが、片づけの本を読むと、どうして片づけが大切なのか?から始まり、具体的な事や根拠や結論が繰り返し書かれていますよね。読み終えると、私もやってみよう!って思ったことはありませんか?
引き付けられる本って誰もが読んだことがあると思います。なぜだろうと思いながら、再度読んでみるのも良いと思います。参考書は作文専門の本だけでないのです。
今回は、おすすめ方法の一部であり、自分に合ったやり方の参考になればと思っています。まずは、実践です、やってみて合うやり方を続けていくようにしましょう。