ドイツ生まれのハリボーは、1922年に設立し、今では世界一のグミの売上を誇っています。
その代名詞ともなっている「固めの食感」のグミに、世界中でファンは多く、日本でもお菓子を選ぶとき、すぐにみつかる便利さから、生活の中に浸透しています。
ハリボー好きだけど、そういえば、ハリボーのグミはどうしてこんなに固いのだろうと、ふと、疑問に思ったことはありませんか?
今回は、ハリボーのグミが、どうして固めにつくられているのか理由をご紹介します。
理由を知ったら、ますますハリボーのファンになりますよ。
そして、新天地として、いつもの固いハリボーをプルプルにする方法もご紹介します。
新しいハリボーのも楽しみ方を、ぜひ家族や友人と試してくださいね。
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ハリボーは固い理由はある?
ハリボーは、ヨーロッパでは「子供がはじめて口にするお菓子」といわれています。
子供は柔らかいものを好みそうですよね。
それなのに、固い食感はなぜ?と疑問に思いますね。
その理由は、子供の噛む力を鍛えるために、わざと固くしているのです。
ハリボー社が設立した、今から90年以上前のヨーロッパでは、当時、固いものを食べる習慣がほとんどなく、咀嚼力(そしゃくりょく)を補うため、あえて、この固さにしました。
固いものを食べると、たくさん噛むことによって、食べすぎを防ぐことかでき、よって肥満防止にもつながります。
また、よく噛むと脳への血流もよくなるので、子供は脳の発達、大人は記憶力や集中力の向上に役立ちます。
噛むことの大切さは、今では浸透してきていると思いますが、90年以上前から注目されていたのですね。
ハリボーの固さが丁度よい?他のグミとも比較!
グミの種類には、柔らかい食感のソフトグミと、ハリボーのように固い食感のハードグミがあります。
ハリボーのように外国産のグミは、他の、国産のメーカーものと比べると、固めにつくられています。
日本産のグミは、比較的に、水分多めでソフトなタイプが多い傾向にあります。
国内グミメーカーが重要視する点は、果汁をたっぷりいれたフルーティーな味わいや、ビタミンCやコラーゲン入りの美容目的のもの、甘すぎず酸っぱさを強めたもの、梅干し味やかき氷味など日本特有なもの、などさまざまです。
これらと比べると、ハリボーのグミは、創立から断固として、グミの固さに最も重点を置いてつくられています。
消費者の健康を第一に考えた理由から、噛むために丁度よい固さなのです。
ハリボーの固いグミがプルプルになる方法とは
ハリボーのグミを、アレンジして楽しむこともできます。
それは、ハリボーのグミをお酒やサイダーなどに漬けておく、というものです。
そうすることによって、固いグミがプルプルになるんです。
その方法を詳しくお話しすると、まずハリボーのグミを、ガラスやプラスチックの容器、またはジップロックなどに入れ、お好みのお酒やサイダーを、上からグミが浸るくらいに注ぎます。
冷蔵庫で1~4日くらい置きます。
毎日チェックしてみると、ハリボーが液体を吸って、少しずつ膨らんでプルプルになっていくのがわかります。
見た目も、クマさんが2倍くらいまで大きくなり、普通のハリボーと並べると親子グマのようで、とてもかわいいです。(ハリボーの定番ゴールドベアでつくった場合)
お酒が好きな方は、度数高めな洋酒やワイン、梅酒などいろいろなお酒でつくってみたら楽しいですね。
サイダーなどでつくったプルプルのグミは、いつものハリボーとは違うので、子供も喜びそうです。
オリジナルなレシピをつくって、お友達にシェアしてもよさそうです。
ハリボーが固い理由を知ってる?固いグミのまとめ
日本でも、子供には「よく噛んで食べてね」といいますが、ハリボーのグミが固いのは、おやつの時でも、しっかり噛んで食べてほしいという、創立者の想いが強かったためです。
そして、その固さは柔らかすぎず、咀嚼力をきたえるのに丁度いい固さなのです。
グミには、柔らかいグミと固いグミ、それぞれの楽しみかたがあり、比較的に外国産はハードグミ、日本産はソフトグミに分けられます。
国産のものは、果汁を重視したり、健康を意識して、甘さを控え、美容も考え、肌によい成分をグミにいれている傾向がみられます。
それぞれ、目的に合わせたお好きなグミをチョイスしてください。
ハリボーを常にストックしている方で、いつもと違った食感を味わいたいときは、お好きなお酒やサイダーにハリボーを浸しておくことで、プルプルなハリボーをつくることもできます。
カラフルなハリボーのクマさんが、お酒をたっぷりと吸い込んでプルプルになっていく過程が楽しみですね。
お酒でつくった方は、酔っぱらったハリボーのグミたちとステキな夜をすごしてくださいね。
海外では、記念日や誕生日を、まるで絵画のようなカラフルなケーキでお祝いしますよね。
私はプルプルにしたハリボーのグミを、誰かの誕生日ケーキの上に並べてみようと考えています。
アレンジの仕方は無限大だし、気持ちも鮮やかになりそうです。
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