専業主婦はPTAの本部役員などをお願いされる確率が高いです。
仕事をしている人と比較すると、時間の自由もきくはずと思われているんですよね。
今時の専業主婦はそんなに暇ではないんですけどね・・・
万が一PTA本部役員のお話が来た時の断り方を用意していますか?
「上手く逃げる自信がない」
「断り方なんてあるの?」
「納得させられる理由ってある?」
まだ断り方を用意していない方の為に、今回は専業主婦のみなさんがPTA本部役員を断る時の断り方を文例を使ってご紹介します。
上手に相手を納得させられる断る理由も紹介しますので必見ですよ!
また、PTAの本部役員の依頼を断る際のNG行為や、断ることで子供に影響があるのかどうかなどもご紹介します。
最後まで読んでいただいて、上手な断り方の準備をしておいてくださいね。
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専業主婦がPTA本部役員を断る時の文例
専業主婦にPTA本部役員の依頼があってお断りする場合、どんな断り方をすればいいのでしょうか?
具体的な理由がある方が、断ったときにすんなりと受け入れられやすいことは確かです。
PTA本部役員を断るには、それなりの理由が必要だということですね。
今回は、
- 兄妹の学校で役員をやっている
- 親の介護
- 小さい子供がいる
- 妊娠している
- 旦那が反対している
という理由を使って、文例を交えて断り方をご紹介します。
他の兄妹の学校で役員をやっている
兄弟姉妹がいてその子たちの学校で役員をやっていると断りやすいです。
ではどう伝えればいいのでしょうか?
文例は以下の通りです。
「申し訳ありませんが、今、兄(妹)が通う中学校で役員をやっています。
これ以上時間がとれませんので、お断りさせてください。
また機会があればお手伝いさせていただきたいと思っております。」
と簡単に伝えればOKですよ。
すでに他で役員をされている方に、さらに時間をとれなんて無理をいうPTAはないと思います。
ただ、
「他の方も掛け持ちされている方がいらっしゃるんです」
と粘ってくることもあるので、そういう時はハッキリと
「その方は時間がとれるんでしょうけど、私には無理です。
申し訳ありません。」
と言っていいと思います。
他人が掛け持ちしているからといって、誰しもができるわけではありませんからね。
親の介護で時間がとれない
親の介護をしている方は、それだけでも大変なはずです。
そんな時にPTAの本部役員の依頼がきたら、介護で時間がとれないことをそのまま伝えればOKですよ。
では文例を見てみましょう。
「PTA本部役員のご依頼ですが、今現在親(義母・義父)と同居しており介護が必要な状態にありお手伝いは難しいです。
誠に申し訳ありませんが、今年度はお断りさせていただきます。」
親の介護という理由は、他の保護者の多くが納得してくれるはずです。
比較的簡単に断れると思いますよ。
他の兄妹が小さいので時間がとれない
下に小さいお子さんがいるとPTAのお仕事の手伝いは難しいですよね。
ただ同じ家庭環境でもPTAをされている人がいるので、断ってもしつこくお願いされることもあります。
そんな時の断り方の文例を御覧ください。
「PTAの本部役員のご依頼をいただいていますが、申し訳ありませんが今年度はお断りさせていただきます。
まだうちには未就園児がいますので、委員会への出席やお手伝いなどをする際に預かってくれる身内もいません。
そういった場に連れていくとご迷惑をかけてしまいます。
お受けできる状態になった際は、お手伝いさせていただければと思っています。」
というふうに、預け先がないことや周りに迷惑をかけてしまうということを交えてお断りしましょう。
妊娠していて体調管理が難しい
妊娠中は安定期に入ったとしても、体調管理に十分注意しなくてはいけません。
ストレスのかかることもよくないですよね。
PTAの本部役員ともなると、いろんなお仕事があり、人間関係で気を遣わないといけないシーンも多々あります。
体調管理が難しいことを理由にお断りしましょう。
文例をご紹介します。
「私は現在妊娠中です。
PTA本部役員のご依頼をいただきましたが、体調管理も難しく、お引き受けすることは難しい状態になってしまっています。
申し訳ありませんが、今回はお断りさせてください。」
という感じで断ればOKだと思いますよ。
旦那が反対している
専業主婦の方のPTAの本部役員の依頼の断り方として私がイチオシなのが、
「旦那が反対している」
という理由です。
実際私もこの理由でお断りした経験があります。
PTA本部役員は母親が多いですよね。
同じ主婦なので、理解を得やすいのです。
では文例を見てみましょう。
「PTA本部役員ご依頼の件ですが、今回はお断りさせていただきます。
私は主人にかねてから、PTAの役員は絶対に断るようきつく言われているのです
誠に申し訳ありませんが、ご理解ください。」
という感じですね。
「旦那に言われたからって~」
という主婦の方もいます。
ですが大半の方は、この理由で断ると納得してくれますよ。
やはりPTAの仕事で家をあけることを嫌がる旦那さんはまだまだ多いですからね。
専業主婦がPTA本部役員を断る理由は何がある?
専業主婦がPTA本部役員をお願いされた場合、断ることができる理由はいくつかあります。
在学中は必ず1回はPTAをやらないといけない
役員をやれば2年免除
など、各学校のPTAで様々な取り決めがあるところが多いですね。
「やりたくない」という自分本位の理由では、その後の保護者間の関係性にまで支障が及んでしまいます。
波風を立てずに断るには、きちんとした理由がないといけません。
今回は、「役員経験がある」「下の子が小さい」などを含む6つの理由をご紹介していきますね。
役員経験がある
PTA本部役員は大変な仕事なので、できるだけ同じ人が続けてやることがないように配慮している学校が多いです。
ただ、1度役員経験がある人はかなり高い確率でまた依頼があります。
そういう場合は・・・
「昨年もさせていただいていますので、今回は他の方にお声掛けお願いします。」
というふうにお断りするのがいいですね。
役員経験があることを伝えれば、それ以上しつこくお願いしてくることはあまりないと思います。
下の子が小さい
弟や妹がいてまだ未就園児の場合、下の子が小さいという理由で断ることができます。
この理由でお断りする方は多いですよ。
PTAをされているママさんたちは、同じように妊娠出産を経験し、小さな子の子育てが大変ということも分かっています。
この理由は、子育て経験がある人だからこそ理解してもらいやすいですよ。
体が弱い
もしあなた自身やお子さんが体が弱く持病などを抱えている場合、それは専業主婦がPTAの本部役員の依頼を断る正当な理由となります。
体が弱く定期的に通院していたり、医者から様々なことを制限されている方もいるはずです。
何の病気なのか、どこが悪いのかということを細かく説明する必要はありません。
「体が弱く定期的に通院したりもしているので・・・」
という程度の説明で、理解してくれるはずです。
家族の介護をしている
専業主婦がPTAの本部役員の依頼の断るときの理由として
「家族の介護をしている」
というのも理解を得やすい理由ですね。
親や義母や義父、兄弟姉妹の介護をしている人もいるかもしれません。
介護をしながらのPTAのお仕事はひじょうに難しいはずです。
この理由もスムーズに断る理由といえます。
転勤する可能性が高い
よく「転勤族」と呼ばれている人たちがいます。
そのことを理由にPTA本部役員を断るということは難しいです。
ただ、年度内に転勤する可能性が高いのであれば、十分な理由にすることができます。
万が一、年度内に転勤となると、PTAも年度の途中で役員が一人いなくなるということになってしまいますよね。
途中でいなくなると周りに迷惑をかけてしまうということを伝えましょう。
また、スポット的な仕事があればお手伝いできるということを伝えれば、本部役員を断るのもより簡単になるはずです。
転勤する可能性が高いと予想していても、異動がない場合もあります。
それはそれでよくあることなので、PTAを断っていたとしても気にすることはありませんよ。
自分が役員をやり遂げる自信がない
専業主婦が本部役員を断る理由として、一番言い方を注意しないといけないのが、
「自信がない」
です。
PTAの本部役員ともなると、先にも書いていますが大変な仕事で、誰にでもできるというものではありません。
引き受けたはいいがいざ始めてみると上手くできなくて、自信をなくして途中で辞めるとなると、それこそ周囲に迷惑がかかります。
「私にはそんな実力はありませんし、最後までやり遂げる自信がありません。
本部役員はできませんが、他のサポート的なことであればお手伝いさせていただきたいと思っています。」
というふうに、自分のできる範囲で手伝いたいという意思表示をすることが大切です。
専業主婦がPTA本部役員の断り方でやってはいけない事は?
専業主婦がPTA本部役員の断り方で、やってはいけない事があります。
断るのはいいのですが、「人としてそのやり方はちょっと・・・」ということもありますよね。
- 強い口調で断る
- 嘘をつく
- 金銭で解決しようとする
- PTAに協力するという姿勢がない
といったことは、全てやってはいけない事です。
一つずつ詳しくご紹介しますね。
口調を強めて断る
PTA本部の役員の依頼をしてくるとき、ほとんどの方はとても丁寧に話してきます。
とにかくやりたくないからと、
「私、時間がないんですよ!」
「専業主婦だからって暇だと思わないで!」
「そんな大変な仕事、私にはできません!」
というふうに、口調を強めて断るのはNGです。
いろんな理由があるかもしれませんが、ごくごく普通にお話している人に対して、喧嘩腰に返すのは良くありません。
専業主婦がPTA本部役員を断る時は、穏やかにやんわりと断るのがベストです。
嘘をついて断る
PTAの本部役員を断る際に、嘘をついて断るのは絶対にダメです。
誰が聞いてもわかるような嘘をつく方もいるようですが、嘘はたいていばれます。
バレてしまうと「嘘をついて断った保護者」というふうにみられることになります。
親だけならいいのですが、子供に何かしらの影響がないとも言えません。
ですからどんな小さな嘘だったとしても、嘘をついて断るということはしないでくださいね。
お金で解決しようとする
PTA本部役員を断るのに、お金で解決しようとするのもNGです。
私はまだここまで非常識な方は見たことがありません。
ですが世の中にはいろんな人がいます。
断る理由がないからお金を払って断ろうとする方がいてもおかしくありませんよね。
ですがそれは違います。
お金で解決させるようなことではありませんし、PTAに対して失礼です。
こういう断り方はしないようにしましょう。
PTAに協力しようという姿勢がない
専業主婦がPTAの本部役員を断る時、全く協力しようという姿勢を見せないのも良くありません。
「私はPTAの仕事はやらないと決めてます!」
「時間がないのでできません!」
「下の子が小さいからできません!!」
というふうに「できない」と言い切ってしまうと、相手には「PTAに協力しようという気がまったくない」ととられてしまいます。
非常に印象も悪くなるので、こういう断り方はおすすめできません。
「役員はできませんが、係りなら協力させていただきます」
という感じで、相手に悪い印象を与えないよう、協力する気持ちがあることは伝えておくのがベストですよ。
専業主婦がPTA本部役員を断ると子供に影響はある?
専業主婦がPTA本部役員を断ると、子供に何かしらの影響があるのではないかと不安になる方もいるはずです。
子供に影響があるかどうかは、きちんと他の保護者が納得できる理由で断ったかどうかが重要になってきます。
先にご紹介した、専業主婦がPTA本部役員を断る理由に挙げたことなら、多くの保護者が納得してくれるはずです。
「やりたくない」というのを前面に押し出して断った場合、保護者の間でそのウワサはあっという間に広がってしまいます。
ウワサには尾ひれがつきものです。
そういう話をお家で親がしているのを聞いた子供が、学校に行って
「〇〇さんのママって、めっちゃわがままらしいよ」
というふうに子供の間でいろんな噂が飛び交うようになります。
そういうことがいじめにつながってしまうこともあるのです。
PTAを断るときは、理由と話し方に十分注意することで子供への影響を防ぐことができますよ。
相手に不快な思いをさせないよう、誰が聞いても納得できるような理由で丁寧に断るようにすることをおすすめします。
【専業主婦】PTA本部役員の断り方は?文例5選と上手に断る理由のまとめ
専業主婦がPTA本部役員を断る際の断り方を、文例を交えてご紹介しました。
断り方で大切なことは、ちゃんとした正当な理由があることと伝え方です。
できないことをきちんと謝罪し、理由を説明し、最後に
「機会があればお手伝いしたい」
「できることがあればお手伝いさせていただきます」
というふうにPTA協力的な姿勢を見せることも大切ですよ。
専業主婦がPTA本部役員を断る理由は、
- 役員経験がある
- 下の子が小さい
- 体が弱い
- 介護をしている
- 転勤する可能性が高い
- 自分が役員をやり遂げる自信がない
というものがあります。
「自信がない」ということを理由に断るときは、自分ができる範囲で協力はしたいと思っているということを伝えると印象も悪くなりません。
断り方で
- 強い口調で断る
- 嘘をつく
- お金で解決しようとする
- PTAに協力しようという姿勢がない
ということはNGです!
断り方を間違えると、子供に影響が及ぶ可能性があります。
今回ご紹介した理由や文例を参考にしていただいて、お互い気持ちの良い断り方をするよう心がけてくださいね。
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