塾に通っているが塾を辞めたい。
塾を辞める時どのような理由で辞めることを伝えたらいいの?
電話でなんと言って伝えたら良いの?
引き留められたらなんと答えたら良いの?
などと辞めることを伝えるのに悩んでいる方もいると思います。
ここでは塾を辞める理由や例文20例、電話での言い方や引き留められた時の対処法について詳しく見ていきます。
塾を辞める理由はどんなものがある?
塾を辞めるにもどのような理由で辞めることを伝えたら良いのかわからない、そんな方は以下の理由を参考にしてみてください。
成績が上がらなかった
塾に通っているがなかなか成績が上がらず、この先も成績が上がるのか分からない。
もう塾に通っていてもあまり意味がない気がするし、お金ももったいないから辞めたい。
成績が上がらないのに塾に行っていても無駄だなと感じてしまうのも仕方ありませんよね。
塾の雰囲気に合わなかった
塾にもさまざまな学習スタイルがあり、塾を運営する運営者によって方針が異なるためその学習方針が子供に合わない可能性もあります。
また教室や先生、他の生徒の雰囲気もあるので子供に合わないから塾に子供を通わせ続けるのも心苦しいですよね。
部活との両立が難しくなった
中学生からは部活も始まり、なかなか学習との両立が難しいところ。
本当は部活と勉強の両立が出来ることが理想ですが、受験までは部活動に専念したいなんて子供さんもいると思います。
他の習い事が忙しくなった
習い事を複数していて、他の習い事が忙しく塾に行くのが難しくなってしまうこともあります。
他の習い事よりも塾の優先順位が低い場合は塾を辞めるのも選択肢になりますよね。
金銭的な理由で自宅学習にすることにした
塾に行くのにも月謝がかかりますよね。
金銭的な理由で自宅学習をすることにしたというのも塾を辞める時の理由の一つになります。
受験が終わったため
受験が終わり、もう塾に行く必要がなくなったから塾を辞めたいというのも理由の一つになります。
本人に継続の意思がない
塾に通っているがなかなか成績も上がらないし、なんと言っても本人にやる気が見られない、継続の意思が見られないこともあります。
成績が上がらない、やる気もない、塾に通わせるのもタダではありませんので、意義を感じられなくなってしまえば辞めることを選びますよね。
送迎が難しくなった
塾に通っていて毎回送り迎えをしないといけないこともあります。
この送り迎えもなかなか大変ですよね。
親が忙しくなればこの送り迎えができなくなることもあります。
このように塾への送迎が難しくなったためというのも塾を辞める理由の一つとなります。
感染対策のためオンラインの塾に切り替えたい
ここ数年、コロナ禍でなかなか塾へ子供を行かせるのも不安と感じる方も多いはずです。
なるべく感染症を予防したいから感染症対策のためオンラインの塾に切り替えたいという理由もあります。
今は感染症対策を考慮したオンライン学習が普及していますからね。
体調の問題
塾は学校終わりに行くと思います。
その分家に帰るのが遅くなり、生活リズムが崩れて体調不良につながることもあるかもしれません。
その他にも体調の問題があるならばそれは塾を辞める理由の一つになるでしょう。
先生とのトラブル
塾に通ううちに先生とのトラブルがあり、塾を辞めたいと思っている方もいるでしょう。
どうしても人間同士なので合う合わないの問題は出てくることもあります。
塾を辞める理由の例文
塾を辞める理由がわかったら、実際にこのまま使える例文を紹介します。
ご自身の状況と合わせて、使いやすいものを当てはめて、ご利用いただければと思います。
理由:学習法を変えたい
先生方には、今まで子どもに寄り添い熱心に指導頂き本当に感謝しております。
私としてはこれからもこちらでお世話になりたいと思っておりますが、本人が、今までとは違う学習方法にチャレンジしてみたいと言い始め、親として子どもの意思を尊重するべきと考えて、辞めさせていただくことになりました。
もし、子どもの考えが変わり再びこちらでお世話になりたいと言い出しましたら、その時はどうかよろしくお願いいたします。
子供と話し合って、このタイミングで一度勉強の方法を変えてみようと言うことになったので、この度、塾を辞めようと思います。
いつもお世話になっております。
我が子の通塾についてなのですが、辞めることを考えております。
理由としては、こちらに通わせていただき、家でも勉強する習慣が身につきましたので、これからは自分の力で頑張らせたいなと、夫婦で話し合って決めました。
理由:他の習い事で忙しくなる
いつもお世話になり、ありがとうございます。
他の習い事で忙しくなってしまうので今月いっぱいでやめようと思ってます。
いつもお世話になっております。
成績もあがり、本人も自信がついてきたようです。
今後なんですが、他の習い事との関係で継続が困難となってしまいました。
大変残念ですが、辞めさせていただきます。
地域の少年野球チームに入ったところ練習時間と塾の時間が重なってしまうため、残念ですが塾は止めることになりました。
お世話になりました。
理由:家庭の事情
この度、家庭の都合で塾を辞めさせてもらうことになりました。
先生方のお陰で、成績だけでなく勉強する習慣も身につきました。
有難うございました。
理由:感染対策
コロナで大人数の屋内での勉強に不安がありまして、通所が難しく、家庭での勉強に力を入れたいため退会させていただきたいです。
理由:通塾の時間帯が合わない
部活もやっていて時間が合わなくなってしまいました。
集中させるために近場の塾にします。
理由:部活に専念するため
学校の部活が忙しくなってきて、通塾や課題が負担になってしまうため退塾したいと思います。
ここで一旦区切りをつけて部活に専念させたいと考えています。
理由:目標を達成できた
目標にしていました一定の成績を維持できるようになりました為、急で申し訳ありませんが退会させて頂けますようお願いします。
理由:引っ越しのため
今回、夫の仕事の都合で引っ越すことになりまして、続けるのが難しくなってしまったため、やめさせてください。
先生方には大変お世話になりましたのに、申し訳ございません。
今までありがとうございました。
理由:他の兄弟との兼ね合いで送迎が難しい
今後、送迎の距離的な問題で、こちらまで通うのが難しくなりそうなので、キリが良いところで受講を終わりにしたいです。
塾を辞めるのが気まずい!本当の理由を聞かれたときの例文
塾を辞めるのって、なんだか気まずい感じがしますよね。
勉強を辞めるみたいで後ろめたいような…中には本当の理由は?と根掘り葉掘り聞いてくる先生もいます。
これは別に嫌がらせなわけではなく、改善策が提示できないか?歩み寄りの姿勢を見せてくれている可能性もあります。
カンペがあれば、気まずくなっても緊張せずに話せるのではないかと思いますので、こちらの例文もご紹介しますね。
理由:成績が思うように伸びていない
実は、他の塾や通信教育に変更しようと考えています。
今までこの塾に通わせていただいたのですが、親が思っているほど成績に変化がなく、子供のモチベーションもあまり変わらないです。
親に言われて仕方なく通っている感じで。
それであれば本人のモチベーションが上がるやり方があるかもしれないし、モチベーションがあがらないなら、もう少し月謝の安いところにしようと思いまして…
実は、今回こちらを辞めさせていただくきっかけとなったのは夫からの提案であります。
今まで、子どもの教育については私に任せてくれていたのですが、最近子どもを含めて3人でこれからの進路の話し合いをした時に、この成績のままでは希望する進路にすすむことは難しい、今の塾は一旦辞めた方がよいのでは、ということになりました。
理由:勉強が嫌いになってしまったので少し休ませたい
勉強が嫌いになってやる気にならないので、自分でやると言っているので、とりあえず家で自分でやらせてみようと思います。
でも、家ではやらないかもです。
少し落ち着いてから、また、子供と考えてどこか探すかもしれません。
何を言ってもやらないものはやらないので、少し休憩してやる気になるのをまってみようとおもいます。
理由:違う塾に通うことを検討している
実は、ここだけではなく、他の塾で総合的な勉強をしたいと思っています。
そちらは家からも近くて、今の私達のライフスタイルに合っているので、子供も楽ですし私達も生活が楽になるので、そうさせていただきました。
もちろん、辞める塾への気配りも忘れずに、この塾は本当に良かった。
この塾があってこそステップアップできると伝えます。
本当の理由は、なかなか成績が伸び悩んでいて、全く違うスタイルのマンツーマンの塾にしたいと考えています。
うちの子は集中に欠けるので、学校のような集団学習は向いていないかもと思いまして、マンツーマンの塾を検討しています。
実は、本人に集団での授業が合わなかったため、やめさせていただきたいと思ったのです。
親としては、集団の中で競争意識も育てばと思いまして、こちらの塾で指導をお願いしたのですが、本人のマイペースな性格には集団塾という形が合わなかったようです。
きちんと本人の特性を理解した上で、お願いすればよかったのですが、親の気持ちばかり先行してしまい、このような形になりまして申し訳ございません。
今まで先生方にはご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。
また、さまざまな工夫をしていただきまして、ありがとうございました。
全く違うスタイルにすることを言えば相手も傷つかず角も立たないと思います。
実は、お友達が通っている別の塾の方へ見学に行く機会がありまして、そちらの塾の方が子供のレベルに合っているように感じました。
塾費用も安価となる為、今後も塾へ通う事を念頭に考えると、子供が馴染みやすい環境と支払いの継続が困難ではない塾への転入をしようと思いました。
今回こちらの塾は辞めさせて頂こうと思いました。
申し訳ありません。
なかなか、成績が上がらないので他の塾に移ろうと思ってます。
先生には本当に良くしていただいて、感謝しているのですが、先日個人指導の塾に見学に行って体験もしてきました。
本人にも合っていると感じたようで料金も比較するとあまり変わりないので親としても塾をかえてみたらどうかなと思いました。
急なお話で大変申し訳ありません。
理由:部活と塾の両立が難しい
実は、今年から顧問も変わってかなり本格的な活動になってきて、休日も練習試合が増えるなど、これまで3年生が中心でやっていたとはいえ少しずつ負担が増えてきていました。
先日3年生の引退試合が終わって、うちの子達が中心メンバーになりました。
自主的に集まって朝早くから活動することも増えて、家でも必死に塾の課題をがんばっていましたが、このままでは中途半端になってしまうので、習い事の類いを一旦全てリセットしたいと本人から話がありました。
ずっと色々がんばっているのを見ていたので、ここは本人の意思を尊重したいと思います。
理由:通うのが難しくなった
実は、引っ越しをする予定がありまして、学校のスケジュールとの兼ね合いもあり、こちらの場所まで通うことが難しくなりそうなのです。
親は全力でサポートする気持ちはあるのですが、距離的な問題で、学校の勉強と両立するのは非常に難しく感じております。
子供が負担になってしまうかと思うので、こちらの都合ばかりで申し訳ありませんが、現在受講しているカリキュラムのキリが良いところで、終了とさせて頂けたら幸いです。
理由:他にやりたいことがある
実は塾の他にやりたいことが見つかったようなんです。
どちらにお金と時間をかけていくのか家族で話し合った結果、塾を辞めさせてもらうことになりました。
決して塾に不満があったわけではありません。
またもし本人の意志が変わることがあったり、学校の勉強にどうしてもついていけない状況になったりした場合はまたお世話になるかもしれません。
そのときはどうぞよろしくお願い致します。
実は、小さい時から芸能界への憧れがありまして、先日、町でスカウトをされました。
スカウトをされたことで、その夢が再燃したようで、本人と話し合った結果、そちらの方に力を入れることになりました。
学業と両立することが一番いいのですが、どちらも中途半端になってしまうのも・・・と思い、一旦学業の方は学校と自主学習で頑張ってもらうことにしました。
理由:お友達とのトラブル
実は、塾に苦手なお友達がいて、何かと馬鹿にされたり、いじられたりするのが耐えられないのだそうです。
うちの子の成績が少しでも良くなると、高圧的な態度で接してくることもあるのだそうです。
その子とはもう会いたくないということです。
周りのことに神経を使わずに、勉強に集中したいので、塾を止めることにしました。
今までありがとうございました。
理由:金銭的な理由
実は、コロナで両親が失業し、経済的に通うことが困難になってしまいました。
経済的に安定するまでは、学校で先生のサポートで勉強を頑張りたいと思います。
先生に教えていただいて、とても分かりやすかった、勉強のモチベーションが高まったと申しております。
せっかくよい先生に出会えて、本人のやる気も出てきたときに、親としては心苦しいのですが…。
特待生制度や奨学金制度のある塾も探し、挑戦してみると本人も申しておりますので、なんとかできる方法で勉強の習慣を絶やさないようにしていきたいと思います。
実を申しますと、子どもたちが大きくなってきたことに伴い、塾以外でも様々な面でお金がかかるようになってきて、家計が苦しくなってきてしまいました。
家庭で学習する習慣が身に付いてきたとはいえ通わせていただいている方が安心感はあるのですが、どうしても他を切り詰められないために夫婦と本人と話し合って決めた次第です。
塾を辞める時の電話での言い方・基本の例文
以上で塾を辞める時の理由を見てきました。
次に塾を辞める時の電話での言い方について例文を交えながらみていきましょう。
〇〇の母(保護者)です。
いつもお世話になっております。
〇〇〇〇(家庭の事情などの理由)で〇月末で教室を辞めさせていただきたく連絡致しました。
先生方には感謝しております。
今までありがとうございました。
このように感謝の言葉と塾を辞める理由を伝えてみましょう。
塾を辞めると伝えて引き留められた時の対処法
塾を辞めると伝えて引き留められることも。
そんな時は、「本人ともよく相談して決定したことですので申し訳ありませんが」と、ひと言伝えれば塾の先生も納得してくれるかと思います。
それでも引き留められた場合は、本当の理由を話し、他に行く塾が決まっているので(成績が上がらない場合など)などと伝えるのも一つの手段かと思います。
塾を辞める理由は?電話での言い方や引き留められた時の対処法のまとめ
ここまでで塾を辞める理由は?電話での言い方や引き留められた時の対処法についてみてきました。
【塾を辞める理由】
- 成績が上がらない
- 塾の雰囲気が合わない
- 部活との両立ができない
- 他の習い事が忙しい
- 金銭的な理由
- 受験が終わったため
- 本人に継続の意思がない
- 送迎が難しくなった
- 感染対策のためオンラインの塾に切り替えたい
- 体調の問題
- 先生とのトラブル
塾を辞めたいと伝えた際に引き留められた時は、きっちりと話し合った結果なのでと伝える。
それでもまだ引き留められるようであれば、他の塾に行くことを伝えても可能。
さまざまな理由があると思いますが、円満に塾を辞めることができるように参考にしてみてくださいね♪