幼稚園へ通うと何かとトラブルがありますよね。
例えば
「幼稚園に行きたくないと言い出した」
「お友達と喧嘩をした」
「お友達に叩かれた」
など、子ども同士のこととはいえ保護者としては心配なものです。
幼稚園での出来事は、保護者はなかなか介入しにくいです。
今回は幼稚園の連絡帳で先生への相談がある場合の書き方の注意点やお友達トラブルやお願いがある場合の書き方をまとめました。
幼稚園の連絡帳に先生への相談やお願いを書いてもいい?注意点は?
相談やお願いについて先生に伝えたいけどどのように書いたらいいのか、忙しい先生にお願いごとはしてもいいのか分かりませんよね。
実は、相談やお願いは連絡帳に書いてもOKです。
幼稚園での様子と家での様子は子どもによって違うこともあります。
先生が気づいていない場合もあるので、どうしても相談したほうがいいことは積極的に書きましょう。
しかし、先生方は忙しいので連絡帳を見る時間はかなり短いです。
返事は、あまり期待をしないほうがいいです。
先生の中には、ハンコだけで見ましたよという意思表示をされる方もいらっしゃいます。
相談やお願いを書くときの注意点は、3つあります。
相談やお願いは連絡帳の初めに伝える
見る時間は少ないため、長文で書かずに端的に書きましょう。
相談の内容は詳しく書かない
文章だとちゃんと伝わらず、誤解を招く可能性もあります。
連絡帳は子どもが持っているため、いつ誰が見るか分かりません。
特定の子の名前は書かないようにしましょう。
相談したい日時を連絡帳で提案して個別にしっかり相談する
個別相談希望ですや電話相談希望ですとしっかり決めておきましょう。
メモ
・相談やお願いは連絡帳に書いてもOK
書くときの注意点のポイント
・相談やお願いは連絡帳の初めに伝える
・相談の内容は詳しく書かない
・相談は、相談したい日時を連絡帳で提案して個別にしっかり相談する
お友達トラブルで先生に相談したい!連絡帳の書き方の例文
慣れない幼稚園生活で相談したいけどどのように書けばいいのか分からない人いると思います。
お友達トラブルでの相談の書き方例文を場合別にまとめました。
電話相談の場合
いつもお世話になっております。
ここ最近、ある特定のお友達から酷いことを言われ傷ついているようです。
幼稚園に行きたくないと言い出しております。
個別に先生にご相談させて欲しいです。
〇月〇日の〇時頃に電話にて相談希望です、ご都合いかがでしょうか。
個別相談の場合
いつもお世話になっております。
今日、顔にひっかき傷がありました。
先週は、腕に噛まれた跡がありました。
個別に相談させてほしいです。
〇月〇日の〇時、〇月〇日〇時のどちらかで幼稚園に伺いたいと考えております。
ご都合はいかがでしょうか。
→個別相談の場合は、先生の都合がつかないことも多いため候補日があると良いでしょう。
個別に相談するまでもないが様子を見てほしい時
いつもお世話になっております。
〇〇ちゃんと喧嘩をしたようで、本人はとても謝りたいと言っています。
様子を見ていただけると助かります。
よろしくお願いします。
声掛けをお願いする場合
いつもお世話になっております。
最近、お友達に仲間外れにされているようです。
幼稚園ではどのような様子でしょうか。
もし、仲間はずれにされているようなことがあればお友達に声掛けをしていただけますでしょうか。
よろしくお願いします。
書き方のポイント
あいさつ→相談→提案の形で書くととても伝わりやすい
叩かれたなどお友達トラブルがある場合の書くときのポイント
子どもが幼稚園から帰ってきて「今日、○○くんに叩かれたんだ」と言ってきたらどうしますか?
まずは、連絡帳に書く前にちゃんと子どもの話しを聞いてあげましょう。
子どもは叩かれても痛いとは言いますが、やめてなどと反発はあまりしません。
小さい子ほどやめてほしい時の対処法が分からないからなんです。
ですから、保護者も子どもにやめてほしいときはしっかり「やめて」とお友達に伝えるようにと言い聞かせることも大切です。
しかし、大人しい性格の子だとなかなか自分で言えない子もいますよね。
その時は、先生に叩かれたこととやめてほしいと思っていることも言いうように子どもにしっかりと伝えましょう。
叩かれたことを連絡帳に書くときのポイントは、2つあります。
・特定のお友達の名前を出さない
・子ども同士のことなので先生には、まずは様子を見てもらえるようにお願いする
お友達の中には、上手く自分の言葉に言えない子どももいます。
また、叩かれたと言ってももしかしたら自分の子どもが先に手を出している可能性もあります。
一方的に、相手の子どもが悪いとは言えない場合も多くあります。
連絡帳に書く際は、そのことをふまえながら書くと良いでしょう。
叩かれたことを連絡帳に書くときのポイント
・特定のお友達の名前を出さない
・子ども同士のことなので先生には、まずは様子を見てもらえるようにお願いする
子どもが怪我をしている場合はどう伝えるのがベスト?
ケガをしている場合は、ちゃんと先生に伝えましょう。
しかし、どのように伝えるか迷いますよね。
先生に伝える前に、子どものケガの状況を把握します。
1、いつケガをしたのか
2、どのようにしてケガをしたのか
3、ケガをしてからの子どもの様子
状況を判断するために、子どもからケガのことを聞きましょう。
ケガの原因が分かったところで、幼稚園に再発防止のお願いをしましょう。
例文としては、
お世話になっております。
昨日、幼稚園から帰ってきたら足に擦り傷ができていました。
子どもに聞いたら、外遊びをしているときに後ろからお友達に押されて転んだと言っております。
子どものじゃれた遊びだったのかもしれません。
特に、骨折などはしていないようですが幼稚園での外遊びもう少し注意して見ていただけると助かります。
といったように、ケガの状況を端的に伝えて再発防止のお願いをすると伝わりますよ。
保育士もこのように伝えてくれるおかげで注意しなければと意識してみてくれるようになり、その後の様子も伝えてくれる場合もあります。
ケガをしている場合の伝え方のポイント
ケガの状況を端的に伝えて再発防止を幼稚園にお願いする
幼稚園の連絡帳に相談を書く際の注意点は?お友達トラブルやお願いがある場合の書き方のまとめ
相談やトラブル連絡帳に書くときの注意点をまとめました。
◎書くときの注意点のポイント
・相談やお願いは連絡帳の初めに伝える
・相談の内容は詳しく書かない
・相談は、相談したい日時を連絡帳で提案して個別にしっかり相談する
◎叩かれたことを連絡帳に書くときのポイント
・特定のお友達の名前を出さない
・子ども同士のことなので先生には、まずは様子を見てもらえるようにお願いする
◎ケガをしている場合の伝え方のポイント
子どものケガの状況を把握します。
1、いつケガをしたのか
2、どのようにしてケガをしたのか
3、ケガをしてからの子どもの様子
ケガの状況を端的に伝えて再発防止のお願いをする
幼稚園でのお友達トラブルは誰にでもあります。
伝え方のポイントを参考にトラブルの時は、保育士にお願いや相談をしっかり伝えて子どもの成長を見守っていきましょう。