夏休みや冬休みなど、子どもたちの長期のお休み。
親子で楽しく遊んだり、ときにイライラして親子げんかになったりしながら、親と子の大切な時間を過ごしてたのではないでしょうか?
そんな夏休みや冬休みに幼稚園から渡されるのが、日々の生活を記入する生活表ですよね。
園によって形式は様々ですが、シールを貼ったりご褒美があったりと、子どもたちも楽しみながら記入できる優れモノです。
その生活表の最後に必ずあるのが、親からのコメント欄。
コメントと言われても、ざっくりしすぎていて困りますよね。
誰に宛てて書くのか、どんなことを書いてほしいのかなど、夏休みや冬休みの終わりに頭を悩ませているママやパパも多いのではないでしょうか。
ここでは、誰に宛ててどんなことを書いたらいいのかを、例文を交えてご説明いたします。
夏休み・冬休み最後のお悩みの保護者から一言例文をどうぞ参考にして下さいね。
幼稚園の夏休みや冬休みの生活表のコメントは先生宛?子供宛?
「親からの一言」や「親からのコメント」と書いてあっても、具体的な指示がないので誰に宛てて書くのか悩みますよね。
提出するものであれば、先生宛のコメントでいいでしょう。
夏休みや冬休みの間、子どもたちがどんな体験をし、どんな成長を遂げたのかを先生方はわかりません。
ですので、ここには長期休業中に起きた出来事や、親から見て成長したと感じたことを先生に宛てて書けばOKです。
2学期が始まった直後は不安定になる子や、休みの雰囲気を引きずってしまう子も多いです。
生活表のコメントを元に、2学期が始まったあとの保育をどうしていくかを考えるヒントになります。
先生に向けて、長期休暇中に起きた出来事をありのままに書いて下さいね。
夏休みの生活表・保護者からの一言例文や感想コメント7選!
夏休みはとにかく期間が長いので、家庭によってはいろんな思い出が出来る時間です。
幼稚園生ですと夏の定番イベントも初めての体験になることも多く、それをきっかけとした成長を見ることが出来るでしょう。
体験した出来事を中心に、成長をしたことや発見したことをコメントに書けば、先生方にも子供の成長が伝えられます。
また、両親ともに働いていると、どこかに行くというのはけっこう難しいですよね。
けれど、子どもは1か月あれば大きく成長しています。
夏休みの最初と最後では、ちょっと変わった部分もあるでしょう。
お手伝いをしたり、兄弟と仲良く遊ぶ方法を見つける子もいるかもしれません。
そんな些細な成長をコメントとして書いて伝えるといいですよ。
今年の夏休みは家族でキャンプに行きました。
キャンプでは、パパと一緒に魚釣りに挑戦したり、ご飯を炊いてみたり…。
初めての体験を沢山しました。
自分が作ったご飯はとても美味しかったと、嬉しそうに語っていました。
普段は出来ない体験が○○を大きく成長させたと思います。
2学期もよろしくお願いします。
○○は、人生初めての海水浴に行きました。
海の水がしょっぱいことにとても驚いたようで、何度も私や夫に話をしてくれました。
百聞は一見に如かずですね。
○○がこの体験を通じて、また一つ成長したと思うと嬉しいです。
また2学期もよろしくお願いします。
今年は初めて、花火大会へ行きました。
花火大会が始まってすぐでは、大きな花火の音に驚いたようです。
あまりに「怖い」と言うので途中で帰ることも考えたのですが、そのうちに音にも慣れて花火を楽しそうに見ていました。
素敵な思い出になったと思います。
おばあちゃんの家に一人で泊まりました。
親元を離れてのお泊りは初めての体験ですので、親としても送り出すには大きな不安がありました。
けれど、おばあちゃんの話によると、泣いたりせずに一晩を過ごせたそうです。
親元を離れて過ごした経験で、○○は大きく成長したと思います。
2学期もよろしくお願いします。
夏休みの間に出来ることを一つ増やしてみようと決めました。
苦手なプールや縄跳びなど、いろいろチャレンジしましたがうまくいきませんでした。
けれど、一つだけ出来るようになったことがあります。
それは苦手なニンジンが食べられるようになったことです。
これから給食でニンジンが出ても大丈夫だからと、2学期が来るのを楽しみにしていました。
2学期はイベントも多く大変ですが、またよろしくお願いします。
毎日ひとつお手伝いをすることを約束しました。
そのお手伝いは、花の水やりです。
本音を言えば最後まで続かないと思っていましたけれど、○○は毎日頑張って水やりをしてくれました。
ひまわりや朝顔の花が咲いたときは、すごく喜んで、咲いた花の絵をたくさん描いていましたよ。
こうして生き物を育てる優しい心を持ち続けてほしいと思います。
冬休みの生活表・親からの一言例文や感想コメント7選!
冬休みは期間が短く、大人は目の回る忙しさですよね。
だから子どもの成長を細かく見るのは大変です。
けれど、冬休みは年末年始の行事で、日本の文化を知る機会があります。
また、普段会わない親戚との付き合いの中で、子どもたちが得るものがあると思います。
そういった普段とは違う非日常は子どもたちを成長させてくれます。
子どもたちが体験した年末年始の行事を中心に、成長した部分やこれから成長してほしい事を書いていくといいでしょう。
一昨年の年末は遊んでと言って来るばかりの○○でしたが、今年の年末は大掃除を手伝ってくれました。
目につかないところが汚れていると気が付いて、一生懸命に雑巾で拭いてくれました。
大掃除を通じて感じた物を大切にする気持ちを、これからも大切にして欲しいです。
今年こそは年が変わる瞬間まで起きてる!と意気込んでいましたが、結局いつもの時間に寝てしまいました。それが悔しかったようです。
新年早々泣いたりもしましたが、小学生になったら起きててみせる!と気持ちを切り替える姿は、いくらか頼もしくもありました。
幼稚園で過ごす時間も残り少なくなりましたが、最後までよろしくお願いします。
年明けに初詣に行きました。
去年までは、初詣についてよくわからなかった○○ですが、今年は神社に着くと「今から神様にお願いするんだよね」と言っていました。
わかることが増えているんだと、成長を感じて嬉しかったです。
神様には「たくさんお友達と遊べますように」とお祈りしたと言っていました。
お友達と楽しく3学期も過ごせるよう、親の私も願っております。
よろしくお願いします。
年末年始は県外の祖父母のところへ行きました。そこでは普段会わない親戚の小学生がいて、いっぱい遊んでもらいました。
普段よりもダイナミックな遊びを覚えて、今までよりアクティブになれたのは大きな成長だったと思います。
そのダイナミックさを幼稚園で発揮しすぎないか、少し心配ですが…。
3学期も元気いっぱいな○○をよろしくお願いします。
祖父母のところでお年玉を貰いました。
まだお金の価値はわからないようでしたが、これは大切なお金だから大事に使おうということを話しました。
まだ小さいのでよくわかっていないとは思いますが、お金のようになくしてはいけない大切なものがあることを、お年玉をきっかけになんとなく理解してくれたら、と思います。
お正月におせち料理を用意しました。
○○は「すごく綺麗なご飯だね」と喜んでいました。
大人向けのメニューが多いので、そこまでパクパク食べたわけではありませんが、栗きんとんは殆ど一人で食べてしまいました。
こうして日本の伝統文化を知り、大人になっても大切にしてもらえたらいいなと思います。
お正月なので、今年は初めて凧を作って飛ばしました。
お正月なので、今年は初めて凧を作って飛ばしました。
最初はうまく上がらず泣きベソをかいていましたが、風が吹いてきたこともあり高くまで上がると、遊びに夢中になっていました。
ゲームもいいですが、昔からの遊びに触れることで身体を動かす遊びの楽しさにも気が付き、いい体験になったと思います。
幼稚園の夏休みの保護者から一言例文・冬休みの親からの感想コメントのまとめ
生活表のコメントは、スペースも限られているので長くなくて構いません。
だからこそ、簡潔に書くことが求められます。
ですのであまり難しく考えず、簡単な思い出と感じたことを書いて提出して下さい。
また、休み中の子どもの姿をありのままに書けば、それは先生方が新学期の保育をしていくために必要な情報になります。