転勤族となると、ついていく妻や家族は大変です。
とくに転勤族の妻は引っ越し先で新たな人間関係を作っても、すぐにまた転勤で引っ越さなくてはいけなくなる・・・
友達もできなくて仕事もできなくて孤独を感じている方もいますよね。
「どうしてこの生き方を選んだんだろう・・・」
「どうすれば前向きになれるんだろう・・・」
「旦那に単身赴任してもらう方がいいのかな・・・」
自分の生き方までも後悔してしまうこともあるのは仕方がないことです。
今回は転勤族の妻の方の為に、自分の生き方を公開する理由やネガティブにならないための生き方をご紹介していきます。
単身赴任のメリットやデメリットもご紹介しますので、今後も家族帯同するのか単身赴任してもらうのか迷ったときに参考にしてください。
最後まで読んでいただければ、少しは気持ちが楽になっていただけると思いますよ!
転勤族の妻になって自分の生き方を後悔する理由
転勤族の妻になって孤独を感じ、生き方まで後悔する方がいます。
結婚前から転勤族になることが分かっていた方でも、実際に生活が始まり転勤帯同を繰り返しているうちに生き方を後悔してしまうことも・・・
自分の生き方までも後悔してしまう理由として、
「知らない土地で暮らすことへの不安」
「すぐ近くに地元の友達がいないことで寂しさを感じる」
など人によっていろんな理由があるのです。
今回は、生き方を後悔する理由を8つご紹介します。
当てはまるものがいくつかあるかもしれないので、チェックしてみてください。
では、一つずつ見ていきましょう。
知らない土地で暮らすことの不安
転勤族の妻は、旦那が転勤するたびに新たな土地での生活を始めなければいけなくなります。
転勤族の妻でなくても、お引っ越しで知らない土地に行く人なら誰でもそこでの生活に不安な気持ちになるものです。
この不安がある程度の周期でやってくるなんて、かなり精神的に苦しくなり、生き方までも後悔してしまいます。
知らない土地に行くことを楽しめる人ならいいのですが、そうでない人もたくさんいますよね。
性格にもよると思いますが知らない土地を点々とする生活は、生き方までも後悔させてしまうくらいのことなのです。
新しいコミュニティを探すまでの孤独感
転勤族の妻は、転勤先の新しい土地で新しいコミュニティを探そうとしますよね。
ですが、そこに至るまでに孤独感を感じてしまう方もいます。
それが転勤の度に繰り返されると、生き方を後悔してしまうことになってしまうのです。
子供がいると子供繋がりで新たなコミュニティに参加できることもありますが、子供がいないとなかなか難しいですよね。
転勤先の新たな土地ですぐに新しいコミュニティが見つけられることもありますが、毎回そう上手くはいかないものです。
話せる人も頼れる人もいないの・・・
孤独感を感じてしまうのも納得ですね。
地元の友達が近くにいないことで感じる寂しさ
転勤族の妻が自分の生き方を後悔してしまうのは、転勤が続き地元から離れ友達がいないことに寂しさを感じてしまうからです。
地元にいたときは、何かあれば何でも話したり寄り添ってくれる友達がいましたよね。
転勤族の妻になったとたん地元を離れることになり、そう簡単には友達と会えなくなってしまいます。
今は遠く離れていてもSNSを利用して繋がれる時代です。
それでもやはり会って話したりお酒を飲んだりしたいですよね。
地元の友達が集まっているのをSNSで知ったりすると、さらに寂しさは倍増してしまいます。
中には孤独を感じてしまう方もいるのではないでしょうか。
自分で選んだ生き方とはいえ、やはり後悔してしまう時もあるのです。
妻が仕事のキャリアを積み上げにくい
転勤族の妻は一つの土地にいつまで住んでいられるのかわからないので、なかなか希望する仕事をしにくい環境にあります。
「キャリアを積みたい」と思っても、なかなかそうもいかなくて自分の生き方を後悔してしまうのです。
この人と結婚しなければ・・・
転勤についてこなければ・・・
最初から単身赴任してもらえばよかった・・・
そんなふうに思ってしまうこともあるのではないですか?
コロナ禍もあって在宅での仕事も増えています。
在宅なら転勤族の妻がキャリアを積むことも可能です。
ですが、やりたい仕事が在宅でできないことも多いですよね。
結婚前からコツコツ積み上げてきたキャリアがある人だと、転勤族の妻になるという生き方はかなり辛いものなのかもしれないですね。
子供に転校・転園を繰り返させる罪悪感
自分の生き方を後悔してしまう理由として、「子供に転校や転園を繰り返させることでの罪悪感」ということが挙げられます。
家族帯同だと、子供も一緒に転勤先に引っ越しとなります。
転校や転園ばかりでなかなか親しいお友達を作る時間がないというお子さまもいますよね。
子供の健やかな成長を願う親としては、転校や転園を繰り返させることに対して罪悪感をもってしまうのです。
「なんで引っ越しばっかりなの!」
「もう転校するのいやだ!」
と子供から言われてしまうと、本当につらいですよね。
私の友人も転勤族の彼と結婚し、転勤族の妻となりました。
お子さんができてから、やはり転校や転園を何度も経験させてしまうことに対して罪悪感を抱いてしまっているようでした。
転勤族の妻となったことを、子供ができてから後悔するようになったそうです。
転勤族の妻は子供ができると、精神的にも気苦労が絶えないのかもしれないですね。
マイホームは欲しいがデメリットが多い
結婚するとマイホームを持つのが夢という方もいますよね。
転勤族の妻の皆さんも、マイホームへの夢や憧れを抱いているはずです。
ただ、転勤族がマイホームを持つとなると・・・
- 固定資産税がかかる
- 単身赴任になる可能性が高い
- 単身赴任になるとワンオペ育児になる
- 二重に生活費がかか
- 家のメンテナンス費用が必要になる
- 転勤帯同で使わない間管理してくれる人が必要
というデメリットがあります。
夢のマイホームを実現できたとしてもその先どうなるのかということを考えなくてはいけません。
結局購入に至ることなく家族帯同を繰り返していくうちに、自分の生き方を後悔してしまいます。
辞令の時期になるとソワソワしてしまう
転勤族の妻にとって、辞令の時期はソワソワして落ち着かなくなってしまいます。
企業によっても異なりますが、決算の時期や公務員なら4月に転勤の辞令が出ることが多いですね。
「またどこかに行かされるのかな・・・」
「今度はどこかな・・・」
というふうに、楽しみというより不安になるはずです。
そういうことを辞令の時期の度に繰り返すことになり、ふと
「こんな生き方選んでしまったのはどうしてなのか・・・」
と思ってしまうことがあります。
ある程度転勤の辞令がでる時期は決まっていますが、イレギュラーが発生することもしばしばあるはずです。
転勤族の妻は、どこに行っても落ち着かない日々なのかもしれませんね。
夫の会社に振り回されてうんざり
最後の生き方を後悔してしまう理由は、「夫の会社に振り回されてうんざり」するからです。
そもそも転勤は会社の都合であって、社員はまるでコマのように動かされている状態ですよね。
いくら旦那さんの能力を必要としているという転勤であったとしても、会社に振り回されている感じがしてきてしまうのです。
「もうしばらくは転勤ないと思うよ」
と会社側から言われていたはずなのに、またすぐに転勤の辞令がおりたというのは珍しくありません。
会社とはそういうものです。
これこそ本当に会社に振り回されている感じがしますよね。
転勤族の妻も辞令が出る度に引っ越し作業に追われ、新しい土地で生活していかなければならなくなります。
それが何度も続くとうんざりもしてしまうのも当然ですね。
孤独な転勤族妻がネガティブにならないための生き方は?
転勤族の妻となってしまい、孤独を感じてしまっている方はどんどんネガティブ思考になっていきます。
ネガティブになってしまうと、何事に対しても悪い方に取ってしまいますよね。
そういう状態は、自分自身にとっても家族にとっても良くありません。
ネガティブにならないための生き方ってどうすればいいの?
- 不安や孤独を一人で抱え込まない
- 家に引きこもらない
- 転妻にしかできない生き方を楽しむ
- 一人でも熱中できる趣味を見つける
- 働きやすい資格を取得する
という方法があります。
それぞれ詳しくご紹介していきますね。
不安で孤独な気持ちを一人で抱え込まない
転勤族の妻になり引っ越しで知らない土地に行くと、不安で孤独でたまらなくなることもあります。
ちょっとおしゃべりする相手もいなくて、旦那さんは仕事で忙しくて話す時間もない・・・
考えなくてもいいことを考えてしまう状態ですね。
そういう不安や孤独は一人で抱え込まないでください!
今はネットという便利なツールがあります。
不安や孤独な気持ちをブログで発散してみたりするのもいいですね。
同じように転勤族の妻のブログやインスタなどを探してみて交流を持つのもおすすめです。
家に引きこもらず外に出かけてみる
転勤族で新しい土地に行くと、土地勘もなく知人や友人もいないので、家に引きこもりがちになってしまいますよね。
お出かけは買い物ぐらいかな・・・
それではどんどんネガティブになっていってしまいます。
土地勘がなくても知人や友人がいなくても、とにかくお散歩がてら外に出かけてみましょう。
おひさまの光を浴びながら外の空気を吸うだけで、気持ちもリフレッシュできるはずです。
カフェで一人でお茶をしてみたりするのもいいですよ。
外に出かけるようにしているうちに、お住まいの地域の新たな発見があったり、知り合いが出来たりするかもしれませんよ。
転妻にしかできない生き方を楽しむ
ネガティブな生き方にならないために、転妻にしかできない生き方を楽しみましょう!
転妻にしかできない生き方とはどういうことなのか?
- いろいろな土地での生活を楽しむ
- 全国いろんな地域で友達を作る
- 地元の友達といい距離感で付き合う
- 引っ越しの度に断捨離をする
- 姑と程よい距離を保つ
ということです。
転妻のメリットといってもいいと思います。
自分たちでは選ばないような地域に住めたり、引っ越す先々で新しい出会いがあり、地元の友達や姑と程よい距離感で付き合うことができるんです。
転妻じゃない人にはできない生き方をすれば、毎日がきっと今よりもっと楽しくなるはずですよ。
自分一人でも熱中できる趣味を見つける
転勤族の妻がネガティブになったり孤独を感じたりしないよう、何か熱中できる趣味を見つけることをおすすめします。
熱中できる=楽しめる
ですよ!
家事や育児をしながら空いた時間に熱中できる趣味を見つけるのです。
ウォーキングやヨガ教室に通うのもいいですね。
今は自宅で受けられるヨガもあるので、育児をしながらならそちらがおすすめです。
簡単なお菓子作りや、細かな作業が苦手でないならアクセサリー作りも熱中できますよ。
手作りのアクセサリーをフリマで販売すると、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなりますね。
何か熱中できるものがみつかれば、不安や孤独も感じなくなりますし、ネガティブになることも失くなってきますよ。
引っ越し先でも働きやすい資格を取得する
転勤族の妻でも働きたい、仕事がしたいと思っている人は多いですよね。
ネガティブな生き方から脱却するために、引っ越し先でも働きやすい資格を取得するのがおすすめです。
引っ越し先でも働きやすい資格があれば、どこに行っても仕事が見つけやすく働きやすくなります。
おすすめの資格としては・・・
- 医療事務(医療事務技能審査試験・メディカルクラーク)
- ファイナンシャルプランナー
- 登録販売者
があります。
医療事務やファイナンシャルプランナーはご存じの方も多いですよね。
登録販売者というのは、2009年にできた資格です。
第2類と第3類の医薬品を販売できる資格になります。
スーパーやコンビニなどでも医薬品販売を行っているお店がありますよね。
そういうところでは登録販売者がいないといけないので、需要は高まっていておすすめですよ。
どの資格も比較的全国どこでも需要がある資格です。
学ぶことが嫌いでなければ、資格取得にチャレンジしてみてください!
単身赴任と家族帯同、結局どっちがいい?
転勤族の妻なら必ず一度は考えるのが
「単身赴任をしてもらうか、家族帯同するのか」
です。
単身赴任だと、夫不在の生活となります。
子供がいると、父親不在ということですね。
子供が小さいうちは家族帯同を選択する家庭が多いのではないでしょうか?
子供の成長とともに、転校ばかりさせるのは良くないと考え、単身赴任に切り替える家庭も少なくないはずです。
単身赴任と家族帯同、結局どちらがいいのでしょうか?
ここでは単身赴任のメリットやデメリット、単身赴任を決めるタイミングについてご紹介していきます。
単身赴任のメリット・デメリット
旦那さんに単身赴任してもらうことで転勤族の妻にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
メリットとデメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
夕食を手抜きできる | 子供とだけでは不安な時がある |
旦那の時間に合わせて家事をしなくていい | トラブルがあってもすぐに来てもらえない |
友人とでかけやすくなる | 喧嘩すると仲直りしにくい |
家事が楽になる | 連絡がつきにくい |
仕事のキャリアを積むことができる | たまに帰ってくるとリズムが乱れる |
一人の自由時間が増える | 生活費の負担が大きくなる |
旦那の大切さが分かる | 浮気される可能性がある |
昔から「亭主元気で留守がいい」という言葉があります。
単身赴任してもらうことで精神的にはかなりラクになることが多いと思います。
ですが経済的には生活費の負担が増えますね。
メリットもデメリットもあるので、どちらもしっかりと理解しておくようにしてください。
単身赴任を決めるタイミングはいつ?
転勤族は単身赴任か家族帯同かを選ばなくてはいけません。
夫婦2人で妻が仕事をしていない場合は、家族帯同を選択する人が多いのではないでしょうか。
ですが子供がいるとそう簡単に家族帯同というわけにはいきません。
子供が小学校高学年になるタイミングで単身赴任に切り替える家庭が多いです。
中学受験や高校入試といった重要な時期に入っていく前段階ですね。
家族帯同だと中学受験は難しくなります。
目指した学校に通えないほど遠くに引っ越す可能性があるからです。
高校入試を控えた中学生であちこちに引っ越すとなると、引っ越し先の中学校で内申点の取り方を見直さなくてはいけなくなる可能性があります。
高校生になってからの家族帯同での引っ越しは、引っ越し先で自分に合ったレベルの学校があるのかどうかも分かりません。
行きたい学校に行けない可能性もあります。
家族帯同は、子供の将来を大きくかえてしまうことになりかねないということですね。
子供のことを考えるなら、単身赴任のタイミングは小学校高学年頃が最適な時期だといえます。
転勤族の妻でも仕事をして生き方を楽しむ
転勤族の妻の皆さんは、「働きにくい」「仕事ができない」と考えてしまう傾向があります。
ですが、転勤族の妻でも仕事をして生き方を楽しむということはできるのです!
正社員にこだわるとなかなか仕事を見つけることができません。
派遣やパート、在宅ワークといった形なら、転勤族の妻でもできる仕事がたくさんあります。
仕事をする=収入が増える・社会との繋がりができる
というふうに自分自身にとってもプラスになりますよ!
転勤族の妻でもできる仕事に関しては、別記事で詳しくご紹介していますので、ぜひそちらも読んでみてくださいね!
【転勤族妻の生き方】孤独で後悔する理由や振り回されないための楽しみ方のまとめ
転勤族の妻は、
「知らない土地での生活への不安」
「仕事のキャリアを積み上げにくい」
「友達が近くにいない」
など、様々な理由で孤独を感じたり生き方を後悔してしまうことがあります。
孤独な転勤族の妻はネガティブになりがちです。
そういう時は、一人で孤独な気持ちを抱え込まずSNSなどを利用して誰かに聞いてもらうのも一つの方法ですよ。
外に出かけてみたり、熱中できる趣味を見つけたり、どこに行っても働きやすい資格を取ってみるのもおすすめです。
単身赴任にはメリットだけでなくデメリットもあります。
お子さんがいるなら、小学校の高学年頃のタイミングで単身赴任に切り替える家庭も多いです。
お子さんがいて家族帯同をしているご家庭は、単身赴任に切り替えることを検討してみるのがいいかもしれませんね。
転勤族の妻でも仕事をすることで生き方を楽しんでください!
派遣やパートや在宅ワーク、いろんな働き方があるのであきらめず、仕事をすることも前向きに考えてみてくださいね。