子どもがお友達の家にお泊りすることになったけど、手土産は何がいいかなぁ?
うちで子どもの友達をお泊りさせるのなら、手土産にパンを貰えたら嬉しいけど…他のお宅ではどうなのかしら?
この記事では、以下の疑問にお答えします。
- お泊りの手土産にパンはあり?なし?
- 手土産に持って行くパンの量は?
- パン屋さんの総菜パンって、何日くらい持つの?
- お泊りの手土産にスーパーの袋入りパンは失礼?
- パン以外のお泊りの手土産のおススメは?
子どものお泊りのときの手土産選びの参考に、ぜひ最後までお読みください。
お泊まりの手土産にパンはあり?
最近は高級食パンブームの影響もあり、手土産に限らず、様々な贈答品にパンを選ぶ人が増えています。
子どものお友達の家にお泊りするときの手土産にも、パンはありという意見が多いようです。
ですが、「手土産にパンはちょっと…」と考える人も実際にいます。
以下、パン賛成派・反対派、両方の意見をみてみましょう。
パン反対派の意見
パン反対派の意見として、「パンの性質が手土産としてNG(=日持ちしない、処分に困る)」「パンが苦手(=嫌い、食べられない)」などが挙げられます。
以下、具体的にご紹介します。
パンは日持ちしない
パンの消費期限はスーパーの袋入りのものでおよそ5日、パン屋さんのパンはもっと短いです。
パンの種類によっては消費期限前でも、保存状態が悪いとすぐに傷んだり、カビが生えたりしてしまいます。
適切に保存すれば問題ないかもしれませんが、泊り先の家族に保存の手間をかけさせるようなパンはやめた方がいいとも考えられます。
食べきれなかったときの処分に困る
パンはお菓子類に比べてかさばります。
ただでさえ消費期限の短いパンが食べきれず残ってしまうと、その処分に困ってしまいます。
パンを食べる人の数をちゃんと把握していれば、食べきれるパンの量を準備できそうですが…
お泊りをするお友達の家族構成が分からない場合や、お泊りに参加するお友達の人数がはっきりしないときは、パン以外の手土産も検討すべきでしょう。
パンが嫌い、食べられない
そもそも論になってしまいますが、嫌いなものを貰ってもあまり嬉しくないです。
また、アレルギーなどが原因で食べたくても食べることができない人にとっても、ありがた迷惑になってしまいます。
お泊りに行くお友達のご家族と、一緒に泊まるお友達の中に、パン嫌いの人やアレルギーの人がいる場合は、手土産にパンは避けた方がよいかもしれません。
パン賛成派の意見
うちの家族はみんな、パンが大好き。
そんな我が家に子どものお友達をお泊りさせるとき、手土産は何を貰っても嬉しいのですが、パンの手土産は特にありがたいと感じます。
うちのような、パン賛成派の意見は以下のとおりです。
翌日の朝ごはんにできる
子どものお友達がお泊りした翌日の朝ごはんの準備って、意外とメンドクサイです。
なので、朝ごはんに出せるパンを手土産でいただけると、とっても重宝します!
もちろん、子どもたちのおやつにもできますし、まさに一石二鳥です。
お菓子より腹持ちが良い
パンは腹持ちが良く、おやつとしても優秀です。
おやつにクッキーやポテトチップは定番ですが、高カロリーのわりに栄養価が低く、腹持ちもイマイチ。
お菓子の食べすぎを防ぐため、かわりにパンを出す…なんて使い方もできます。
相手に気を遣わせずに渡せる
手土産にあまり高価なものを選んでしまうと、相手に変な気を遣わせてしまいます。
その点、総菜パンや菓子パンでしたら、街のパン屋さんやスーパー・コンビニなどで手頃な値段で売っています。
確かに単価だけを考えると、市販のお菓子よりは高いかもしれません。
ですが同じ分量のケーキ類に比べたらパンの方が割安ですし、コスパ的に考えたら大変お得。
高からず安からずで、子どものお友達のお宅に持って行くための手土産にはうってつけです。
手土産にパンを持参するなら何個?
子どものお友達の家の手土産にパンを持参するときは、食パンや大きいサイズのパンより、味つけされていて食べきりサイズになっている、総菜パンや菓子パンの方がいいです。
食パンだとバターやジャムなどを一緒に用意しなくてはなりませんし、大きなパンだと食べる前に切り分けなければいけません。
お泊り先の家族にそのような手間をかけさせないためにも、取り出してすぐに食べることができる総菜パンなどにしましょう。
持参するパンの数は、子どもがお泊りする家族と、お泊りする子どもたちが、みんなで美味しく食べきれる量が目安。
具体的には、「(泊り先の家族の人数+お泊りする子どもの人数)×総菜パンor菓子パン2個」です。
総菜パンなどが小さめでしたらプラスαで数個、逆に大きめでしたら少し減らしても良いかもしれません。
パン屋さんの総菜パンの賞味期限
パン屋さんのパンは、防腐剤などの余計な添加物が入っていないので、日持ちしません。
賞味期限は常温で1~2日程度です。
子どものお泊りにパン屋さんのパンを手土産にするときは、必ずその日に買ったものを持参してください。
また、パン屋さんの総菜パンの中には、時間が経つとベタベタしたり、味が落ちてしまうものも…
翌日の朝ごはんに出すことも考えると、パン屋さんの総菜パンを買うときに、そのあたりにも注意する必要があります。
翌日でもベタベタしないパン
メロンパン・クリームパンなどの菓子パンは、翌日でもベタベタしないので美味しく食べられます。
また、ウインナーロールのような水分の少ない総菜パンも翌日の朝までならだいだい大丈夫です。
当日中に食べたいパン
カレーパン・ピロシキなどの油で揚げたパンは、翌日には油っぽくなり味が落ちるので、当日中に食べたいパンといえます。
サンドイッチなどで、中に挟んでいるものが日持ちしないものも、やはり当日中に食べた方がいいパン。
子どものお泊りに当日中に食べたいパンを手土産にするときは、その日に食べきれる量だけを持っていくようにしましょう。
スーパーの袋入りパンを手土産にしてもいい?
スーパーなどで売られている袋入りパンは「子どものお泊りの手土産にしたら失礼になるのでは?」と思われている人もいるようです。
たしかに、袋入りパンは安っぽいイメージがあり、スーパーなどで簡単に手に入るため、ありがたみに欠けてしまいます。
パンとしての鮮度も味も、当然ながらパン屋さんのパンの方が上です。
なにより「どこでも買える袋入りパン」より、「わざわざパン屋さんに足を運んで買ったパン」の方が、特別感があり、より手土産らしさを演出できます。
子どもの泊り先の家族となじみが薄いときなどは、袋入りパンよりパン屋さんのパンの方が無難です。
ですが、最近は袋入りパンも製法や原材料にこだわったものが多く、パン屋さんのパンと同じくらい美味しいものもたくさんあります。
コンビニなどでは、自社のブランドをかけて袋パンの商品開発に取り組んでいる様子がたびたび報道され、評判も上々。
今まで子どもが何回かお泊りしているお宅でしたり、気を遣わせずに受け取ってもらいたいときなどは、手土産にスーパーなどの袋入りパンもありです。
お泊まりの手土産でパン以外だと何がいい?
お泊りの手土産でパン以外のものを選ぶとき、お泊りする子どもたちと泊り先の家族、みんなが美味しく食べることができるものを基準に考えると良いです。
また、日持ちしないものや食べるときに手間がかかりすぎるものなど、泊り先の負担になるものは避けた方が良いでしょう。
クッキー、焼き菓子
手土産として定番のクッキー・焼き菓子。
常温で日持ちしますし、子どもたちのおやつにもぴったりです。
子どもがはじめてお泊りにいくお宅でしたら、おしゃれに可愛くラッピングされたクッキーや焼き菓子を手土産にしてもよさそうですね。
350~500mlのペットボトル飲料
子どもたちに水分補給は必要不可欠ですので、ジュースやお茶などの手土産も喜ばれます。
常温で長期保存ができるペットボトルのジュースやお茶がおすすめです。
また、1.5Lなどの大きなサイズのものだと、個々のコップを用意しないと飲めないので、泊り先の負担を考えると350~500mlの飲み切りサイズのペットボトルが良いです。
くだもの、フルーツゼリー
おやつはもちろん、お泊りした時の食後のデザートに、くだものを手土産にしてもいいですね。
季節の旬のくだものでしたら、美味しいものが手ごろな値段で買えますし。
くだものが傷みやすい夏場などは、かわりにフルーツゼリーを手土産にしてもよいでしょう。
お泊まりの手土産にパンはあり?量は何個のまとめ
この記事では、子どものお泊りの手土産にパンを持参することについて、あれこれ解説してきました。
以下、その内容のまとめです。
・お泊りの手土産にパンは基本「あり」ですが、相手先の状況を考えて何を持って行くか決めましょう。
・お泊りの手土産に持っていくパンの量は、「みんなで美味しく食べ切れる」くらいが目安です。
・パン屋さんで総菜パンを選ぶときは、できるだけ傷みにくいものにして、買ってすぐのものを手土産として持っていくようにしましょう。
・お泊りの手土産にスーパーなどの袋入りパンは、注意が必要な場合もあります。
・パン以外のお泊りの手土産には、「みんなで楽しく食べられるもの」「相手の負担にならないもの」を基準に選ぶとよいでしょう。
子どもがお友達の家にお泊りするときの手土産は、泊り先の家族にお世話になるためのお礼として、欠かせないものとなっています。
(泊り先が親密なママ友のお宅だったり、お互いの子どもが頻繁にお泊りしあっている場合などは、手土産なしでも問題なかったりしますが…)
そんな礼儀的な意味合いを持つ子どものお泊りの手土産ですが、やっぱり受け取った相手や食べてくれるみんなに喜ばれたいですよね。
だからみんな、手土産選びに悩んでいるのですが…
この記事を参考にして選んだ手土産が、パンであれパン以外のものであれ、みんなをハッピーな気持ちにするものであることを願っています。