何かのきっかけで義理のご両親からお金をいただくことがあると思います。
お金をいただけるのはありがたいけれど、なんてお礼を伝えれば良いのか・・・LINEで連絡してもよいのか、それとも手紙の方がよい? ただ、なんて書けばいいのかわからない・・・
とお礼を伝えたいけれど、どのように言葉にすればいいか分からない、という悩みが出てくる方もいるでしょう。
今回は義理のご両親へのメールや手紙、LINEで伝えるときに使える文例をいくつかご紹介していきたいと思います!
義両親からお金もらった時のお礼メールの例文
まずはお金をいただいたときのシチュエーション別にお礼の言葉を考えていきたいと思います。
手紙だからと渡されて中身が現金だった場合
向こうのご両親からお手紙をいただき、何が書いてあるのか、と開けてみると実は現金だった!
そんなときにはすぐにお礼を伝える必要があるでしょう。
お世話になっております。
お父様もお母様もお元気でいらっしゃいますでしょうか?
先日はお心遣い(お気遣い)ありがとうございました。
ありがたく今後の生活に遣わせていただきます。
もしよろしければ来月お食事をご一緒できたら嬉しいです。
暑い日が続いておりますので、くれぐれもお身体にご自愛くださいね。
義理のご両親ではありますが、あまりにかしこまった文章になってしまうと距離を感じてしまうと思うので感謝の気持ちを添えつつ、いただいたお金の使い道を一言入れておくとご両親にも誠意が伝わるでしょう。
文章自体はコンパクトで良いと思いますが、感謝の気持ちと併せてお相手を気遣う言葉も添えることが大切です。
ガソリン代にとお金をもらった場合
義両親に車を貸し出したときや送迎をしたとき、また義両親のお家にお邪魔した際に交通費としてお金をいただくこともあると思います。
一度お断りしても 「いいから」と渡されてしまうと好意を無下にできませんよね・・・
そんなときにはその場で一度お礼を伝えた上で自宅に帰ったら改めてメールやLINEでお礼を伝えましょう。
本日はお家にお邪魔したうえに、お心遣いいただきましてありがとうございます。
いつもお母様のお料理がおいしくて、ついつい食べ過ぎてしまい、お恥ずかしい限りです・・・
本日はおふたりとゆっくりお話ができて楽しかったです。
今度は美味しいお茶菓子をご用意しますので、お料理のコツなどお伺いできたら幸いです。
また近々お会いできますと嬉しいです、ありがとうございました。
お金の件で感謝を伝えるときには「お心遣い」や「お気遣い」と言葉を変換するといやらしさもなく、直接的な表現にはならないのでぜひ活用してみてください。
お相手のご両親と過ごした時間があるのであれば、感想として一筆添えておくと読んでくれたご両親としても暖かなお気持ちになるのではないでしょうか。
よかったら生活の足しにとお金をいただいた場合
お相手のご両親から「よかったら生活の足しに・・・」とお金をいただいた場合、このようなときもお礼を伝えたいが、何と伝えれば良いか悩んでしまうシチュエーションの1つでしょう。
この場合も、相手への気遣いの言葉といただいたお金の使い道を簡単に記した上でお礼を伝えるとスマートな文章になるかと思います。
梅雨が明けてからは日差しが強く、厳しい暑さが続いていますがお父様、お母様はいかがお過ごしでしょうか?
先日は私たちのためにお心遣いいただきましてありがとうございます。
ありがたく今後の生活のために遣わせていただきたく思います。
いつも○○さんと私のことを気に掛けてくださり、感謝しております。
今度はぜひごちそうさせてください。
お会いできることを楽しみにしております。
どうぞ、お身体にはお気を付けくださいね。
意味もなく5万円もらった場合
また、突然お相手のご両親からお金をいただいてしまった、というケースも少なからずあるかと思います。
急なことで戸惑うかもしれませんが、忘れずにきちんとお礼を伝えることを忘れなければ基本的には問題はないでしょう。
もし可能であれば、お礼のお手紙やLINEをしたうえで頂いた金額の半分~1/3程度のお返しをすると良いかと思います。
先日はお心遣いいただき、ありがとうございます。
と言葉を添え、上でご紹介した例文を参考にアレンジして気持ちを伝えてくださいね。
子供にお小遣いをもらった場合
お子さんがいるご家庭の場合、お相手のご両親も孫が可愛くてついついお小遣いをあげちゃう、といったことが多いかと思います。
もらったのはお子さんでも、お相手のご両親にはきちんとお礼を伝える必要があります。
先日お伺いした際に、○○にお心遣いをいただきありがとうございます。
○○が最近欲しがっているものがありましたので、そちらの購入に遣わせていただきますね。
○○のことを思ってくださりありがとうございます。
というように子供にもらったお小遣いは子供のために遣わせてもらうことをお礼を添えて伝えてあげるとお相手のご両親も喜んでくれると思います。
家を建てるための資金援助をしてもらった時のお礼の手紙の例文
マイホームの建設にあたり、資金援助をしてくださるお相手のご両親もいると思います。
金額がかなり大きいだけあり、簡単なお礼で良いのか、何かお返しを用意しなくて良いのかと色々と考えこんでしまうでしょう・・・
しかし、伝えることとしては今までと変わらず、感謝の気持ちと相手を気遣う言葉を大切にしていれば相手のご両親に気持ちは伝わるでしょう。
拝啓
本格的な夏を迎え、蝉の声が盛んに聞こえてくる時期となりました。
お父様お母様におかれましては、お元気でお過ごしの事とお喜び申し上げます。
この度、新築を建てるにあたり、私達のためにご支援頂きまして誠にありがとうございます。
おふたりで蓄えられました大切なお金をお使いいただき、言葉では言い尽くせないほど感謝をしています。
心より厚くお礼申し上げます。
また、新築が完成しましたら、是非おふたりにもいらしていただきたいのでご招待させていただきます。
心よりお待ちしております。
まだまだ厳しい暑さが続きますが、お身体には十分気を付けてお過ごし下さい。
また、お会いできる日を楽しみにしています。
敬具
少々フォーマルな文章にはなりますが、誠意を込めてお礼の手紙を書き記すと良いかと思います。
基本的にご両親はなにか見返りを求めて援助をしている訳ではありません。
ですので、援助してもらったお金を返す、と考えるよりかはなにかご両親の好きなものを贈り物としてお送りしたり、お会いしたときにお菓子やお土産などを用意するといった心遣いを大切にしていれば良好な関係を継続していけるはずです。
義両親からお金もらった時はお返しはしたほうがいいの?
「お相手のご両親からお金をもらってしまったが、なにかお返しした方が良いのだろうか・・・」
という考えは誰しもが思うところでしょう。
必ずしもお返しをしなければならない、ということはありませんが、今後も長く関係が続いていく間柄でもありますので、お相手がお好きなお菓子やお酒などをお返しとして用意するのはいかがでしょうか?
大切なのは感謝の気持ちだと思いますが、形にしてお渡しできるとより気持ちが伝わるかもしれませんね。
義両親からお金をもらった時にお礼をする際の注意点
お相手のご両親からお金をいただいた時にはまず中身を確認した上ですぐお礼を伝えるようにしましょう。
お金を受け取った際にお礼を伝えていたとしても、改めてお礼を伝えることで誠実さが伝わると思います。
また、お礼を伝える際にも 「お金ありがとうございました」と直接的に伝えるのではなく、上でも少し触れたように「お心遣い」などの言葉を使用するようにしましょう。
お返しを用意するのも良いかと思いますが、あまりに高価なものですと逆に相手のご両親にも気を遣わせてしまう可能性がありますので、いただいた金額の半分程度のものを用意すると良いでしょう。
義両親からお金をもらった時のお礼メールの例文・手紙やラインでも使える文例のまとめ
お相手のご両親との関係は長く続いていくものなので、何かのタイミングでお金をいただくことはあると思います。
何かをしてもらったら必ず感謝を述べることはとても大切なことです。
その時には感謝の気持ち、相手への気遣いを忘れずに、例文を参考にお礼を伝えてもらうと良いでしょう。
ぜひ例文をアレンジしてご自身の気持ちを伝えてみてくださいね!