お盆やお正月に親戚で集まったとき、親戚のおじさん、おばさんからお小遣いをもらうことってありませんか。
また、自分が集まりに参加できなくても、親戚の方からのお小遣いを、親が預かってきてくれるということもあるでしょう。
そんなとき、きちんとお礼を伝えるのが礼儀というものですが、
「どんな内容で伝えれば良い?」
「ありがとうございます、だけじゃだめ?」
と、悩む方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、おじさんおばさんからお小遣いをもらってとっても嬉しいけど、
「どういう文章で感謝の気持ちを伝えれば良いかわからない…」
という学生さんに向けて、メールやラインで使えるメッセージの例文をご紹介します。
お小遣いのお礼メールやラインの例文
お礼のメッセージを贈る際の基本の形としては、
⦁ 相手の健康や体調を尋ねる言葉
もしくは
最近会った相手であれば、その時のお礼など
- お小遣いのお礼
- お小遣いの使い道や自分の近況
- 相手の健康を気遣う言葉
という形で書き進めると良いでしょう。
メールやラインで親戚に送るので、手紙ほどかっちりと定型が決まっているわけではないですが、相手を気遣う言葉や、自分の近況が入ると、相手にとっても嬉しい内容になります。
また、②のお小遣いのお礼ですが、
「お小遣いをありがとう。」や「お金をありがとう。」という表現は直接的になりすぎるので、いただいたお金を意味する、「お心遣い」という言葉を使うと良いです。
早速文例を見ていきましょう。
親戚へのお礼の文例
こんにちは。
先日は久しぶりにお会いできて嬉しかったです。
皆さんお元気そうで、安心しました。
さて、このたびはお心遣いをありがとうございました。
来年受験生になるので、参考書を購入させていただきました。
この参考書で一生懸命勉強して、志望校に受かりたいと思います。
まだまだ暑い日が続きますが、どうかご自愛ください。
おばへのメッセージの文例
こんにちは。
寒さが厳しい日々ですが、お元気ですか?
先日はお心遣いをありがとうございました。
ずっと欲しかった○○を購入させていただきました。
私は今、学校から出されたたくさんの課題に追われていますが、○○のおかげで乗り切ることが出来そうです。
寒い日が続きますが、おばさんもどうかお元気でお過ごしください。
また、おばさんや△△ちゃんとお会いできる日を楽しみにしています。
おじへのメッセージの文例
先日お会いした時は、たくさんのお土産をありがとうございました。
また、お心遣いも大変嬉しかったです。
来年度からは社会人なので、有意義なことに役立てたいと思っています。
私は今、残りの大学生生活を楽しむべく、海外に一人旅をしにきています。
なかなか言葉が通じず大変なこともありますが、現地の方や他のバックパッカーの方と交流でき、とても充実しています。
また、海外を飛び回っているおじさんのお話もたくさん聞かせてください。
お会いできる日を楽しみにしています。
日本は寒い日が続いているかと思いますが、どうかお元気でお過ごしください。
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親戚のおば・おじへ・堅苦しくないお小遣いのお礼の例文
「どうしても文章が堅苦しくなってしまって、気恥ずかしい…」
という方へ、堅苦しくない例文をご紹介します。
ポイントとしては
- 「!」などを入れて親しみやすさを出す。
- 写真を送る(または後日送るねと伝える)。
- 「~ね。」など、柔らかい表現を使う。
などが挙げられます。
おじさん、おばさんお元気ですか?
この間はお心遣い(お小遣い)をありがとうございました。
もうすぐ始まる高校生活に向けて、カバンを購入させていただきました。
高校はカバンが自由なので、どれにしようかと悩んでいたのですが、これだと決めていたものが買えてとても嬉しいです!
制服が届いたら、制服を着て、カバンと一緒に写真を撮って送りますね。
暖かくなるのはもう少し先のようですが、体調など崩されないよう、お元気でお過ごしください。
お小遣いのお礼を伝える際のコツは?
上記でも少し触れていますが、
- 「お金」という言葉を使わず、「お心遣い」という表現にする。
- 使い道や自分の近況を報告することで、相手にも喜ばれる。
- すぐにお礼の連絡をする。
というところが、お礼を伝える際のコツです。
また、相手の健康や体調を気遣う言葉も入れることで、成長したなあと思ってもらえるのではないでしょうか。
お小遣いのお礼を伝える時の注意点
堅苦しくなりすぎない内容にはしたいですが、あなたが中学生以上であるのならば、やはり、敬語で文章を作成した方が良いでしょう。
おじさんおばさんとの普段の会話は敬語ではないかもしれませんが、お礼を伝える場面なので、メールやラインの文面上は敬語の方がきちんとした印象を与えます。
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→お小遣いのお礼の電話のかけ方や例文・親戚にかける時間帯やマナーは?
お小遣いのお礼メールやラインの例文・親戚のおば・おじへのメッセージの文例まとめ
◆お礼の連絡は早めにする。
◆「お金をありがとう」ではなく、「お心遣いありがとう」という表現にする。
◆お礼の他にお小遣いの使い道や近況、相手の健康を気遣う言葉が入れられると相手にも喜んでもらえる。
◆中学生以上であれば、敬語で文章を作るべき。
今回はメールやラインで送る例文ですが、素敵な絵葉書などでお礼状を送っても大変喜んでもらえると思います。
その際は、基本の手紙の書き方に沿って作成できると良いですね。
忙しくて時間がない、手紙の作成に時間がかかってしまいそうという場合には、今回ご紹介したようにメールやラインで早めにお礼が伝えましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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