保育園・幼稚園・小学校に共通してあるのが「連絡帳」です。
連絡帳は、各園や学校と保護者の連絡ツールの一つですよね。
お休みの間や帰宅後、家で怪我をしたとしたら・・・
それも書いておくべきです。
でも、どうやって書けばいいかな?
といろいろ考えているうちに時間ばかりが過ぎてしまうこともあります。
今回は、連絡帳に家での怪我のことを書くときにどうやって書けばいいのか、例文や注意点をご紹介します。
また、家での怪我のことを連絡帳に書くときってどんな時なのか、幼稚園や保育園、小学校ごとにご紹介しますので、今後の参考にしてくださいね。
連絡帳に家での怪我を書く時の例文
家での怪我を連絡帳に書く時には、
- どんな怪我なのか
- 怪我をした理由
- 先生にお願いしたいこと
ということをしっかりと書いておかなくてはいけません。
怪我の種類によって先生にお願いしたいことも変わってきます。
今回は、「目を傷つけた」「切り傷」など4つの怪我の時の連絡帳に書く例文をご紹介していきますね。
目を傷つけた
目を傷つけてしまうと、視界が狭くなることがあるので注意が必要になります。
まずは保育園や幼稚園への例文を見てみましょう。
昨日自宅で転倒し、落ちていたおもちゃで目を傷つけてしまいました。
見る方向によっては見えにくいこともあるようなので、しばらくの間、お外遊びはさせないでください。
自宅で目薬をさすので、お薬はありません。
何かありましたら本日は携帯の方に連絡ください。
よろしくお願いします。
お薬の有無も記載しておくのもいいですね。
次に小学校の連絡帳に書くときの例文をご紹介します。
〇〇先生
いつもお世話になっております。
昨日の夜、自宅にて兄弟でふざけていて目を傷つけてしまいました。
当分は休み時間に運動場にでないように言ってあります。
また、ケガが治るまでは体育は見学させてください。
本日は自宅におりますので、何かありましたらご連絡下さい。
宜しくお願い致します。
という感じで書いてみてください。
切り傷
切り傷が小さなものなら特に連絡をする必要はないでしょう。
ただ、ちょっと深く切っていて傷口に水などがしみたりするようなレベルであれば連絡しておいた方がいいです。
保育園や幼稚園への例文
「昨日帰宅後、公園で遊んでいるときに遊具で指を切ってしまいました。
少し深く切ってしまったので、水やアルコールなどの消毒液はとてもしみてしまいます。
絆創膏は貼っていますが、手の消毒の際は傷口に入らないよう注意してみてやってください。
よろしくお願いします。」
小学校への例文
「〇〇先生。
いつもお世話になっております。
昨日自宅で夕食の準備を手伝ってくれた時に包丁で指を切ってしまいました。
傷が深かったので、念のため病院で処置してもらっています。
痛みがあるので、ひどくなったら飲む痛み止めを持たせました。
飲む際は一言先生に言ってから飲むよう伝えてあります。
今週のプール学習は見学させてください。
宜しくお願い致します。」
打撲や捻挫
打撲や捻挫の場合、体育や外遊びはしばらく控えるようにした方がいいことが多いですよね。
そこはしっかりと忘れず書いておきましょう。
保育園や幼稚園への例文
「こんにちは。
昨日、自宅で遊んでいて足を捻挫したので湿布を貼っています。
痛みがとれるまではお外遊びは控えさせたいので、お部屋で遊ぶようにさせてください。
階段の上り下りの際も、お手数ですがサポートお願いします。」
小学校への例文
「〇〇先生、いつも大変お世話になっております。
昨日、下校してから遊びに行った公園で手首をひねってしまったようで、病院に連れていき捻挫していたことがわかりました。
しばらくは体育を見学させてください。
また、利き手の右手を捻挫しているので、字を書いたり食事に少し時間がかかります。
ノートはお友達に借りると言っていましたので、給食の際に食べるのが遅くなるという点だけはご了承いただきたいです。
宜しくお願い致します。」
骨折
骨折は、打撲や捻挫以上に日常生活に支障をきたしてしまうものです。
先生のサポートが必要になることも多くなるので、しっかりと漏れのないように書いておきましょう。
保育園や幼稚園への例文
「いつもお世話になっております。
今朝お電話でもお話しましたが、先週金曜夜に自宅の階段で転倒し足を骨折してしまいました。
階段の上り下りなどは、申し訳ありませんがサポートしてやってください。
おトイレですが、間に合わ無かった時のためにおむつを履かせております。
替えのおむつも荷物の中に入れてありますので、そちらで対応お願いします。
当分お手数をおかけすることになり申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。」
幼児が足を骨折した場合は、やはりトイレが一番問題になってきます。
先生方のお手間を少しでも軽減できるよう、サイズがあればおむつを履かせておくほうがいいです。
学校への例文
「〇〇先生、いつもお世話になっております。
週末に所属しているバスケチームの試合中に左腕を骨折してしまいました。
治るまでは体育や部活は見学とさせてください。
ランドセルも背負えないので、肩にかけられるタイプの物を使用します。
全治2ヶ月という診断で、ギプスが外れるまで登下校は親が付き添います。
幸いにも利き腕ではないのですが、移動教室の際の準備や移動、掃除などはいつもより時間がかかると思います。
そういった際はお手数ですがサポートをお願いできないでしょうか。
お忙しい中ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。」
連絡帳に家での怪我を書く時の注意点
連絡帳に家での怪我を書くときに注意すべき点があります。
連絡帳で伝える際に、
- いつどこで怪我をしたのか(日時と場所)
- 怪我をしたのはどこなのか
- できるだけ丁寧な言葉で書く
といった3つに注意して書かないといけません。
怪我をしたのが学校の部活や体育の時間など学校での怪我であれば、団体保険の対象となる可能性があります。
その場合、学校側から書類をもらって病院で記入してもらわないといけません。
私の息子も小学校の休み時間におでこを3針縫う怪我をしたことがあります。
その時は団体保険の対象となるので、保険の先生から書類をもらい病院に提出し、必要事項を記入してもらい学校に提出しました。
その後治療費程度は戻ってきましたよ。
怪我をした箇所がどこなのか、どの程度の怪我なのかということも先生に把握してもらっておくと、学校生活のサポートもしやすくなります。
園や学校の先生にサポートをお願いするわけですから、できるだけ丁寧な言葉で書くようにしましょう。
【保育園や幼稚園】家での怪我を書くのはどんなとき
保育園や幼稚園に通っているお子様が、家での怪我を連絡帳に書くのは、
- 体操やプールがあるとき
- 外での活動があるとき
です。
怪我の程度にもよりますが、園での活動で控えた方が良いことがあるときは必ず書いておくほうがいいですよ。
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
体操やプールなどの見学
怪我をすると、たいてい体操やプールはできない場合が多いですよね。
見学は体操なら園庭で、プールならプールサイドですることがほとんどです。
体操の見学はいいのですが、プールの見学は必ず日陰になるところでさせてほしいということを書いておく方がいいです。
あまりに気温が高すぎる場合は、お部屋で過ごさせてくれる園もあります。
夏場は熱中症、冬場は風邪といったことが気になる方は、お部屋で過ごさせてもらえるよう連絡帳でお願いすることをおすすめします。
私の子供たちが通っていた幼稚園では、プールの見学組さんたちは、シャボン玉をして遊ばせてもらっていたようです。
保護者の要望があれば、お部屋で過ごすということも可能でした。
怪我での見学なのに、見学をしていたせいで熱中症になったり風邪をひいてしまっては困りますよね。
そういった点も含めて、連絡帳に書くようにしましょう。
お散歩など外での活動に注意が必要な時
園ではお散歩といった活動もあります。
足の怪我の場合は、ベビーカーなどに乗せてでも連れてってもらいたいのか、園でお部屋で静かに過ごせるようにしてほしいのかを書いておきましょう。
また、園庭で遊ぶ時間もありますよね。
子供は怪我をしていても外で遊びたがります。
歩ける程度の怪我なら、
「砂場での砂遊びくらいならさせてやってください」
というふうに、外遊びでできることはさせてやりたいならそのことも書いておきます。
その際、走り回らないようにだけ注意して見てほしいということもお願いしておくことも書いておいた方がいいです。
【小学校】連絡帳に家での怪我を書くのはどんなとき
小学校の連絡帳に家での怪我を書くのは、園の場合と同様で、「体育やプールの見学」です。
ですがその他にも小学校では「部活動や」「行事(遠足や運動会)」といったこともたくさんあります。
怪我をしているときに、学校の中でいろんな行事が開催される時期であるなら、その都度学校にどういった対応をお願いするのかを書いておかないといけません。
どのような点に注意し、どんなことを書いておけばいいのか、それぞれご紹介していきますね。
体育の授業やプールなどの見学
怪我で体育の授業やプールに参加できない場合、連絡帳に見学させてもらうということを書いておかないといけません。
小学生も中学年くらいになると、もう自分の口で言えるだろうと思う保護者の方もいるようです。
ですが、中には子供の言うことをきちんと聞いてくれない先生もいます。
保護者からの連絡がないと、子供が勝手に言っていると判断されることもあるので、必ず連絡帳に書いてあげるようにしましょう。
クラブ活動で注意が必要な時
小学校のクラブ活動では、時間割の中に組み込まれているところが多いですが、担当する先生は担任ではない場合がほとんどです。
担任の先生が怪我のことについてきちんと把握し、できることとできないことや注意点をクラブ担当の先生に伝えてもらう必要があります。
運動系のクラブ活動なら見学をさせてほしいなら、そのことも書いておきましょう。
文科系のクラブ活動の場合は、できないことがあるならそこをしっかりと伝えておいてもらうよう連絡帳に書いておいてください。
その他の行事
小学校では、「遠足」「運動会」「文化祭」「音楽会」という行事がたくさんあります。
怪我をしているときにこれらの行事が重なる場合、
- 参加するのかどうか
- 参加した場合の注意点
を連絡帳に書いておきます。
学校内で開催する行事なら先生方の目もいきとどきますが、遠足という校外行事に参加するとなると先生が見ていないという時もでてきます。
そういう場合は、けがの程度によっては不参加にした方がいいかもしれませんね。
参加する場合は、
- どういったことに注意してみてもらいたいのか
- どんなサポートが必要なのか
ということを連絡帳に書いておきます。
怪我を理由に不参加にするなら、早めに連絡を入れておくようにしてください。
連絡帳に家での怪我を書く時の例文!保育園・幼稚園・小学校に伝える書き方のまとめ
保育園・幼稚園・小学校に家での怪我を連絡帳に書くときは、
- 怪我をしたのはいつ・どこでなのか
- どこを怪我したのか
- どんなサポートが必要なのか
といったことを書くようにしてください。
学校内での怪我については、団体保険の対象となる場合が多いので、先生に必要な書類をもらって病院に記入してもらって提出が必要になります。
学校側から団体保険に関して連絡がない場合は、一度聞いてみたほうがいいですよ。
怪我をしたことで、園生活や学校生活で先生のサポートが必要になる場合は、お願いする側だということを忘れてはいけません。
丁寧な文章で書くよう心がけてください。
怪我が治って通常の生活に戻ったら、必ず連絡帳に
「いろいろお世話になりありがとうございました。」
というお礼の言葉を書いておくことも忘れないでくださいね。