お子さんの離乳食も終わりが見えて、ある程度の固形物が食べられるようになり、お寿司や刺身など、チャレンジしたいけど、何歳から食べていいのか気になりますよね。
魚卵は何歳から食べられる?
ししゃも、いくら、たらこ、数の子とかあるけど、順番とかあるの?
さしみゃ魚卵についての、食中毒やアレルギーについて調べてみました。
魚卵は何歳から食べても平気?
魚卵は何歳から食べて良いのでしょうか?
ししゃも、いくら、たらこ、数の子とかありますが、順番があるのでしょうか?
子持ちししゃも
子持ちししゃもは魚卵の代表の1つです。
丸ごと食べられることやカルシウム豊富ですので、大人も食べさせたい魚の1つですが、何歳から食べでも大丈夫でしょうか?
ししゃもは丸ごと食べられるので、骨と塩分が少し気をつけたいですが、実は、離乳食完了期から与えても大丈夫です。
ししゃもは生食ではなく、加熱して食するので、完了期でも良いとの事でした。
いくら
好きな寿司ネタで人気なのが魚卵のいくらですが、いくらは何歳から食べさせられるでしょうか?
いくらは生ものになります。
離乳食完了しても消化器官はまだまだ発達段階なので、いくらを与えるのは3歳以降が良いでしょう。
たらこ
ご飯のお供に美味しい魚卵のたらこを選ぶ方多いのではないでしょうか?
子供にも美味しいたらこを食べさせたいけど、何歳から食べさせてよいのでしょうか?
加熱したたらこは離乳食完了後、非加熱の物は3歳からが良いでしょう。
数の子
お正月のおせち料理には欠かせない代表的な魚卵の数の子ですが、何歳から食べられるでしょうか?
数の子は、塩分が多いのでしっかりと塩抜きが必要です。
塩抜きをした数の子なら、2歳から与えても良いでしょう。
魚卵を食べるときの注意点は?
何歳から魚卵を食べさせても良いかわかりましたが、魚卵を食べる時の注意は何かあるのでしょうか?
子持ちししゃも
大人なら丸ごと食べられますししゃもですが、子供はまだかみ砕く力がないので、骨を取り除きましょう。
ししゃもは干物の加工食品なので、塩分多めです。
ししゃもを与えるときは、一度湯がいて塩分を減らす工夫が必要です。
いくら
いくらは生ものなので、体調が良い時に少しずつ与える事が大切です。
いくらを与えて、体が過敏に反応する事もあります。
すぐに病院へ行ける時間帯に与えるのが良いでしょう。
たらこ
たらこは塩分が多い食品です。
たらこをしっかりと加熱して少量から与えましょう。
また辛子めんたいこなどの香辛料を使ったたらこは、加熱したとしても子供には刺激物になるので、控えましょう。
数の子
数の子は、基本的には生ものの加工食品です。
細菌類が繁殖しやすいですが、数の子を加熱してしまうと風味が損なわれてしまいます。
数の子をしっかりと塩抜きして、体調の良い時に少量ずつ与えましょう。
最初に食べる魚卵は何が良い?
魚卵を何歳からどんな順番で食べていくとよいのでしょうか?
離乳食の専門サイトによりますと、ししゃもが1歳から1歳6か月に与えて良いと記載されていました。
たらこは、塩分が多いので、加熱してほんの少しという条件でしたら、1歳から1歳6か月に与えて良いと記載されていました。
いくらは塩分が多く、生ものなので、3歳以降がおすすめです。
数の子は、そのままですと、塩分が多く咀嚼の弱い子供には不向きなので、3歳以降にしましょう。
魚卵を食べる量はどれくらい?
子持ちししゃも、いくら、たらこ、数の子、どの食品にも言えますが、まずは、1種類だけをほんの少し与えて様子を2時間ほど見ましょう。
顔色や嘔吐、下痢などの症状がない事を確認し、次の食事の機会に量を増やすようにしましょう。
魚卵アレルギーの症状は?
魚卵を与えてた結果、アレルギーを引き起こした場合、どんな症状が出るのでしょうか。
即時型食物アレルギーの場合、
食べたあと、顔やからだにポツポツとじんましんがでる。
食べたあとに、のどがイガイガして、元気がなくなり嘔吐した。
食べたあと、セキが出てきて、全身が赤くなり息がくるしくなる。
と言った、多くの場合食後30分以内に症状が出ます。
赤ちゃんも大人も即時型食物アレルギーは発症します。
最も多いのは0歳から1歳で、年齢が上がるごとに発症する人は減ります。
意識を失う、混沌としている時は、アナフィラキシーショック状態なので、一刻も早く救急車を呼び、何を食べたあと症状が出たかを医師に報告しましょう。
魚卵は何歳から?ししゃも・いくら・たらこ・数の子を食べる年齢の目安のまとめ
魚卵は加熱できるのもは1歳過ぎて、離乳食完了期以降に与える。
生の状態で食べる魚卵については、3歳頃から。
体調の良い、すぐに病院へ行ける時間帯に与える。
少量から与え、30分ほどは体調や皮膚の状態、機嫌などの様子を観察する
万が一、アナフィラキシーショック症状が出た場合、救急車を呼ぶ。
病院受診した時は、いつ何時頃にどのくらいの量を与えたか医師に伝える。
小さい子供と家族みんなで楽しく美味しい食事をするためには、正しい知識をもつことが必要です。
食べさせない事が、過保護だとか可哀そうなことでは決してありません。
ですが、「昔は食べても問題なかった」と言う人や過保護だと非難をも多くいるのも現実です。
せっかくの楽しい場もアレルギーが発症したり、食中毒を引き起こしては、台無しになります。
医療の発達とともに、アレルギーや食中毒の原因が明確になっている昨今、正しく知り、お互いの理解を深めて美味しく楽しい食事をしたいですね♪