中学生が塾なしでトップ公立高校に合格できる?自宅学習のみの勉強法 | お悩み便利帳
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中学生が塾なしでトップ公立高校に合格できる?自宅学習のみの勉強法

生活

中学生になると塾に通う生徒が多くなりますが、塾なしで、難関と言われる高校に合格することは不可能なのでしょうか?

公立高校の入試では、教科書の内容に準じた問題が出題されるので、公立高校に塾なしで合格することは可能だと言われていますよ。

公立高校の入試では、一般的に入試当日の点数と内申点で合否が決まります。

地域トップの公立高校を受験する場合、高い内申点を確保する必要があります。

そのために、中学一年のときから高い評定を取れるように、勉強に積極的に取り組む必要があります。

また塾なしで受験に挑戦する場合、中学三年からは、自力で受験勉強に取り組み、入試当日に高得点を取れるよう、準備をしなくてはなりません。

しかし、塾なしで、高い内申点を確保することも、受験の為の勉強に取り組むことも可能ですよ。

それでは、中学生が塾なしで地域トップの公立高校に合格できるのか?塾なしで高校受験を乗り切れる子どもの特徴、中学時代に塾なしを選択した家庭の理由、塾なしで高校受験をするメリットとデメリット、中学生が自宅学習だけで公立トップ高校の受験に臨むための勉強法について紹介しますね。

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塾なしでトップ高校に合格できた中学生はいる?

合格と書かれた黒板

塾なしで地域トップの高校に合格するのは可能なのかを見ていきましょう。

自力で難関公立高校に合格した例はある

公立高校の入試では教科書の内容に準じた問題が出題されます。

国立や難関私立高校の入試に挑戦する場合は、出題範囲が異なるので塾での対策が必要になります。

しかし、公立高校の入試問題は出題範囲が決まっているので、塾なしでも難関校に合格することができると言われています。

※一部の都道府県では、独自入試を実施し、自校作成問題を出題している高校もあります。

塾なしで高校を受験する中学生の割合は?

少し古い情報になりますが、文部科学省が実施した「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告」(平成20年8月)によると、中学3年生の通塾率は65.2%です。

中学3年生になるとクラスで塾に行っていない生徒は数人だけだった、という話も耳にします。

地域にもよりますが、中学3年生の通塾率はかなり高いです。

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塾なしで高校受験を乗り切れる子供の特徴

学習法と書かれたブロック

塾なしで高校受験を乗り切れるのはどのような子どもなのか、特徴をみていきましょう。

勉強が好き

勉強するのが苦にならない子ども、興味を持って勉強できる子どもは、塾に行かなくても、自分の力で高校受験を乗り越えられるでしょう。

理解力に優れている

学校で授業を受ければほぼ内容を理解できるという中学生もいます。

このように理解力に優れている場合は、塾で改めて講義を受けなくても、学校の授業をきちんと受け、受験対策の問題演習を自分で進めることができれば、塾なしでも高校受験に挑めますね。

自宅学習ができる

自宅で自主的に学習できる場合は通塾なしでも、問題なく受験のための勉強を進めることができるのではないでしょうか。

自宅で勉強をするときに問題になるのが、スマートフォンの使い方です。

近年、多くの中学生がスマートフォンを利用しています。

スマートフォンは勉強にも活用できるので悪い面ばかりではありません。

しかし、スマートフォンを持っていると、ゲーム、SNS、動画の視聴などに時間を費やしてしまいがちです。

スマートフォンの誘惑に負けずに勉強できる子どもなら、自宅学習のみでも高校受験に臨めますよ。

苦手なことにも取り組める

苦手なことに直面すると投げ出したくなるものですが、苦手な問題にも諦めずに取り組める根気があれば、自力で受験勉強に取り組めそうですね。

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中学生時代に塾なしを選択した家庭の理由は?

中学時代に塾なしを選んだ家庭の事情を見ていきましょう。

部活で帰りが遅い

部活の後に塾に行くと帰宅が9時から10時になるという声もよく耳にします。

部活と通塾の両立が難しく、通塾を諦めるという家庭もあります。

また、塾を利用する場合も、中学3年から塾に入り、部活引退後に本格的に受験勉強を始めると決めている家庭もあります。

子供に合った塾が見つけられない

子どもに合った塾が見つけられず、塾なしで勉強することを選んだという声もあります。

大手集団指導塾、個別指導塾、地域密着型の塾など、塾にも特徴があります。

塾に通わなかった理由は様々です。

塾に通わなかった理由の例

自宅から通いやすい塾であっても、指導内容が子どもに合わない。

個別指導の塾の料金が高い、講師が学生で指導力に不安がある。

教育費の節約

高校からの教育費を確保するために、それ以前の義務教育の期間の教育費は節約したいと考える家庭もあります。

一般的に教育費が一番かかる時期は、大学受験から大学在学中です。

大学受験を予備校なしで乗り切るのは、かなり難しいです。

高校の授業料や教材費などに加えて、大学受験の対策をするために、塾や予備校の費用がかかります。

自宅学習のみで高い評定が取れている、自宅で問題なく勉強が進められるのであれば、中学時代の塾なしは、教育費の節約になります。

自宅学習のみでも困っていない

特に自宅学習のみで問題ないので、通塾はしないという声もあります。

自宅学習のみで定期テストで高得点が取れ、宿題などをきちんと提出できていて、中学1年、2年のときから高い評定を取れているという場合などです。

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塾なしで公立トップ高校受験のデメリットは?

デメリット

塾なしで公立トップ高校受験に挑戦するデメリットを見ていきましょう。

また、デメリットを少なくする方法を考えていきたいと思います。

受験に対する情報が少ない

地域密着型の塾は受験に関する情報が豊富です。

通塾しないと情報量は少なくなります。

しかし、中学校の先生も前年までの卒業生の成績、進学先など、受験に関する情報を持っています。

三者面談の時に中学校の先生に相談して、アドバイスしてもらうことができますよ。

また、高校の情報は、インターネットで調べる、学校説明会に参加する、志望校に通っている知り合いがいたら高校生活について聞いてみるなど、情報収集する方法はあります。

中学生だけで情報収集することは難しいので、子どもと相談しつつ、親も積極的に高校や入試に関する情報を集めるようにしてくださいね。

わからないところを聞けない

勉強していて分からないことがある時、通塾していないとすぐに教えてもらうことができません。

しかし、学校で先生に質問することはできますよ。

分からない問題は、学校の先生に質問してみましょう。

また、身近に質問に答えられる人を探しておきましょう。

身近に中学生に勉強を教えることができる人はいませんか?

親、兄・姉、祖父母など家庭内、またはよく会っている親戚などの中に、中学生に勉強を教えることができる人、質問に答えることができる人がいれば理想的です。

一人で全教科を教えることは難しくても、英語が得意な人、数学が得意な人などがいたら、分からない問題があったら教えてほしいとお願いしておきましょう。

勉強する内容を自分で考える必要がある

通塾しない場合は、自分で勉強する内容を考えなくてはなりません。

問題集や参考書を選ぶときは、解説が詳しいもの、分かりやすそうなものを選びましょう。

また、勉強の進め方に不安がある場合は、通信教育の利用も検討してみてはいかがですか?

大手通信教育は、塾よりは安い費用で、中学1年、2年では定期テスト対策、中学3年では、3年間の復習と受験対策ができますよ。

自分に合ったアドバイスがもらえない

自分の勉強法に不安がある、成績が伸びないなどの時に、通塾していないと自分に合ったアドバイスがもらえない可能性があります。

しかし、実力テストや模擬試験の結果をみて、親子で学力の状況を把握して、勉強の進め方を検討するなど、自力で乗り切ることも可能です。

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塾なしで公立トップ高校受験のメリットは?

メリット

塾なしで地域トップの公立高校の受験に臨むメリットをみていきましょう。

子供の塾代の節約

塾の授業料は高額なので、通塾しないと節約になります。

また、塾を利用する場合も、中学3年のみ通塾するなど、通塾期間を短くして、節約をしている家庭も多いですよ。

計画立てて物事を進める力が身につく

塾なしで高校受験をすることで、自分で計画する力、また計画したことを自力で進めていく力が身につきます。

通塾しない場合、自分で定期テストや受験勉強の進め方を考えなくてはなりません。

慣れるまでは戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば、自分のペースで勉強を進めることができます。

得意な教科は早めに進めて、苦手な教科や分野の習得に時間をかけるなど、時間の配分も自由に設定できます。

自己分析をする力が身につく

塾なしで受験勉強に取り組むことで自己分析をする力が身につきます。

実力テストや模擬試験の結果から、自分の実力を分析して、次の勉強の進め方を考えなければならないからです。

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塾なし自宅学習だけで公立トップ高校の受験に臨むための勉強法は?

学習法

中学生が自宅学習のみで地域の公立トップ高校の受験に臨むためには、どのように勉強を進めたら良いのでしょうか?

基礎学力を完璧にする

まずは基礎学力を強化しましょう。

特に英語や数学は中学1年の範囲でつまずくと、中学2年以降の学習範囲の理解が難しくなります。

焦らずに、苦手な分野は時間をかけて復習して、基礎学力を身につけてくださいね。

定期テストで高得点を取る

公立高校の入試は、一般的に入試当日の点数と内申点が合否の基準になります。

内申点は内申書(調査書)に記載されている、9教科の評定(成績)から算定されます。

特に地域トップの公立高校を受験する生徒は、高い内申点を持っている生徒ばかりです。

都道府県によって、内申点の計算方法は異なりますので、受験する公立高校の都道府県の入試情報を確認する必要があります。

中学校3年間の評定全てが評価に含まれる都道府県が多いので、中学1年から定期テストで高得点をとるよう取り組む必要があります。

また、評定の基準は、定期テストの点数だけではありません。

授業中の態度や、提出物、小テスト、実技への取り組みなども、評価されます。

中学1年のときから、授業、提出物、定期テストにしっかり取り組み、高い内申点を確保することが、トップ公立高校を受験するための準備となります。

3年間の総復習は夏休み前までに終わらせる

塾に通うメリットの一つが、中学3年で習う範囲の先取り学習ができることです。

そして、その後の期間で受験対策の勉強をします。

塾なしで公立トップ高校を目指すのであれば、夏休み前に3年間の総復習を終わらせて、その後、早めに受験対策の勉強を始めるのが理想です。

しかし、中学3年の一学期中は、修学旅行、部活の試合、定期テストとかなり忙しいです。

焦らず、時間のある時に中学1年・2年の復習を進めておきましょう。

夏休みに入ると勉強時間を確保できるので、先取り学習が難しくても3年一学期までに学習した範囲の復習を終わらせ、受験対策の問題演習を始めましょう。

3年生の夏休み後は過去問に取り組む

中学3年の夏休み中に総復習が終わったら、入試レベルの問題演習をしますが、過去問にも取り組むようにしましょう。

過去問に取り組んで、入試問題の難易度や出題傾向を知ることで、自分で勉強しなくてはならない部分が見えてきます。

さらに高水準学習を求めるなら通信教材を活用する

塾なしで受験することに不安がある場合、通信教育の教材を利用することも検討してみてはいかがですか?

大手通信教育の利用で、中学1年、2年では定期テスト対策、中学3年では3年間の総復習と受験対策ができます。

料金はかかりますが、塾よりは安いですし、自宅で自分のペースで勉強を進めることができます。

通信教育を利用するときのポイント

子どもの学力レベルに合ったコースを選択する。

教材が大量に送られてくるが、必要な教材から取り組む。

基礎に不安がある教科は、焦らずに、基本問題から取り組む。

解答解説をよく読み、間違えた問題は、解きなおしをする。

分からない問題は、分かる人に解き方を教えてもらう。

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中学生塾なしでトップ公立高校に合格できる?自宅学習のみの勉強法のまとめ

中学生が塾なしで地域トップの公立高校に合格できるのか?と、塾なしの場合の勉強法などを紹介しました。

塾なしでトップ高校に合格する中学生はいるのか?

中学3年生の通塾率は高いですが、公立高校であれば、塾なしで地域トップ高校に合格することは可能です。

塾なしで高校受験を乗り切れる子どもの特徴

勉強が好き。

理解力に優れている。

スマートフォンの誘惑に負けずに自宅学習ができる。

苦手なことにも取り組める。

中学生時代に塾なしを選択した家庭の理由

部活で帰りが遅く、部活と通塾を両立するのが難しい。

子供に合った塾が見つけられない。

教育費の節約をしたい。

自宅学習のみで高い評定が取れていて、特に困っていない。

塾なしで公立トップ高校受験のデメリットと対策

受験に対する情報が少ないので、親が情報収集をするようにしましょう。

わからないところをすぐに聞けないと勉強が進まないので、分からないところは学校の先生に質問しましょう。

また、家族や身近な人の中に勉強を教えられる人がいれば、その人に分からないところを教えてもらいましょう。

勉強する内容を自分で考える必要があります。

参考書や問題集は、解説が詳しいものを選びましょう。

勉強の進め方に不安がある場合は、通信教育を利用するという選択もあります。

自分に合ったアドバイスがもらえないので、親子で勉強法などを検討して乗り切ります。

塾なしで公立トップ高校受験のメリット

子どもの塾代の節約になります。

計画立てて物事を進める力が身につきます。

自己分析をする力が身につきます。

塾なし自宅学習だけで公立トップ高校の受験に臨むための勉強法は?

まずは基礎学力を完璧にします。

定期テストで高得点を取れるように、勉強に取り組みましょう。

3年間の総復習は早めに、できれば3年生の夏休み前までに終わらせると良いです。

3年生の夏休み後は過去問に取り組み、入試問題の難易度や出題傾向を確認しましょう。

必要なら通信教育の利用も検討しましょう。

家庭によって事情は様々ですよね。

塾が必要か、必要ないのか、親子でよく検討して、高校受験に臨んでくださいね!

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