多くの親御さんは、保育園の書類を見たとき、自分の子供の性格についてどう書いていいものかと悩んでしまうと思います。
そこで今回は、保育園に出す時の子供の性格についての書き方をご紹介します。
「長所はどんなところがあるか?」「短所はどんなところがあるか?」と子供の新しい発見と共に、書くことができるかと思います。
それでは、例をもとにご紹介します♪
この記事では、
- 保育園の書類での長所・短所の書き方(例文)
- 子供の性格を詳しく知り、書く事ができる
をまとめています。
保育園の書類に子供の性格を書く理由
保育園の書類に子供の性格を書く理由についてですが、先生が1人1人の子供とコミュニケーションを取るためと言われています。
また、その子に合った接し方、長所の場合だとさらに、その子の良い所を引き延ばせることができます。
逆に短所だと、何がその子にとって不安にさせているのか、不得意なことがあるならそこをサポートしていくことができるからなんですよ。
それでは、長所と短所の具体例をご紹介します。
長所を生かす保育をするため
まず長所の例として、その子がとても明るく元気で誰にでも挨拶できる子だとします。
それはその子の性格によるものかもしれませんし、親御さんの教育かもしれません。
挨拶ってとても大切なことで、実はとても勇気がいることなんです!
そんなことができる子に保育園の先生は「今日も元気よく挨拶ができて偉いね!」と目一杯褒めてくれることでしょう。
もちろんその言葉を聞いた子も、嬉しくなり「これはとても良いことなんだ♪」とさらに、自身がつくようになります。
このように、長所を目一杯褒めてあげることで、向上心が生まれるきっかけになっていくのです。
短所に合った接し方をするため
一方で、短所に合った接し方についてですが、こちらは長所と違い難しいです。
長所よりちゃんと向き合わなければなりません。
短所の例として、その子が誰に対しても暴言を吐く子だとしましょう。
一見、「なんて子なんだ…」と思ってしまうかもしれませんが、実は不安の現れから来てる可能性が極めて高いのです。
その子を責めるのではなく、「何があったの?」や「どうしたの?」など問いかけるきっかけとなるんです。
すると、その子も何が原因で暴言を吐いていたか、素直に話してくれることでしょう♪
保育園の先生は基本プロなので、事前に短所を知っていると、このように向き合ってくれることが多いのです。
【年齢別】子どもの性格をどう捉えて書けばいい?
それでは、年齢別に子供の性格をまとめてみましたので、ご紹介します。
0歳児・1歳児
0歳・1歳は、まだ生まれたばかりの赤ちゃんです。
早い子で喃語を話せる子がやっとでしょう。
このとき、個人差ですが自我がまだ完全に目覚めてない子の方が多いです。
さらに、ほとんどの子の行動パターンが一緒なんです。
ですので、このとき1番大切なことは、その子を抱っこしてあげることですよ。
赤ちゃんもお母さんと一緒にいることが、何よりの喜びと安心ができるので、自然と性格が出てきます。
このときはまだ、焦らなくていいでしょう♪
なので、普段見せてくれる姿そのままを書けばいいと思います。
2歳児・3歳児
2・3歳児になると、やっと自我が目覚めてきます。
丁度、イヤイヤ期到来で、親御さんはさらにイライラしてしまうことでしょう。
私も丁度2歳すぎた娘がいるので、とてもお気持ち分かります!
しかし、焦らずその子のペースに任せればいいと思います。
なぜなら、その子も必死に成長しようとしているからですよ♪
「自分でやりたい!」と言ってきたら、できるときで構わないので、とことん付き合ってあげましょう。
それを繰り返してあげると、その子の性格も次第と分かってきます♪
繰り返しで得たことを書いてあげるといいでしょう。
4歳児・5歳児・6歳児
4・5・6歳児になると、記憶が次第に定着してきます。
つまり、大人になっても残る記憶はあるし、大きく性格が作られる時期でもあります。
子供の性格に合わせてあげて、生活してあげるとグンと距離が近づくと思いますよ。
そして、普段見せてくれる性格をその事を書いてあげましょう♪
子どもの性格の書き方
ここでは、子供の性格の書き方についてご紹介します!
マイペース
マイペースの子は、落ち着いている子が多いでしょう。
そんなときは保育園の先生に「この子はマイペースなところがあります。
ですが、最後までやり遂げれる子ですので、暖かく見守ってくれませんか?」など付け加えるといいかもしれませんね。
こうすることで、その子の長所になりますよ。
好奇心旺盛
次に好奇心旺盛の子についてですが、できることなら、どんどんやらせてあげて下さい。
保育園の先生には「この子はこんなことに興味を持つんですよ!可能あれば、保育園の中でも実践して頂けませんか?」と一言添えるといいでしょう!
人見知り
多くの人見知りの子は、恐怖心から来ています。
初めて会う人、自分の知らない世界。
誰しも最初はあることですので、その子の反応は至って普通なんです。
保育園の先生には「この子は人見知りですので、この子のペースで過ごさせて頂けませんか?」など相談しながら、伝えるといいかもしれませんよ♪
優しい
優しい子に関しては、「この子はこんなところが優しいです。もし、〇〇した場合は褒めてあげてくれませんか?」など、付け加えるといいでしょう。
その子の長所を伸ばすきっかけになります。
また「暖かく見守ってほしい」など付け加えるといいかもしれませんね。
優しい子はもっと、感性豊かになります。
すぐ怒る
すぐ怒る子は、何かしらの原因があります。
保育園の先生には「この子はこんなとき、よく怒ります。」などの具体例を伝えてあげながら、「こうやって対応して下さると助かります」と添えるといいでしょう。
もし、親御さんの手にあまるレベルであれば、保育園の先生に相談してみるといいでしょう。
ただ、1番大切なことは本人の気持ちですので、先生とは別に時間を作って、その子と真剣に向き合ってあげて下さい。
負けず嫌い
負けず嫌いな子は相手に嫉妬している可能性が極めて高いです。
このような場合はます、その子の素直な気持ちを聞いたうえで、保育園の先生に「このようなことがありました」と相談してみて下さい。
すると、アドバイスを貰えると思いますよ。
保育園の先生は毎日、沢山の子を見て、喧嘩をしている子の仲裁に入るのは日常茶飯事です。
いっそう、先生の意見を入れるといいと思います。
わがまま
わがままは、怒ることと一緒で自分の欲求を満たしたいと思っています。
こんなときは、愛情をあげつつ、少し厳しく接してあげて下さい。
どうしても分からないときは、「わがままを言うときはこんな風に接しています!」と保育園の先生に相談してみると、いいと思いますよ。
また、保育園の先生がこんなときは児童とどう接していますか?など、詳しく聞き、今後書いてあげるといいでしょう。
子どもの性格の書き方・保育園の願書で長所や短所を書く時の例文のまとめ
今回は、「子どもの性格の書き方・保育園の願書で長所や短所を書く時の例文のまとめ」をご紹介しました。
自分の子供の性格を保育園側に伝えることは、とても勇気がいることです。
しかし、1番大切なのは普段から子供と向き合って、性格を知っておくことです。
それを踏まえ、保育園の先生にアドバイスや相談をしながら、その子について書いていくといいでしょう。
どんな子も将来、育っていく姿は非常に楽しみでなりませんね♪