勉強が苦手だと宿題やプリントをやってくれませんよね。
やっていないので怒るともっとやらなくなることもあります。
ですが、勉強をしないからと毎日声かけをしていると親も疲れてきますよね。
苦手な子供でも方法がわかれば習慣化へとつなげていけます。
実践できる勉強方法をまとめましたのでぜひ参考にしてくださいね。
勉強が苦手な子の勉強法はまず苦手な原因を知ろう
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原因を知ることで当てはまるものが探しやすくなりますよ!
勉強の内容が理解できない
学校の授業内容がわからないので持って帰ってきた宿題にも手がつかずにそのままになってしまいます。
考えてもわからないところに「早く終わらせなさい」「勉強しなさい」と怒られることでもっと勉強が嫌になってきます。
「わからない」を確認しながら進めていきなくしていくことが必要になります。
親が強制するからうんざりする
「勉強をしなさい」と声をかけたときに「今やろうと思ったのに」と言われたことはありませんか?
疲れている時・遊んでいる時に「しなさい」と言われるとやる気が無くなってしまい嫌だと感じる子供もいます。
自分のタイミングでしたい子供もいるので声かけの仕方を変えつつ見守るといいでしょう。
他人と比べられるから落ち込む
兄弟や友達と比べられて嫌な気持ちになる子供もいます。
頑張ったのにと自信をなくしてしまい段々と勉強するのが嫌いになってしまいます。
勉強の教科によって得意・苦手があるので比べるのをやめましょう。
勉強が苦手な子の勉強法と得意な子の違い
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勉強への意識や方法は苦手な子と得意な子では変わってきます。
どんな違いがあるのでしょうか?
勉強が苦手な子がやりがちな勉強法
・ノートに書くのが勉強だと思い考えずに書くだけになってしまう。
・教科によって暗記が必要だが覚えられないと諦めてしまう。
・授業中はノートに書くことが必死で先生の話が耳に入ってきていない。
・どこまで進めるのかを決めずに机に向かったまま他のことをしてしまう。
・答えがわかればいいだろうと問題文や計算の途中を考えずに答えだけを暗記してしまう。
・間違えたところは一度しか解かずに復習をしない。
・テスト前の夜に勉強すれば大丈夫だろうと一夜漬けになりがち。
・説明文・問題文を読むだけで内容をがわからずに進んでしまう。
・文章を読ますに見ただけで読んだと思っている。
・どこがわからないのかを理解しないまま進んでしまう。
勉強が得意な子はこう勉強する
・集中できる方法を知っているのでスムーズに取り組める。
・授業に集中でき関心を持って先生の話を聞ける。
・先生の話を聞きながら必要なところをノートに書ける。
・苦手な科目も後回しにせずに復習ができる。
・どこが苦手なのかをわかっているのでそこを中心に勉強ができる。
・関心がない教科でも目標を立てて取り組んでいける。
・目をそらさずに苦手な教科・低い点数を受け入れてとき直しができる。
勉強が苦手な子の勉強法は塾や家庭教師で解決できるのか
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塾や家庭教師を利用して苦手を克服できるのか気になりますね。
子供にあわせたところを選ぶことで成績アップする可能性が出てきます。
選ぶポイントは「楽しい気持ちで通える」「自分の学力のレベルにあっている」の2つです。
楽しくないと「行きたくない」「今日はやりたくない」という気持ちが出てきます。
また、基礎がわからないのに応用問題や難しい問題だらけだとペースについていけなく嫌な気持ちになり逆効果となってしまいます。
教えてくれる先生がわかりやすく説明してくれるのかも大事です!
勉強が苦手な子の勉強法は子どもの特性を活かすべき
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勉強の仕方に迷ったら特徴にあわせて選ぶといいですよ!
勉強のやり方がわからないからこそ先入観なく取り組める
勉強のやり方がわからないからこの方法は「できない」という先入観がないのでいろいろ試すことができます。
テストの点数が悪くても叱らずに子供にあった勉強法を試してみましょう。
クイズ形式で問題をだしたりお菓子を買うときに計算をしてもらったりと生活の中で遊び感覚で学ぶのもいいですよ!
部活や遊びに熱中できるほど集中力がある
勉強はできないけど遊びや部活は熱中して行っていますよね。
遊びは体・ゲームは指を動かしているのに対し勉強は考えて読み書きをする必要があるので「勉強をする」という意思がないと進みにくいです。
部活や遊びは課題が決まっていたりその場で決めて終わると休憩をとって次に移っていきますよね。
勉強も「文章題3問」や「書きを5個」・「読みを半ページ」と内容を決めて「終わるまでは机に向かう」と細かく設定することで終わった後の達成感が得られます。
簡単な問題から始めて量を少なくすることで遊びや部活のように集中力が保ちやすくなります。
勉強が苦手な子の勉強法を具体的に解説!
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8つの方法を解説していきますのでお試ししてみてください!
一度にたくさん勉強するよりも1日1問から始める
長く続けるのが難しい・集中力が続かないのであれば1日プリント1枚から始めてみましょう。
それでも多い場合は1日1問から始めてみてくださいね。
問題が解けるようになり子供のやる気がアップしてきたら1問から5問と少しづつ増やしていきましょう。
いつ何を勉強するか子どもが決める
その日の教科や時間は子供自身で決めてもらうようにしましょう。
親から「勉強しなさい」と声をかけても「今やるつもりだったのに」と強制的にやらされているように感じてしまいます。
自分で学習時間を決めて、取り組むことで意欲が向上し自発的に取り組んでいけるようになります。
声かけするときは「しなさい」等の話し方ではなく、子供が答えられるように問いかけるような声かけの工夫が必要です。
習い事の時間を考慮しながら3日分や1週間分の学習計画を立てておくのも効果的です。
スキマ時間を活用して集中する
長く集中力がもたないのであれば1回の勉強時間を5分と短く設定するのがいいでしょう。
朝テレビを見る前に5分・遊びから帰ってきたら5分・晩ごはん後に5分と細かく設定することで集中力が高まります。
細切れにして進めると1日合計で15分となり達成感も出てきます。
勉強前のルーティンを決める
ルーティンとは決まった動作や習慣のことです。
勉強前に実践することで雑念を払い意識を目の前に向けることが可能です。
机に向かったら深呼吸をする・声を出す・体を伸ばすなどの子供にあったルーティンを始めてみましょう。
スポーツ選手の中にはルーティンを実践している方もいますよ!
子どもに合ったレベルの教材を使う
レベルが高いドリルだと解けなくて「難しいからやりたくない」と見向きもしなくなってしまいます。
教材の購入を検討しているのであれば子供にあったレベルに合わせて選ぶのがおすすめです!
無理に応用問題に取り組むのではなく苦手な部分の基礎や標準問題からできるように進めていきましょう。
勉強がわからない原因を知る
勉強の中でなにがわからないのか一緒に確認する必要があります。
問題文なのか計算の仕方がわからないのかは子供によって違ってきます。
また、単語の意味がわからなくて文章題が解けない場合もありますよ。
原因を知りそこから解決をしていくことで苦手の克服にもつながっていきます。
勉強のやる気が出ないときの対処法
・好きな科目から行う。
・勉強用にお気に入りのノートや鉛筆を用意する。
・机ではなく居間のテーブルや図書館へと場所を変えて行う。
・学校の終わったあとではなく行く前や朝起きたときにと時間を変えてみる。
・勉強後にお菓子やゲームなどのご褒美を用意してやる気につなげる。
・好きな音楽を聴きながら勉強をする。
・友達と一緒に問題を解き合う。
・部屋・机の上を片付けてゲームやおもちゃが目に入らないようにする。
子供にあう方法を探ってみましょう!
どうしてもやる気がないときは休む
やる気が無いときは思い切って休みましょう!
やる気がない中でやっても集中力が続かないし無理にやることでストレスが溜まってしまいます。
ストレスが溜まったまますると「勉強なんてしたくない」と逆効果になる可能性もあるので休んで一息つきましょう。
勉強が苦手な子の勉強法に使えるおすすめ教材
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苦手なのに難しい教材を勉強すると続かなくなってしまいます。
・基礎から学べる。
・漫画風でストーリーになっている。
・イラストが有り解説付き。
・5分で読み解きができる。
キャラものや人気のアニメとコラボしている教材もあるので子供のレベルや好きなキャラに合わせて選ぶのがおすすめです。
忙しくて丸付けができないときはタブレット教材を選ぶと自動丸付けをしてくれますよ!
勉強が苦手な子の勉強法は親のサポートも大切
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自分で勉強ができるようになるまではサポートが必要になります。
少しでも勉強したらとことん褒める
勉強を頑張ったら褒めましょう!
座って机に向かった時や問題が解け時と小さなことでもいいので褒めるときは結果だけではなく過程も具体的に褒めるようにしてくださいね。
褒められることで自信にも繋がりますよ!
無理やり勉強させない
「勉強しなさい」と声をかけると強制的にやらされている感じがして「今はやりたくない」と抵抗したくなります。
興味のあるところから始めるか、苦手なところを一緒に解いていくことでわからないが少なくなります。
無理やりな声かけをしないよう注意が必要です。
勉強が苦手な子の勉強法を実践してダメでもOK!
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もし、実践してできなくても叱らないようにしましょう。
続かなかった場合は、子供には合わなかった可能性があるので違う方法を試してみてくださいね。
根気がいるかもしれませんが子供にあった方法を探し見つかると少しづつ継続できるようになっていきます。
また、継続してできるようになると習慣化にもつながるので焦らず方法を試行錯誤してみましょう。
勉強が苦手な子の勉強法は?勉強嫌いにこそ試してほしい勉強法のまとめ
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勉強が苦手だとなかなか手がつかなくて進まないですよね。
まずは「わからない」「苦手なところ」の原因を知ることが大事です。
原因がわかったら子供にあった勉強法を試してみましょう。
実践してだめでもOKです!
子供にあっていない可能性があるので次の方法をやってみましょう!
根気がいるので親のサポートが必要ですが一緒に取り組んで苦手をなくしていきましょう!