小学校の勉強ができない中学生はどうする?成績を伸ばすための勉強法 | お悩み便利帳
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小学校の勉強ができない中学生はどうする?成績を伸ばすための勉強法

中学校

小学校の勉強ができない中学生が、成績を伸ばすためにどうしたら良いのか。

中学生のお子さんがいる保護者の中で、そう悩んでいる方は少なくはないようです。

宿題もやっているし、勉強している様子もあるから安心していたのに、中学生になって定期テストを受けるたびに成績が下がっていく一方。

おかしいと思ってお子さんに聞いてみると、どうやら授業についていけてないらしい…。

「勉強しないからでしょ!」と怒ったら、逆効果でさらに机に向かわなくなっちゃった!

そんな事態に陥る前に、もしくは既にそんな状態にハマって抜け出し方を探しているあなたにも、今回は小学校の勉強ができない中学生が成績を伸ばすために必要な勉強法についてご紹介します。

各教科の成績アップする方法に加えて、親のかかわり方や一人で勉強できないお子さんへの対処法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね♪

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小学校の勉強ができない中学生の特徴は?

小学校の勉強ができない中学生の特徴には、次の8つのパターンがあります。

まずはあなたのお子さんがどのタイプに当てはまるか、考えてみましょう。

①小学4年生からの勉強が身についていない

②グレーゾーンや発達障害

③家庭学習の習慣がない

④勉強の仕方がわからない

⑤計算が遅い・できない

⑥勉強が何の役に立つのかわからない

⑦課題や提出物も出していない

⑧勉強してもムダだと自信がない

一つずつ解説しますね!

①小学4年生からの勉強が身についていない

小学校低学年は勉強をスタートするための準備期間ですが、3、4年生からは内容がグッと濃くなっていきます。

特に算数に関しては、小学4年生になると習ったことを総動員して分数や少数の問題を解くこともあり、お子さんによって得意、不得意の差が目に見えてくる時期です。

ここで勉強なんて嫌!というモードになってしまうお子さんはすっかりやる気もなくなり、中学校で重要になってくる分数、少数と整数の割り算など、数学の学習の要になるベース部分が身につかないケースが多くなります。

逆に言えば、小学校4年生の部分をしっかり学習しておけばその後の応用も効くので、数学でつまずいている場合はここのポイントに戻ってくると苦手を克服でき、スムーズに進むことができます。

②グレーゾーンや発達障害

先を見通したり、物事を計画的に進めるのが苦手なグレーゾーンや発達障害のお子さんには、テスト範囲が広く、一週間ほど部活動も休みになる定期テスト前勉強には何から手を付けていいか分からないという場合があります。

また、科目によって出されるプリントやまとめの課題の提出も、テストにプラスして課題範囲にも注意を向けなければいけないので、把握するのが難しくなります。

保護者の方も進み具合を一緒に確認して声掛けするなど、サポートが必要になります。

③家庭学習の習慣がない

中学生は勉強量が増え内容が難しくなるので、小学生の時のように授業を受け、宿題をしているだけでは勉強内容は身につきません。

自主的に予習・復習する必要があるのに、小学生の頃に家庭学習の習慣がついていないとテレビゲームや漫画に逃げて家で机に向かうことはできません。

「1日10分、15分でも予習や復習の習慣をつける」とは私も中学校の時、数学の先生に注意された記憶があり、復習に予習を加えたら授業でわからない点を集中して聞くことができるので「なるほどです~」と納得した記憶があります。

授業では何となくわかっていても、定期テストでは点数が取れない!というお子さんは予習は難しいなら、まずは復習だけでも必要です。

④勉強の仕方がわからない

中学生になると部活動も始まり、小学生の頃よりも放課後の時間は短いため、勉強の時間が取りにくくなります。

それなのに学習内容は難しくなるため、限られた時間でどう勉強時間を作るかも悩みどころでしょう。

「お風呂前は宿題」「寝る前に復習」など集中して学習する習慣をつける、試験前には逆算して計画的に勉強することが必要になります。

ですが、そうした対策を考えられなかった場合には勉強したくてもどうすれば良いかわからず、テスト直前で慌てているうちに当日を迎えてしまうというケースもあります。

⑤計算が遅い・できない

中学校では方程式を使って問題を解きますが、方程式を使う前段階として計算がパパっと正確にできないと、簡単につまずいてしまいます。

中学校では小学校で習う分数や比例の内容をベースにして発展していきます。

小学校の勉強で学習する基本の計算力は身についている、という前提で進められる数学の授業には、計算力が不足している場合は正しい答えが出せず、つまずくポイントになってしまいます。

⑥勉強が何の役に立つのかわからない

勉強が何の役に立つのか?そう考えて答えが出ない場合、勉強する気になれないこともあります。

ですが、例えば私の近隣の公立中学校では、入学早々5月の親子面談で進路について話し合いもあり、その場で将来の夢、志望校まで問われます。

進路がはっきりしていると行きたい学科や学校も絞られてくるので、受験に備える意識が生まれ、勉強しておかないと〇〇の夢にはたどり着けない!とやる気も出ますよね。

入学早々に誰しもが将来の夢や具体的な志望校について話ができるのかは疑問ですが、そういった話を親子で真剣にできる機会にはなりそうです。

あなたも親子で将来について話し合ってみると、お子さんの勉強のやる気スイッチを押すきっかけになるかもしれません。

⑦課題や提出物も出していない

定期試験前には、提出物の課題があります。

提出物と聞くと、出しても出さなくてもイイものと思い込みがちですが、実は成績を左右するのはテストの点だけではないんです!

内申点で、提出物は関心・意欲・態度の評定にあたり、未提出があると最高評価はもらえなくなるので、小テストレベルと考えておきましょう。

要領が悪く、まとめるのが苦手で後回しにしてしまったり、計画的に取り組むのが苦手なお子さんや逆に完璧に仕上げないと気が済まないタイプも気合が入りすぎて締め切りに間に合わなくなるケースもあるようです。

⑧勉強してもムダだと自信がない

勉強したのに解けない問題が次から次へ。

頑張っても頑張ってもできないとなると、自分は勉強してもムダだと自信がなくなってしまう場合もあります。

自信をなくしてしまうと勉強する気力もなくなるので、ますます勉強ができなくなっていきます。

そんな時は、できるところまでさかのぼって学習していき、沢山の正解を繰り返し積み上げていくことが必要です。

自信を取り戻すことで、再び勉強できるようになるでしょう。

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小学校の勉強ができない中学生の成績を伸ばすための勉強法

小学校の勉強ができない中学生の成績を伸ばすための勉強法を、細かく教科に分けて見ていきましょう。

勉強法は次の通りです。

①小学4年生からの算数をやり直す

②数学は例題をノートに書き写して解き方を覚える

③英語は単語と動詞を覚える

④国語は漢字や言葉の意味を覚える

⑤読解力をつけるために本を読む

⑥社会は地名や語句を覚える

⑦理科は語句を覚える

⑧わからないことはすぐに調べる

説明していきますね!

①小学4年生からの算数をやり直す

学力差が出てくる最初のポイントは小学4年生にあり、数学の学習の要になるベースはこの時期の単元にあります。

小数、分数、がい数、四則計算の順序などの理解が不足していることが原因で、中学校の数学につまずくお子さんが多くいます。

まずは小学校4年生の算数に戻ることでチンプンカンプンだった数学の問題も、正解を導けるようになります。

②数学は例題をノートに書き写して解き方を覚える

数学は例題をノートに書き写して解き方を覚えることも大切です。

例題を目で見て、手で書いて解き方の手順をなぞる作業を繰り返していると、解く方法のパターンが身につきます。

パターンを他の問題でも応用できるようになると、成績は自然に右肩上がりに♪

ただし、機械的に例題を書き写すのでは意味はありません。

しっかり解き方を考え、なぜそうなるのか「正解を導くまでのプロセスを理解しながら」書き写しましょう。

③英語は単語と動詞を覚える

小学校から英語の授業はスタートしていますが、各学校で指導のレベルに差があり、中学校でスムーズにスタートできる、できないが別れています。

スタートで出遅れたと感じても、まずは教科書に出てくる英単語、動詞などの意味と使い方を念入りに覚えることで、基礎力が固まります。

英単語を沢山覚えておくと、長文を読んでいても知っている単語をつないでいけるのでなんとなく全体の意味もつかめてくるでしょう。

④国語は漢字や言葉の意味を覚える

国語は学校で習うレベルの漢字の読み書きを、徹底して覚えましょう。

教科書を読もうとしても、わからない漢字ばかりでは読む気もなくなってしまいます。

漢字を覚えるときには、面倒でも一つひとつの言葉の意味を辞書で引いて音読するか書き留めるなどしておくと、理解が深まるのでおすすめです。

⑤読解力をつけるために本を読む

普段本を読んでいないと、読解力は身につきません。

本をたくさん読んでおくことで言葉の使い方を自然に覚えることもできるので、間違った言葉の使い方をしている箇所を問うような問題にも対応できるようになります。

⑥社会は地名や語句を覚える

社会は、暗記すれば点が取れる教科です。

問題はどう覚えるかという点ですが、曲にのせて覚えたりひたすら書き出して覚えるなど得意なやり方で工夫して覚えましょう。

参考動画はこちら→https://youtu.be/oPSff5teRBQ

⑦理科は語句を覚える

理科は基本的なパターンを理解して答えを導き出す問題と暗記さえできていれば点数が取れる問題に分かれます。

計算や記述式は難易度が高くても、暗記すれば点が取れる語句を徹底して覚えてしまいましょう。

暗記ができるくらいなら、初めから悩んでいない?

そんなお子さんにも覚えやすい方法が、ラップで覚える方法です!

お友達を巻き込めれば楽しく覚えられそうですが、恥ずかしがり屋さんなら家族で協力してみては?

参考動画はこちら→https://youtu.be/gjBRa-_Rqsk

また、書いて覚えるのが得意なお子さんは、繰り返し問題集を解き、丸ごと覚えてしまうのも手っ取り早いかもしれません。

⑧わからないことはすぐに調べる

数学や英語は「なんとなくわかったような?」という箇所でさえそのままにしてしまうと、どんどんわからなくなってしまいます。

少し理解が足りないポイントが増えていくと、授業が先に進むほど理解に時間がかかり、ついていけなくなってしまいます。

わからなかった部分は放置しないですぐに解決するようにしましょう。

後で先生に聞こうと思っていたのに、どこがわからなかったのか、わからなくなる…。

なんて事態を防ぐには付箋を持ち歩いたり、マーカーやクリップなどを用意していつでもチェックできるようにしておくのがおススメです♪

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小学校の勉強ができない中学生への親の関わり方

小学校の勉強ができない中学生への親の関わり方には抑えておきたいポイントがあります。

次の5点を心にとめておきましょう。

①勉強しなさいと言いすぎない

②できなかったエピソードを何度も言わない

③子供が勉強する時間には親も本を読んだりする

④勉強できる空間を作る

⑤親の関わりが難しい場合はプロの手を借りる

①勉強しなさいと言いすぎない

親に何かを言われると全て文句に聞こえ、反抗したくなる中学生。

いくら「勉強しなさい」と言っても、逆効果になってしまうことも多いでしょう。

このような場合、勉強しなさいと言いすぎないよう「勉強は進んでる?」「何時くらいからやるの?」と軽く声をかける程度に抑えましょう。

②できなかったエピソードを何度も言わない

「お父さんも中学生の頃は、全然勉強できなかった」

という話を家族や大人が集まる場で話をすることはよくあります。

しかし、勉強をしなかった(できなかった)エピソードをお子さんが何度も耳にしていると、「自分の親だって、勉強しなくても生活できてるし、しなくても大丈夫ってことかな」と安心してしまい、勉強できなくてもOKモードになってしまう可能性もありますのでご注意あれ!

③子供が勉強する時間には親も本を読んだりする

お子様が勉強している時間、あなたがスマホをいじっていたらお子様は(黙ってはいても)納得いかない!みたいな雰囲気になりませんか?

仕事や家事、学校からの連絡ツールとしてスマホを使うことも多いので、親にすれば遠慮する必要はないのですが…。

そこは反抗期ですから。

お子さんからみると自分だけ我慢させられていると感じて、イラっとすることもあるあるですよね。

スマホを触るのはやめて、本や新聞を読むなどして静かに過ごしていた方が無難でしょう。

④勉強できる空間を作る

勉強しようと思っても、目につく場所にゲーム機や漫画、趣味のグッズなどが置いてあると気が散って集中できません。

部屋をスッキリ片づけて、誘惑アイテムは目につきにくいところに移動させましょう。

また、リビング学習をするお子さんなら一緒に本を読んで静かに過ごすなど、勉強中は大きな音を出さないことも大切です。

勉強の合間につまめる飲み物、食べ物などを用意するのも頑張ったご褒美感があり、親が応援している雰囲気が伝わってやる気が上がることもあります♪

⑤親の関わりが難しい場合はプロの手を借りる

兄弟もいて家の中は常に騒がしい、どうしてもゲーム機の誘惑に負けてしまうなど、家で集中出来ない場合や、保護者が何を言ってもやってもどうにもこうにも…。

そんな場合には、プロの手を借りるのも良いでしょう。

親の言うことは聞けないというお子さんでも、塾や家庭教師など、第三者からのメッセージなら素直に聞いてくれる可能性は大きいので、親の関りに限界を感じたらプロに頼ってみるのも一つの手です!

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小学校の勉強ができない中学生が一人で勉強できない時の対処法

どこからわからないのか、何がわからないかもわからない!

そんな沼にハマってしまっている場合、お子様に寄り添って苦手ポイントを見つけ出し、学習内容を考えてくれるサポーターが必要です。

小学校の勉強ができない中学生が一人で勉強できない時の対処法としては、家庭以外に頼るのが得策です。

具体的には家庭教師、個別指導塾、無学年方式で学べる『すらら』がおすすめです。

①家庭教師

自宅で親が教えると、なんでこんな内容も分からないのかという流れにもなったり、教え方がなかなか難しく、そのうちヒートアップしてケンカになってしまいがちですよね。

その点、家庭教師なら冷静な第3者の立場。

できないことを前提で親身になって教えてくれるのでお子さんも相手を受け入れやすく、学習方法や勉強を教えてくれるプロならあなたも安心ですね!

②個別指導塾

個別指導塾は生徒1~2人につき先生が1人ついて教えてくれる、少人数制の塾です。

質問しやすく自分のペースで勉強ができるので、勉強が苦手なお子さんや、大人数だと自分の意見が言い出せないタイプ、わかったふりをしてしまうお子さんにも向いています。

ただし、集団指導塾に比べて授業料が高い傾向にあるので、検討する際は良く調べて複数の塾を見学してみることをおすすめします。

③無学年方式で学べる『すらら』

塾に通うには時間が足りない、またはお子さんがどうしても行きたがらないという場合は、自宅にいながらタブレットを使って学べる「すらら」がおすすめです。

学年を超えて、わからないところまで戻って学ぶことができる無学年方式なのも、小学生の勉強ができない中学生にはピッタリです!

ゲーム感覚で一人ひとりの理解度に合わせて進めることができ、すららコーチが学習計画を立ててくれるので安心です。

参考:https://surala.jp/home/grade/junior/

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小学校の勉強ができない中学生はどうする?成績を伸ばすための勉強法のまとめ

小学校の勉強ができない中学生の特徴は?

①小学4年生からの勉強が身についていない…中学校で習う数学の要になる単元のベースは小4にあり

②グレーゾーンや発達障害…先を見通し、計画的に勉強するのが難しい

③家庭学習の習慣がない…予習や復習ができず、学習内容が身につかない

④勉強の仕方がわからない…時間がないので工夫が必要、限られた時間で勉強する

⑤計算が遅い・できない…計算に時間がかかり、正確でないとつまずくポイントになる

⑥勉強が何の役に立つのかわからない…将来の夢、志望校など目標がないとやる気が出ない

⑦課題や提出物も出していない…課題の重要性に気づいていない。未提出は評価にかかわる

⑧勉強してもムダだと自信がない…勉強しても不正解ばかりだとやる気が落ちる

小学校の勉強ができない中学生の成績を伸ばすための勉強法

①小学4年生からの算数をやり直す…数学の学習の要になるベースを身につける

②数学は例題をノートに書き写して解き方を覚える…解き方を考えながら書き写し、解法パターンを覚える

③英語は単語と動詞を覚える…語彙力を増やす

④国語は漢字や言葉の意味を覚える…漢字は辞書を引きながら意味と一緒に覚える

⑤読解力をつけるために本を読む…本の中で言葉の使い方を覚える

⑥社会は地名や語句を覚える…暗記すれば点数は取れるので覚え方に工夫を!

⑦理科は語句を覚える…計算や記述式ではなく、まず暗記できるものから手を付ける

⑧わからないことはすぐに調べる…後回しにするとつまずく原因に

小学校の勉強ができない中学生への親の関わり方

①勉強しなさいと言いすぎない…反抗期なので言い方、タイミングに気を付ける

②できなかったエピソードを何度も言わない…勉強しなくてもOKと考えてしまう可能性も

③子供が勉強する時間には親も本を読んだりする…自分だけ我慢していると思わせない

④勉強できる空間を作る…集中できるようにゲーム機などの誘惑アイテムは片づける

⑤親の関わりが難しい場合はプロの手を借りる…家庭教師や塾などなら素直に勉強できる

小学校の勉強ができない中学生が一人で勉強できない時の対処法

①家庭教師…親が教えるとケンカになるが家庭教師ならマンツーマンで受け入れやすい

②個別指導塾…小人数制の塾なら質問もしやすく、自分に合うペースで学習できる

③無学年方式で学べる『すらら』…自宅にいながらゲーム感覚で学べ、すららコーチがカリキュラムを組んでくれる

中学校の普段の授業を受けつつ、小学校での勉強を並行して学ぶのはお子様にとってもエネルギーが必要です。

お子様の成績に変化が出てきて気になったら、早めに本人に確認したり、担任の先生に相談してみるのも良いかもしれませんね!