勉強を教えていて、子供に怒ったことはありませんか?
なんで何回教えても間違えるの!
早く勉強しなさい!
良く言いがちな言葉ですよね。
私も3人の子供を育てていますが、どうしても勉強をしない真ん中の子に手を焼いていました。
親は自身の経験から勉強が大切さや全て勉強の進め方や仕方も知っているから、どうしても子供が出来ないとイライラしてしまいますよね。
一度丁寧に教えたのに、
何で!できないの!
やる気がないんだったらもういい!!
でも心の中では…
あーまた怒っちゃったよ…
子どもを叱っても解決しないことはわかってるのに…
と、自分が嫌になって落ち込んだり…
産まれた時は、健康であれば良いと思っていたのに、成長するにつれて、次!と求めてしまう親心…。
育児をしていると将来の生活のためにも良い職業についてほしいと願う方が多いのではないでしょうか?(親の望みは尽きないものですよね…)
ただ、怒る声を聞くというのは、人間、思考をストップしてしまうくらいマイナスなのです。(そんなのわかってるけど言っちゃうから困ってるんだよ…という心の声が聞こえてきそう!)
今回は、子供に勉強を教えていて怒ってしまう原因、体験談、言ってはいけない禁句用語や禁句事項そして、上手な教え方と見守り方についてまとめみました。
子供に勉強を教えるときに怒ってしまう原因
自分の子供だと思うと、やはり感情を直接ぶつけてしまいます。子供も親には甘えてしまい、我慢ができなかったりしてしまいます。
親が怒るというのは、結果を知っているからです。
『○○しないと○○になるという経験がある』から、可愛い子供にはそうなってほしくないという気持ちから怒ってしまう方が多いのではないでしょうか。
例えば、
- 勉強で分からない所があると、テストで点数が取れなくなる。
- テストで点数が悪いと将来受験に失敗するかも。
- もしくは、良い大学に行けなくなる
という結果を知っているから、怒ってしまいます。
他人の子供だと、ここまで怒りませんよね。例え勉強を教えていて、わが子のようにできなくても、怒ってまで教えたりしません。
その時のその子に合わせて、
- ○○してみようか?
- ○○だったらできるかな?
と様々なやり方の案を考え、どうしても出来なかったら、『今日はここまではしてみよう』と絶対に全てやってもらう所まではしませんよね。
それは、やはり他人だからです。
将来まで考えて教えてないからです。
そして、更にイライラさせてしまうのが、他人と比べるようになった時です。
特にお母さんは他のお子さんや他のママとの交流もあるため多くの情報が入ってきますよね。
他の人と比べるようになったら、レベルが分かってくることで、親にも焦りが出ます。
- 出来る子のレベルに合わせないと!
- ○○ちゃんより成績が下なんて…
- 勉強についていけないなんて恥ずかしい
と余計に怒るようになります。
これは我が家で実際にやってしまっていた例なのですが、
- あれもこれもとたくさんの問題集を与えていませんか?
- 勉強をするときにテレビがついていたりしませんか?
- 他の兄弟が騒いでいる中で勉強していませんか?
- タイムスケジュールに無理はありませんか?
- 親はしっかりと子どもの勉強に付き合っていますか?
そうなってくると、そこまでこなしている子供ががんばっていることに目が向かなくなり褒めることも少なくなってきます。
イライラの増殖にも繋がってしまいました。
結局、親が自分の思うように進んでほしいから怒って、従わせてしまうのです。
親が勉強を教えると子供が怒る
親が子どもの勉強を見ながら怒るようになると子供はどのような反応をするでしょうか?
- 怒られるのが怖くて勉強するようになる
- 委縮して何も言えなくなる
- 子どもも怒りだす
どのパターンであっても、子どもの成長によって良くないのは明白ですよね。
これは我が家の場合ですが、子どもも怒りだすようになりました。
親は『なんでちゃんとやらないの?』と怒って、子どもは『だってできないんだもんしょうがないじゃん』『なんで自分ばっかり怒られなきゃならないんだよ』と、どんどん卑屈になっていきました。
このままじゃいけないのはわかってる…
では、皆さんがお子さんに勉強を教えるときに怒った経験談は、どのようなケースがあるのでしょうか?
みんなの子供に勉強を教えるときに怒ってしまった体験談と回答
たくさんの体験談があります。
同じように皆悩んでいるのです。
皆が悩んでいる事に対して、ベストアンサーに選ばれた人のやり方も一緒に載せました。
悩んでいる人は答えがほしいと思います。
参考になることがあれば是非実践ください。
子供に勉強を教えながら大声で怒鳴ったり、何度説明してもわからないとイライラしてしまい頭を叩いたりしてしまいます。勉強嫌いにさせてしまいました。どのように対処すべきでしょうか?
ベストアンサー
自覚があるのですから、もう二の轍は踏まないに越したことはありません。
他人様にお願いしましょうよ。
遠くに行ってたほうがいいです。私も母が強烈に怒鳴ったり殴ったりする系で、英語のスペルを空で言えと言われ、つっかかると物差しで手当たり次第にたたかれました。
家庭教師の先生に来てもらって初めて家庭学習を恐怖なくできるようになりました。
殴られる恐怖とできない自分に対する自己嫌悪で、問題を考えることなどとてもできないです。
集中なんて無理。
話なんて聞けません。
間違えちゃいけない、間違えちゃいけない、のフレーズばかりが頭を独占していますから。
そして答えられずまた叩かれる。
逃げ場のない地獄ですね。今は小五の母となり、
あの時の母の気持ちも、多少わかるようになった昨今です。
節度を持って根気よく教えてくれる他人がいいですよ。
自分の子供は、ほんとに難しいです。
ほめ役に回ったほうが得策ですよ。気づいてよかったですね。
少し距離を置けるようになったら、正直に謝るんですよ。
責められても逆切れしちゃいけないですよ。
ご存知のように、あなたがまいた種ですからね。URL:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1389628088
子供(小学2年)に 勉強を教えて居ると、余りにも解らないのでイライラしてしまいます。怒りたい程、イライラします。どのように勉強を教えたら良いのですか?イライラしない方法等がありましたら
教えて下さい。
ベストアンサー
イライラする気持ち良く分かります。
妻が教えてる時には、そんなに、怒らないでもと思うのですが、僕が教えてる時も同じだと妻に言われました
子供はそれぞれ違いますから、気長に教えなきゃ行けない子供もいます。
イライラしない方法、有ったら、教えて欲しい人沢山居ますよ
僕は人は人、この子はこの子と思う様にしてます。出来るだけ、やる気を無くさない様な叱り方と、解けたら毎回誉めてあげる様にしてます。
イライラするのは親失格とか書いてる方、言葉では何とでも言える!
URL:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13111940258
泣きながら勉強させるのって虐待ですか?
自分が子供の頃は、勉強するとき隣に親がいて問題とか分からなかったら怒られそれで泣いても勉強させられつづけました。
どこの家庭でもそんなも
んだよなと思っていましたが、友人に聞いてみると泣いてまではさせられていないと教えて貰いました。
実際は、割りとどこでもやってると思うんですがどうなんでしょうか?
ベストアンサー
泣くと言ってもいろいろあると思います
親が一緒に子供の勉強を見てやってるなら、こんな問題もどうして分からないの?どうして間違えるの?とつい言ってしまうこともあり、それによって子供が悔し泣きをする、というのはよくあるパターンですよね
あらかじめ、どれだけ勉強するか、量や時間を子供と一緒に決めて、それをこなしてるうちにそうなるのであれば仕方ありません
親子だとどちらも感情的になることはあるでしょう、そんなことの繰り返しです
ただ、子供が勉強すること自体を納得しないでイヤイヤやっているならあまり意味がないかもしれません
勉強すること自体が嫌なのか、内容についての押し問答で泣いてるのか、というところです
毎回親と揉めて進まないようなら、家庭教師や塾という方法もありますが
家庭で子供と一緒に勉強するのも、限られた年月しかありません
全く勉強を見てやらず、他人に任せっきりにしてる親とは訳が違います
二人で頑張った受験勉強などは良い思い出になると思いますURL:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13170559363
みなさん同じように悩みがあるようです。
どうしても、家庭で解決しない場合は、第3者に任せるべきだとありますね。
きっと、成績の伸びるコツや理解しやすい授業や教え方で、成績が伸びるのも良いのかもしれません。ただ、成績が伸びるだけで良いのか。ずっとその先生が一生ついてくれるわけではありません。
勉強を怒りながら教えるくらいなら塾や家庭教師に任せるのが一番なの?
勉強だけを教えてもらうのであれば、もちろんその道のプロである塾や家庭教師に任せるのが一番でしょう。
塾に行く目的は2つに分かれます。
①家庭での話し合いの結果、子供自身が行くと決めた場合
- ある程度自宅で学習していたが、もっと上を目指したいから。
- 教えるのが難しくなってきたら、更に理解するために。
②自宅ではどうにもならない場合
- 親が勉強を教えられない。
- 子供も親の話を聞かない。
- 旦那さんも協力してくれない。
さて、1と2の違いは、分かりますよね。
子供の意思が有るか否か。
そして、家族の協力や対応があるか。
2の状態の場合でも、成績が伸びたり希望した学校へ合格する可能性はあります。
塾や家庭教師の先生にお願いしたことで、問題の原因となっていた子どもの勉強ができるようになって、親が子供に『怒る』ことがなくなるなら、これで解決します。
しかし、それでも親がガミガミ怒る状態が続くのであれば、違う角度から家族を客観的にみてみるのも一つです。
今回は勉強の話ですが、また家庭で対応できない問題が起きたら、親は違うプロに任せよう!の繰り返しでは、将来社会人になった時に苦労します。
悩んだときに『話ができる、相談できる』親子関係は、一番小さなコミュニティであり落ち着ける場所であってほしいですよね。
子どもには『将来幸せに暮らしてほしい』と願わない親はいないでしょう。
家庭で、子供との関係が良くなくなった場合は、その時にしっかり話し合いをもつ方法をとるようにしましょう。
わが子の場合、読解力がないことで勉強の足を引っ張っていました。
私も文章力や思考力には自信がなかったので、上手く教えられなかったのですが、▶こちらの方法を試したところ、親子関係もよくなってきています。
言ってはいけない禁句用語と禁句事項
何でできないの?何で分からないの?いい加減にしてよ!
これは、一番自尊心が折れてしまう言葉です。
逆に毎日のように自分が言われたらどうですか?がんばろう!って思えますか?大人の会社でこれを毎日言われたら。
きっと鬱になります。
分からないことが続くときは、何でできないの?ではなく、どの部分が分かりにくいかな?どこまでだったらわかる?と自分で考えて言えるような質問にしてあげてください。
それでも、それさえも分からない場合は、問題の意味から分かっていない可能性があるので、もっと分かりやすく、幼児に教えるつもりで、丁寧に教えてあげてください。もしくは、その前の基本が分かっていないのかもしれないので、問題を読んで確認しながら、1つずつ戻ったり、確認したりしながら進めていくことが、おすすめです。
他の子と比べない!子供の前では絶対に言ってはいけない
親の中で他の子は出来ているのに、どうしてわが子はできないのか?同じ塾に行っているのに何故?と感じると事もあるかと思います。
この考えを捨てないと子供は伸び伸び成長できません。
そして、一番いけないことは、子供に直接言葉で言ってしまうことです。
○○くんは出来るのに、どうしてあなたはできなの?この言葉を続けると子供は、中々立ち直れなくなります。「なぜ!」や「どうして!」など否定的な言葉は、なるべく避けるようにしましょう。
一生懸命してきたことを否定されたのと同じだからです。
まだ小さな子供のころは、結果よりも一生懸命したことを褒めてあげてください。一生懸命することは良いことだ。
いつもどんな時も一生懸命する子は必ず結果がでてきます。その時の友達との成績の差は、なんの役にも立ちません。それよりも大事なことは、わが子の昨日より出来たことを積み重ねていく方が、とても効果的です。長い目で見守ってあげてください。
だからこそ、結果が悪くてもたくさん褒めてあげてください。
一生懸命する子なら、どんなやり方にも対応できます。
一生懸命やって出来なかったなら、次は違うやり方にも対応できるのです。
その一生懸命できる能力はとても素晴らしいことなのです。
たくさん褒めて自己肯定を上げて自信を持たせてあげることが将来の自立にも繋がります。
詰め込み学習はやめよう
毎日の学校と毎日の習い事。
そして帰宅後の勉強。寝るとき以外休めない子供。
それなのに、出来ない時、休憩していたら怒られる。
子供は一体どこでゆったりできるのでしょうか?それでもがんばって、こなしているのならば、毎日今日も頑張ったね。と褒めてあげるべきです。
たまには、全てやらせず、減らしてあげたり休息をとらせてあげてください。
高学年となると、体力も知力も上がりますし、受験を行うこともでてくるでしょう。
年齢があがると、毎日でも自分のペースを守って続けれるようになるし、意見をすることもできます。
低学年のうちは、遊びも学習のうちです。たくさん遊ぶ事ができるのは、小学生の時くらいだとおもいませんか?時間にも学力にも余裕があるからです。中学生になると教科も学習時間も増えて、学校が終わっても習い事など、公園や遊びに行く余裕が必然的に少なくなります。
小学校低学年の内は、たくさん遊んでたくさんの経験をしたほうがよいと、共通して様々な教育者が言っているのを聞きます。
体験は必ず学習知力に結びついてきます。
学習系の習い事は少し控えて無理ない程度で行うようにしましょう。
低学年くらいだと学習内容も教科も少ないため通信教育でも十分に間に合います。SNSでも「通信教育 人気 口コミ」と調べると一覧でたくさんのサイトが表示されますので、各講座の教育ポイントを読んだり資料請求して我が子に合うものを選んでもよいですね。
子供が勉強することをイヤだと思うようにならないよう良く子供の心理にも目を向けてあげてください。
親の幼少期を思い出してみよう
自分が幼少期の時はどうでしたか?
遊びもたくさんしたのでは?
学習を親にさせられてこなかったのでは?
勉強を指導してもらわなかったから、自分みたいにならないようにと子供にさせているのなら、それはあまり良くありません。
自分がされてこなかったのに、子供にさせるとまず気持ちが分かりません。
自分が同じ経験したことがないからです。
そうすると、怒っても加減も分からないのです。
逆に経験してきた親は、嫌だった経験もあり、たくさん遊びから学ばせたり、子供がどのようにしたらやる気がでるのか経験上分かっているから、上手く教えることができるといいます。
子供に怒ってしまったら、自分が逆の立場なら、どのように声かけてほしいか一度考えてみてください。
感情的なときには、考える余裕がないことも分かります。
しかし、一度考え方を変えないと悪循環が続きます。
今こそ、気持ちを強く持って対応できるように親も努力する必要があるのではないでしょうか。
子供に勉強を教える上手な教え方と見守り方
子供に勉強を教える上手な教え方と見守り方で一番大切なのは、決して感情的にならないことです。
- 勉強の内容を決める
- 所要時間を決める
- 丁寧に根気強く教える
- できたらめちゃくちゃ褒める
この4つを守りながら進めることが大事です。
子供が出来なくてイライラするなら、出来ない問題の時はそばにいて見守ろう
これは、答えを教えたりやり方を教えるのではなく、少しヒントを教えてあげるのです。
自分で導き出した答えは、やり方の過程がしっかり残るので覚えれます。
できない場合は、答えにたどりつくよう簡単なヒントを1つだし、またつまづいたら、新たにヒントを1つ与えてあげると、常に自分で考えるので達成感と自信に結びつきます。
決して答えを言わないことが大切です。
分からない場合は日常に取り入れてあげる
これは、例えば算数で分からないことがあれば、日常の物を使ってゲーム感覚で教えてあげます。
楽しいことは子供は印象に残り脳内にも残ります。
割り算でつまずくなら、おやつを食べるときに実際のおやつで教えてあげたり、時計が分からない場合は、何かするときには、必ず時計を確認しながら声かけしてみたり。
日常で自然と楽しく身につけてあげてください。
答えは絶対言わない。ヒントのみ!
先ほども出てきましたが、どんな問題でも日常分からないことでも、答えは言わないでください。
日常で分からないことがでてきたら、辞書で一緒に見てみよう!図鑑で一緒に見てみよう!など声かけをして一緒に調べて情報を共有することが大切です。
一緒ですることで、会話やコミュニケーションになり子供も楽しく学ぶ事ができます。
親はストレス発散をするようにしよう。夫婦でも情報共有を!
これも、子供の勉強や子育てをするための大切な事です。やはり親にストレスがあると感情的になったりします。
親の気持ちは常に安定できるよう、ストレス発散の仕方をいくつか持っておくことが大切です。
夫婦の仲も心の安定に関わってきます。
片親だけが子育てをさせられているといつか不満がでてきます。
子供の情報共有や家族で出かける計画をたてたり、夫婦でも常に会話を大切にしてください。
子供に勉強を教えるときに怒ってしまう方へのまとめ
いかがでしたでしょうか?やり方を変えるのは、とても努力が必要ですよね。
しかし、自分の気持ちの持ち次第でいつでも始めることができます。
そして継続が一番難しいことだと思います。
あまり無理せず、少しずつやり方を変更していくことがストレスなく移行できるのではないでしょうか?
子供が小さい頃は、お母さんもまた、次の子の妊娠、出産中で更に対応が難しい人もいるかもしれません。我が子が好きだからこそ、どうにかしてあげたい気持ちは皆同じです。
自分が大変な時や、母自身、自分が嫌になる前に、周りの助けもたくさん活用してください。
人に話すだけで心がスッキリすることもあります。子供とお散歩に出かけるだけでも気づくことがあります。
子育ても勉強を見てあげることができる時間も一生のうちで考えると短いものです。1日1日大切に対応してあげてください。