一行日記が宿題に出て困っていませんか?
1日や2日位なら書くことはできても、冬休みや春休み中に毎日書くとなると結構大変ですよね。
みんなどうしてるの?同じこと書いてもいいのか?
中学生のお子さんならヒントを出せばコツをつかんで書き進めることはできるかもしれません。
しかし、小学生の場合は一緒にネタを考えたり書き方を教える必要も出てくるかも・・・
こちらでは小学生や中学生の一行日記のネタの選び方、書き方のコツや、冬休み・春休みに合わせた例文を紹介していきたいと思います。
宿題に出た一行日記がネタ切れで書くことない!
一行日記って、何をどのくらい書けばいいの?
そもそも一行なので、文字量として20文字~多くても60文字くらいではないでしょうか。
しかし、20文字だと本当に短くなるので小学生1年生くらいの子が書くイメージになります。
一行日記の一番のコツとしては、その日の出来事のうち最初に思いつく事を書くことです。
また、一日の内に思い出せる出来事が何個もある場合は、いったん単語で書き出してみます。
一文にできるように工夫しながら、長くなりすぎないように文章をまとめましょう。
一行日記のネタはコツと同じでその日の出来事が一番書きやすいです。
ほかには、習い事をしているとか好きなことがあればその事について書くのも良いですね。
習い事などは、できたできなかったがはっきりしやすいので出来た事を一行に収めることで、成功体験の積み重ねにもなり本人の自信にもつながります。
“今日はいつも弾けなかった部分が弾けるようになった。”
“今日はサッカーの試合でゴールを決めた。”などです。
どんな日記にも共通しますが、プラスになることや、良いことを書くことで気持ちもプラスになります。毎日塾しか書くことないという子もいるかもしれません。
毎日の学習記録でも良いと思います。高学年や中学生になると、学校後は、部活や習い事で毎日が過ぎている子もたくさんいます。毎日同じ生活の中で、学習記録日記でも記憶ではなく、記録にのこるので、素敵だと思います。学習の役にも立ちますし、成長過程を見直すこともできます。
そして、一日の中で書く時間を決めるのも書き続けられるコツです。
夕飯を食べた後の時間。
寝る前の時間。
兄弟がいる場合は、一緒に書くことで忘れる事を防げます。
家庭の生活リズムに合わせて決めると良いですね。
小学生の一行日記の書き方のコツを紹介
小学生でも学年によって、文章を書けるレベルが変わってくると思います。
低学年だと、文章を書くことに慣れていない場合もありますので、毎日の日記を親御さんがチェックしてあげると良いですね。
小学生低学年のお子さんに書き方をお伝えするコツとしては、文章を書く練習だと思って取り組ませる事です。
一行日記が難しいものではなく、一日の出来事を書くだけ。同じ事ばかりの毎日で他にも書く様な、出来事がなければ、やってみたいことでも良いと思います。
と、苦手意識につながらないように取り組ませます。
例文としては “今日は、おばあちゃんの家に行きました。” でも良いというわけです。
慣れてきたら、文章を要約したものに仕上げたり、気持ちをと入れることを低学年からしていると学年が上がるにつれて更にレベルアップができると思います。
要約したものとは?例えば、「今日は、おばあちゃんの家に行きました。海と公園にも行きました。また行きたいとです。」となった場合に、一番どれが伝えたい文なのか分かりにくいですよね。書きたい出来事を1つ選んで要約します。ここでは、おばあちゃんの家を選んだ場合、
「今日は、おばあちゃんの家に行きました。久しぶりに会えてうれしかったです。」
おばあちゃんの家に行き、気持ちを入れることで、伝わりやすい文になりますよね。これは、1行日記として記載しました。
最初は、難しいと思います。文章以外でも、普段から家庭や学校での会話でも意識を持って話すようにするだけでも、変わってきます。家庭でも是非、お子様でたくさん会話をしてみてくださいね。
小学生高学年になってくると、文章を読んだり理解する力も身についてきます。
上で紹介した例文にさらにエピソードを付け加えて文章を作っていきます。
例文“今日はおばあちゃんの家に行き、一緒に掃除をした後、飼っている犬の散歩に行きました。”
中学生の一行日記の書き方のコツを紹介
中学生の春休みや冬休みの宿題として一行日記が出たりしますね。
たとえ一行であっても、‘きちんと書かないと’と思えば思うほど続かないものです。
なので、まずは簡単な文章だったとしても毎日書き続けられる様工夫する事が一番のコツです。
必ず一日の終わりに書かないといけないというものではないので、自分に合ったタイミングを見つけて決めるのも中学生ならではのコツかもしれませんね。
一行日記を続ける最大のメリットは自分の状態がよく分かることです。
たくさん記入が出来ない分、その日の出来事で一番印象的だったことを記すことになるからです。
中学生なら自分の考えや気持ちを表現する事ができるようになります。
出来事と一緒に自分の気持ちや考えを残す事で、一行日記の質が上がりそうですね。
後、中学生になると、パソコンも使い慣れている子もいるので、情報検索したり、話題の情報を日記に書くのも良いですね。自分だけの時事問題日記なんてのも面白いかもしれません。
ネットで話題や日記ワード検索も一覧やカテゴリー別にあります。最近では、ツイッターや知恵袋を参考にしても良いですね。皆ネタの投稿や質問もたくさん飛び交っていますので、とても参考になると思います。
春休みネタの例文を20個紹介
春休みネタで、小学生高学年から中学生むけに例文をご紹介したいと思います。
- 「家族で○○公園に行き、お弁当を準備して花見をしました。」
- 「久しぶりに部活の友達と会って、新学期からの話をしました。」
- 「部屋の片付けをし、天気が良かったので散歩に出たら桜がたくさん咲いていました。」
- 「お母さんと夕飯用にカレー準備し、家族に喜んで食べてもらえました。」
- 「宿題をしながら解けない問題があり、去年の復習をする機会になりました。」
- 「図書館に行き、読書感想文の為の本を選びました。」
- 「地元で有名な桜の見所スポットに行ってきました。」
- 「お花見をしようと近くの公園に行ったらたくさんの人がすでにお花見をしていました。」
- 「友達と予約していたイチゴ狩りに行って、甘いイチゴをたくさん食べました。」
- 「もうすぐ新学期が始まるので、文房具など必要な物を揃えた一日でした」
- 「中学校の制服を合わせにいって、新学期が待ち遠しくなりました。」
- 「中学でみんなと違う学校に行くので、小学校の友達との思い出作りのためにイチゴ狩りに行きました。」
- 「花粉がひどくて外にでられなかったので、部屋の片付けをしながら昔のアルバムを見ました。」
- 「新学期に向けて、今年一年の目標を決めました。しっかり達成して行きたいと思いました。」
- 「天気が良かったので散歩に出たら、桜や菜の花など綺麗に咲いていて春を感じました。」
- 「春休みで家族が全員そろうので、バーベキューをしました。家族との時間が嬉しかったです。」
- 「おばあちゃんが作ってくれたつくしの佃煮を食べました。懐かしく、優しい気持ちになりました。」
- 「友達とイチゴ狩りに行きました。この友達とずっと仲良くしていきたいと思いました。」
- 「花見をしました。マナーの悪い人達がいて、自分はこんな風になりたくないと思いました。」
- 「新学期の準備をしながら、ふと今までの事を思い出して自分を振り返る時間が持てました。」
冬休みネタの例文を20個紹介
- 「初雪で、積もるほど雪が降りました。」
- 「図書館に行く用事があって外にでたら、雪が降っていました。」
- 「とても寒かったので、家族のためにシチューを作りました。」
- 「友達と雪祭りに行って楽しみました。」
- 「もうすぐクリスマスなのでクリスマスプレゼントを買いに行きました。」
- 「友達とクリスマスパーティーをするための準備をしました。」
- 「年末なので、今日は家族と大掃除をしました。」
- 「自分の部屋の片付けをし、今年一年を振りかえりました。」
- 「お正月でおいしいお雑煮を食べました。」
- 「お正月は親戚がたくさん集まります。お年玉ももらえて嬉しかったです。」
- 「家族で大掃除をしましたが、普段掃除しない所を掃除したらスッキリしました。」
- 「親戚が集まってお正月の餅つき大会をしました。」
- 「普段会えない親戚が家に来ました。たまに集う家族の時間は大切だと思いました。」
- 「冬休みの思い出作りに友達とスキーに行きました。友達との絆が深まった時間でした。」
- 「家のこたつでのんびりしながらおばあちゃんとおしゃべりをして、おばあちゃんの知恵を学びました。」
- 「友達とスケートをしにでかけました。去年より上手に滑れるようになって嬉しかったです。」
- 「家族でスキー旅行にきました。お父さんと競争をしたら勝てて嬉しかったです。」
- 「家族のためにクリスマスプレゼントを用意しました。喜んでもらえるといいなと思います。」
- 「天気が良かったので散歩に出てみたら、自分の吐く息が白く冬を感じました。」
- 「冬休みの宿題がたくさんあるので、計画を立てました。計画通りに進んだら自分にご褒美したいと思います。」
例文の後半は中学生向けに、少し感情や気持ちを表現したものもあります。
春休みや冬休みと言えば、塾や勉強で時間が過ぎてしまう方も多いですよね。もう、書くことない!となりますよね。その場合は、毎日学習日記にしても良いと思います。学習一覧日記になって、自分の成果が目に見えて記録されるのも楽しいと思いますよ。
一行日記のネタは?小学生や中学生の書き方のコツ!冬休み・春休みの例文のまとめ
今回は一行日記の書き方のコツ、例文などを紹介しました。
難しく考えすぎずに、ただ思い出せる今日の出来事を書き出す所から初めてみてください。
小学生のお子さんであれば、その子に合った文章で大丈夫です。
かっこいい文章を書けるようにならないと!とプレッシャーを与えすぎないように気をつけましょう。同じような内容だと、先生に何か言われるのでは?と気になるかもしれませんが、先生は、子供が決めた内容には何も言いません。考えて文字を書くことが大切だからです。なので、自分の好きなことを書いてくださいね^^
本屋にも日記や文章の書き方の本が有りますが、買う前に、ネットのサイトでも日記の話題やワードなどカテゴリー別に検索できる所もありますので、是非見て参考にしてみてくださいね^^ なるべくお金をかけずに色々な意見が見れる、サイトの方が情報量としては多いと思います。
本を買ったらその情報のみに縛られたりするので。。。
日記も毎日たったの一行をかくだけで、積み重なった物を振り返ったときに、思い出と同時に続けられた達成感を感じられるのではないでしょうか。まずは、考える前に少しずつで良いのでやってみましょう。