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自分で考えて行動できない子供はアドラー式子育てで改善する?

子育て

何か始めるとき、あんなに自身で考え自由に行動できていた子供が、成長するにつれて、指示しないとできなくなったと感じたことはありませんか?言われたことしか出来ない。

小さい頃は、大人がすること、お友達がすることを上手に真似できて、すごいね!と言っていたのに・・・

いつのまにか、真似していたら、何で真似ばかりするの!自分で考えなさい! 言われたことしか出来ないのはダメよ!と言うようになってしまった…。

どうしてこんなことに。将来、自立した子にしたいから、何でも自分の意見や行動できる子供になってほしいと思いますよね。

今回は、自分で考えて行動できない子供の特徴と、親の出来ることは?そして、話題のアドラー式子育てについてまとめてみました。

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自分で考えて行動できない子供の特徴

 

  • 指示待ちになっている

常に先生や両親から○○した?○○してね!など、指示する言葉かけを行っていたことで、お母さんや先生の言うとおりにしたら出来ると勘違いしてしまったり、言うとおりに行動することが身についているため、言われたら従うといった心理になってしまっています。

早期教育のやり方がお子さんの考える力にも影響している場合があります。一方的に決めた計画を行っていたり、先回りして意見したりと、常にお子さんに判断させず親が判断を行っていることが多いようです。このような子育てが毎日続くとどうでしょうか。

  • 怒られるのが怖いから

注意されたり、出来なかったら、先生や親ががっかりした顔をするから怖くて、自分から行動できなくなっている子供もいます。それには、心を閉ざす大きな出来事があったはずです。大人からは小さな出来事でも、子供は敏感なので、小さな出来事がトラウマになったりします。

人見知りになっている子供も、ママパパの怒った際の威圧やトラウマになるような出来事が小さいときに合ったり、現在も続いているため、自己肯定感がとても下がっている可能性があります。

意外とついつい怒っているので親は原因に気づいていない可能性があります。子供は、毎日大きくストレスがかかった状態で暮らしていると自己肯定が下がるだけではなく、人とのコミュニケーションにも影響してくる可能性があるため、お子さんの話は、話の最後の「。」の所まで、聞いてあげることが大切です。知っていることも聞いた話でも何回でも聞いてあげてください。

 

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行動できない子供の大人の意見は?

 

では、行動できない子供を実際に見て、親や他の大人からみて、どのように感じているのでしょうか?まとめてみました。

極端な話、親として子供にとって最善の生育環境を用意してあげたい、と当然のように考えて行動したことでさえ、裏目に出る場合だってある。 それは誰にも予期できないし、考えても仕方がないこと。 掛け合わせの不具合でトラブルが生じることの責任を親が全て背負おうとするのは、私には不自然に映る

URL:https://twitter.com/l_i_l_lily/status/727849558789656576

 

子どもを指導する時に、「先生が何を言いたいかわかるか。少しは自分で考えろよ」という先生いますけど、その人が何を言いたいかがピンポイントでわかる人なんているんですかね。

URL:https://twitter.com/negaigo_tori/status/1109619673899757568

 

 

正味な話さ 余計な子として怒られながら育った子供が自主性なんてもの獲得するはずないよね やりたい と思ったことをやらせてもらえず やりなさい と言われたことしか許されない それで「自分で考えて行動できない」って言うのは甚だ理不尽 お前らは考えて行動させてきたか?

URL:https://twitter.com/yuki_yugi_paru/status/337528241386557440

 

子供の頃から あれやこれやと世話をやかれ 自分の考えや思いを否定されると 自分で考えることを 諦めてしまう そして大人になっても 自分で考えて行動できない 自分の考えや思いを出すことは ダメなこと その思い込みには 恐怖があるから その怖さを癒していこう

URL:https://twitter.com/kinbaer/status/1119752085707214848

見ると、小さい頃の子育ての中で親に手を焼きがちの子供は、自分で考えることが少ないようです。親が子供のする行動よりも親が与える行動をしてほしいと育児しており、知能以外の遊びに置いても自由が少なかったのではないでしょうか。

遊びの中で失敗しても、それを考え、確認し、工夫・練習し習得し学ぶという工程はとても大切です。そのように遊びからは、多くの知識と集中力が身に付きます。遊びだけではありません。

学習でもそうです。何でもおすすめだからと飛びついてはいけません。子供にとって大事なことは、楽しいことです。嫌になることは自ら進んで学ぶ事がないため、中々身に付きません。

勉強を楽しくするためには、本来は両親がゲームのように楽しくしてあげると一番良いのですが難しいといった声が多いですね。

後は、幼少期から低学年までの間に、右脳や思考力学習を始めるると良いと言われています。この分野は、年を取るほど伸びにくいからです。学習はいつからしても大丈夫ですが、思考力や右脳は幼少期からが一番効果があると言われてます。

どのような事にしても、たくさんの知識がみにつくと自信に繋がり、周りもしっかり見えるようになります。そして、同じような知識の周りには同じような人が集まります。それにより、更に成長していくので、高い知識は行動力や言動力の基盤になりますね。

では、次に考えて行動できる子どもにするために親ができることは何か見てみましょう。

 

 

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考えて行動できる子供にするために親のできることは?

  • 家族で話し合うことが大切

子供に何がしたいのか?何かできるようになりたいことがないか?

では、そのために何をしたらよいのか?

目標のための期間はどのくらいにするのか

その期間までに、どのくらいできてきたのか?

などを週1回か2回話し合うことで、自分のやりたいこと。そのためにどうしたら上手くいくのか。そして、それを伝えるための文章も頭で考えるようになります。時間はかかりますが、性格を直すのには、時間はかかるものだと心に置いて対応してあげると、優しい気持ちで対応していくことができると思います。

それとは、別に性格を変える必要がないとも言えます。今の人格を大切にし変化を与えてあげる。選択肢を与えてあげ、更なるステップの枝を作ってあげると良いのです。人生は長いので周りの変化に対応できる子になるよう、たくさんの考え方があることを伝えてあげると良いと思います。

  • 問いかけや指示の言葉かけはやめよう。

「○○する?」「○○しようね。」 「それはダメよ。こっちにしなさい。」 「これをしてね。」

このような言葉かけをしている場合は、言葉かけを変えてみましょう。

「○○するけれど、どうする?」「○○と○○どちらがいい?」 のように、子供が意見を考えるように選択制にしてあげるだけで、子供は自分で考えるようになります。子供は、なぜ?なぜ?と良く聞いてくるのですが、そんな時こそ、興味がとてもあるので、大切な時間として対応してあげると一番よいです。最終的には、選択制ではなく、本人が全て決めることが良いですが、やり方を急に変えるには、親もストレスになり疲れますよね。

  • どんな些細なことでも褒めてあげ、失敗してもなるべく自分で答えを導かせてあげよう

どんな些細なことでも褒められるとうれしいものです。またやってみようという気持ちになります。褒められて嫌な子供はいません。

失敗したときや、やることが遅いときの声かけこそ、一番大切です。いつも否定的な言葉をかけていませんか?否定的な言葉により、子供の心は閉ざされトラウマになります。失敗したらダメだから、遅いと怒られるから、行動に規制がかかってしまうのです。

失敗したりしたときには、次はどうしたらよいのか?どうして駄目だったか?を子供に考えさせてあげましょう。親が答えを導いてはいけません。もし考えても分からず、子供から質問されたときだけ一緒に考えてみようねと声かけてあげましょう。

自分で考える子供になるためには、親の忍耐が重要となってきます。

よくアドラー式の子育ては、子供の自立を育てると耳にしますが、アドラー式の子育てをすると、どのように変わるのでしょうか?次にまとめてみました。

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アドラー式子育てで変わるのか?

まず、アドラー式子育ての特徴としては、子供を子供扱いせずに、1人の人間として対等に対応することです。

アドラー式の子育てでは、勇気の言葉が良く出てきますが、これは、勇気をもって行動できる子。目の前にある解決すべき困難や課題を克服する力です。そのためには、子供の全てを受け入れて子供の価値観も全て受け入れてあげることです。

アドラー式では、ほめる・しかるではなく、勇気づけを重視しています。ほめることも大切ですが、褒められるために子供は一生懸命するけれど、それは親が笑顔になるからする。喜んでくれるから。どんどんプレッシャーになってきます。

ほめることも大切ですが、あまりほめすぎも良くないということです。褒めるということは、褒める人は立場が上ということになります。そうです。上から目線ということになります。ほめてあげることは、大切ですが、繰り返し行うのは、良くないのです。

もちろん叱るは、親のイライラをぶつけているだけ、子供の行動を支配していることになります。感情的になっても子供には何も伝わりません。どうして怒ることに至ったのか冷静に考える間がいるのです。

褒めると勇気づけは違うのか?と感じますよね。これらの決定的な違いは、褒める際に、親に下心がないのかどうかです。「○○が出来てすごいね!次はこれしてみたら?」次の指示を出してしまっています。子供をコントロールしている状態です。これが続くと、子供は失敗したらどうしようと恐怖の心が芽生えてくるです。

勇気づけなら「○○が出来てすごいね?この部分は素敵だね。」とそのことに純粋に褒めてあげると子供は勇気が付きます。(自信がついてきます)

このように、続けていくと、子供は、自信がついて自分自身も好きになり、大切であると感じます。自分の存在が大切だと感じれるようになると自己肯定はどんどんあがってくるので、もっと自分で考えて行動していこうと向上心もあがってくるようになります。

急に全てを親が変えるのは、とても大変なことだと思います。性格的なことは、大人であっても難しいし、精神的苦痛を感じるからです。視点を変えて、変えなきゃ教えなきゃ!ではなく、同じ目線で一緒に活動を楽しむことも良いと思います。 笑顔が増えると良い方向へ進んでいきます。

和やかな所では、だれでも心を開けやすくなりますよね。それが続くと相談もしやすくなります。子供も同じです。まずは、楽しいを続けることをやってみてはいかがでしょうか?

もちろん、どれもすぐに取り掛かれますが、今までの言動や行動を急に優しく、笑顔いっぱいでというわけにはいかないのが現実です。時間はかかりますが、必ず子供も親も変わってきます。

 

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まとめ

子育てには、正解はありません。本の通りの子育てが正解でもありません。

子供も十人十色で親もそうです。親にも子供にあった子育ての方法は、人それぞれ違うので、自分たちに合った子育てを少しずつ取り入れていきましょう。

意識を持った1日といつもの1日では、価値が全く違います。大変ですが、意識するだけでも、失敗しても思い出すだけでも続けていくうちに結果がでてきます。

時間はかかりますが、無理はなさらず、ゆっくり取り組んでみてくださいね。

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