待ちに待った入園式。幼稚園や保育園に入園する子どもの晴れ姿は親にとっても嬉しい瞬間ですね。
けれど、下の兄弟がいるとなると嬉しいばかりも言っていられません。
一緒に連れて行って式の妨げにならないか、そもそも連れていくことはいいのか、などと悩んでしまいますよね。
それも赤ちゃんとなれば、尚更心配になるでしょう。
今回は、入園式に下の子を連れていく場合の気になる抱っこ紐や赤ちゃん連れのバッグの選び方についても解説していきます。
入園式までに、少しでも悩みを減らしておきましょう。
入園式には下の子(赤ちゃん)を連れて行ってもいい?
入園式は厳かなイメージがあります。
そのため、赤ちゃんを連れて行って式の妨げになったらどうしよう、と悩みますよね。
ここでは、下の子や赤ちゃんを連れての入園式参加について、ご説明します。
赤ちゃん連れは基本的にOK
多くの園で、下の子や赤ちゃんが来ることは織り込み済みです。
新入園児は多くが3歳前後。
そのため、兄弟がいれば必然的に赤ちゃん連れになることは、園も理解しています。
また、入園式に集まるのは初めての集団生活をする子どもたち。
座っておとなしくしていられない子も結構います。
あまり気にせずに連れていきましょう。
おむつ替えや授乳スペースは要確認
特に幼稚園ではオムツ替えがないので、オムツ替えのスペースについては各園の判断に委ねられます。
そのため、オムツ替えや授乳が出来る場所があるかどうか、事前に確認を取りましょう。
多くの園では入園通知等のお知らせに記載されていますが、もしもとくに記載がなければ直接電話をして確認することをオススメします。
入園式に下の子を抱っこ紐で参加しても大丈夫?
入園式といえばフォーマルなスーツを着るイメージですよね。
そうなると気になるのは、抱っこ紐で参加してもいいのかどうか。
これに関しての答えは「問題なし」です。
実際私自身も上の子の入園式には抱っこ紐で参加しましたし、他にも抱っこ紐で参加しているママもいました。
それで特に注意されたり、他の人からヒソヒソされることも無かったです。
そのうえ、抱っこ紐での参加は以下のようなメリットもあります。
安心して参加してください。
メリット①手が空くので写真撮影もしやすい
入園式はたった1回しかない貴重な日。
そんな日に写真を 撮らないわけにいきませんよね。
パパと子どもの写真。
新しく担任になる先生との写真。
仲のいい子が一緒に入園していれば、その子との写真も撮りたいですよね。
また、他のおうちから写真を頼まれたときも、この先のことを考えたら快く引き受けたいものです。
そのときに抱っこをしていては、写真一つ撮るのも一苦労になります。
けれど抱っこ紐を使っていれば両手が空くので、写真撮影もスムーズに出来ます。
大切な思い出の1ページを残すためにも、両手が空く抱っこ紐は重要です。
メリット②配られる荷物もあるので下の子は抱っこ紐が安心
入園式で、入園後に使う道具や園の資料を配られることも多いです。
そうなると大きな荷物を持ち帰ることになります。
パパが一緒にいるとはいえ、上の子と手をつないでもらうとなれば荷物を持つのはママになる可能性も高いですよね。
抱っこ紐を使っていれば、下の子を安全に抱えたまま大きな荷物も持ち帰ることが出来ます。
メリット③同じくらいの月例の赤ちゃんがいるママと話すきっけになる
子どもが楽しく園生活を送るためにも、ママ同士も良い関係を築きたいですよね。
けれど入園式では初対面のママも多く、これからの交流に不安もあるものです。
そんなときに抱っこ紐を使っていれば、同じくらいの月齢のママとの共通の話題が見つけられます。
共通の話題から仲良くするきっかけにもなり、円滑なママ友関係を築くことができるでしょう。
入園式に参加する下の子(赤ちゃん)の服装は?
入園式は正式な場になりますので、赤ちゃんにもフォーマルな服を着せたほうがいいのかと悩みますよね。
けれど、赤ちゃんであれば、モノトーンや紺などの落ち着いた色合いの服装であれば、フォーマルに拘る必要はないでしょう。
また、今は赤ちゃん用のフォーマルもお手頃価格であるので、気になるようでしたら購入を検討してみるのもいいでしょう。
男の子用フォーマル
女の子用フォーマル
派手な色を避ける
普段の服装でも問題ないとしても、あくまで入園式はセレモニーです。
また集合写真を撮るときには、参加者全員が写るため、新入園児よりも目立つことは避けたいもの。
そのため、原色やキャラクターものなどの派手な色合いやデザインは避けたほうがいいでしょう。
毛玉付きなどくたびれた服装を避ける
たとえ色合いがモノトーンなどの落ち着いた色合いだとしても、毛玉がついていたり襟や袖が伸びている服は、相応しくありません。
なるべく見栄えがするように、着古していない服を選びましょう。
もし、くたびれている服しかないのでしたら、プチプラでも構いません。
購入することも検討しましょう。
入園式に抱っこ紐使用で参加する際のママの服装・コーデは?
抱っこ紐を使っての参加になると、せっかくスーツを着ても、抱っこ紐を使うとしわになりそうで不安…。
でも、セレモニーの場に平服で参加は良くないのでは?
などと心配している方も多いと思います。
そこで、ここでは抱っこ紐使用で参加するママに向けて、服装やコーデ術をお伝えします。
是非、参考にしてくださいね。
服装はスーツコーデじゃないとだめ?
入園式にはスーツというイメージがありますよね。
しかし、ワンピースでも色やデザイン、組み合わせ次第で十分にフォーマルになります。
少しのポイントを抑えるだけでOKなので、ご説明します。
ワンピース+ジャケット
無地の黒や紺のシンプルなデザインのワンピースは、それ一枚でも十分フォーマルに見えます。
そこにさらにジャケットを羽織れば、文句なしのフォーマルスタイルになります。
入園式は晴れ舞台。
ワンピースが黒や紺の落ち着いた色合いであれば、ベージュのジャケットを合わせると華やかさがプラスされ、入園式のお祝いムードを高められます。
ただ、ワンピースは授乳中のママにとっては、さっと授乳ができないという難点があります。
ワンピースにするのであれば、授乳口つきのマタニティフォーマルの着用をオススメします。
ジャケット
ワンピース
授乳服ワンピース
授乳服ワンピース+ジャケットのセットアップ
パンツ+ジャケット
ワンピースだと甘い印象がある、というママにオススメなのは、パンツとジャケットの組み合わせです。
キレイめのカットソーに無地の黒や紺、グレーのパンツ、パンツの色に合わせたジャケットを羽織るだけでカチッとした印象になります。
授乳中や妊娠中のママ向けに、授乳口のついたマタニティセットアップもお手頃価格でありますので、参考にしてくださいね。
ジャケット
カットソー
フォーマルパンツ
授乳服+パンツのセットアップ
入園式に赤ちゃん連れで行く場合のバッグは?
赤ちゃん連れとなると頭によぎるのは大きな荷物の存在ですよね。
オムツ一式、哺乳瓶、湯ざましの入った水筒、おやつ…。
思いつく限りでも小さなフォーマルバッグに入りきらないのは目に見えています。
だからといってマザーズバッグで行くわけにもいきません。
そのため、フォーマルバッグと一緒に、赤ちゃんグッズを入れるサブバッグを用意しましょう。
ここでは、フォーマルバッグとサブバッグについての説明とオススメをご紹介します。
フォーマルなバッグ
やはり入学式ですので、フォーマルバッグは必需品です。
こちらにはスマホや財布、ハンカチといったママが使うものを入れましょう。
そのため、コンパクトな物を選ぶといいでしょう。
赤ちゃんグッズを入れるサブバッグ
赤ちゃんグッズはとにかくかさばるものが多いです。
そのため、大きめのサブバッグを用意しましょう。
とはいえ、柄モノや派手なデザインの物については入園式の場には避けたいものです。
黒地などのシンプルなサブバッグを持参しましょう。
おすすめのフォーマルバッグ5選
シンプルイズベストなフォーマルバッグです。
冠婚葬祭いつでも使えるので、一つ持っておくと重宝するでしょう。
こちらはシンプルで上品なデザインのフォーマルバッグになります。
カラバリも多いので、その日の服装に合わせたものを選ぶことができます。
こちらは形はシンプルかつカッチリしているのに、大きなリボンがキュートな印象を演出できます。
カラバリもあり、当日の華やかな雰囲気を盛り上げてくれるでしょう。
カッチリしたデザインの中に、タッセルが存在感をアピールして、おしゃれなバッグです。
2WAYなので、赤ちゃんの抱っこやお世話で手を塞ぎたくないママにもオススメです。
こちらは少し大きめなバッグになります。
ちょっとしたおもちゃやおやつを入れておけますので、式の最中に赤ちゃんが騒いでもすぐに対応が出来るのが利点と言えるでしょう。
入園式に下の子(赤ちゃん)を連れていく際に気を付けることは?
赤ちゃんを連れての入園式参加について、多くの園では拒否はしないでしょう。
だからと言って、なんの準備もせずに行くわけにはいきません。
ここでは、入園式に赤ちゃんを連れて行く際の注意事項をお伝えします。
授乳やおむつ替えは入園式前に済ませられるとスムーズ
授乳やおむつ替えについては、当日に出来る場所があるかどうかわからないこと、また式の最中に抜け出す手間を考えると、入園式前に済ませておいたほうがいいでしょう。
また、お腹いっぱいになったりオムツがスッキリしていると、赤ちゃんの機嫌もよくなります。
そのため、ママも落ち着いて式に参加できます。
暑さや寒さ対策ができるようケープなどがあると便利
入園式の会場の空調に関しては、どうなっているのかわかりません。
足元が冷えたり、空調が効きすぎて暑くなったりすることが考えられます。
そのため、ケープなどの暑さ寒さに対応できるものを一つ持っていくと便利です。
騒いでもすぐに席を離れられるよう出入り口付近に座る
大人でも緊張する入園式。
いつもと違う雰囲気で、赤ちゃんが泣きだすことも考えられます。
卒園式や入学式ほどの厳かさはないものの、入園式は新入園児にとって初めて参加する式典です。
そのため、少しでも落ち着いて参加できるよう、赤ちゃんが騒いだらすぐに席を離れられるように通路や出入り口に近い席に座りましょう。
心配事は幼稚園や保育園に事前に確認しておくと安心
入園式に赤ちゃん連れで参加するに差し当たり、お菓子を持っていくことや授乳スペースなど、心配なことはあると思います。
その点については、幼稚園や保育園に直接連絡をして確認をしましょう。
毎年、赤ちゃんを連れてくるママはいるはずなので、丁寧に対応してくださいますよ。
入園式に下の子は抱っこ紐でも良い?赤ちゃん連れのバッグの選び方のまとめ
赤ちゃん連れの入園式参加は大変なことも多いです。
けれど、家族そろっての入園式は、子どもにとって素敵な思い出になるはずです。
この記事を参考に、赤ちゃん連れでも安心して入園式に参加してくださいね。