3月になり、卒園式のシーズンになりました。
3年間の幼稚園生活での子供の成長は嬉しいものです。
あんなこともあったなぁ、こんなこともあったなぁと思い出すと涙が出てきそうですよね。
卒園式の後の懇談会では、普段聞けない子供の様子が先生から聞けるので出席するという人も多いです。
しかし、懇談会では「保護者が振り返りの一言をどうぞ」と何か言わなければならない場面があります。
これが大変憂鬱です。
あなただけではなく、懇談会に出席している方みんなが苦痛です。
緊張しますよね。
上手く言えたらいいですよね。
この記事では、幼稚園最後の懇談会で振り返りの一言の内容や例文をご紹介します。
これで、年長最後の保護者会・懇談会の振り返りの一言対策はバッチリですよ。
幼稚園の年長さん・最後の懇談会で振り返りの一言の内容は?
初めてのお子さんで「懇談会の振り返りの一言って何を話せばいいの?」とお悩みの方に、懇談会での一言の内容について2つご紹介します。
先生への感謝、クラスメイトへの感謝
普段先生に直接感謝を伝える機会ってなかなかないですよね。
この機会に感謝を伝えましょう。
例えば、
○○先生、本当にお世話になりました。
幼稚園に行きたくないと言っていた息子(娘)がある日突然幼稚園楽しいと言って毎日楽しく幼稚園に行けるようになったのは○○先生のおかげです。
というように先生にまつわるエピソード交えながらお話しするといいでしょう。
また、一緒のクラスメイトにも感謝を伝えましょう。
一緒に遊んでくださった○○組のみなさん、ありがとうございます。
という感じです。
さらに、お友達が同じ小学校へ通う場合もあります。
同じ小学校へ行くお友達もいると思います。
もしまた、一緒のクラスになりましたら一緒にまた遊んであげてください。
どうぞよろしくお願いします。
といったようにお話しすると、小学校になったときも友好に関係を築けそうですね。
子どもが出来るようになったこと
子どもってあっという間に成長しますよね。
幼稚園に入る前はできなかったこと、幼稚園に入ってからできるようになったことがたくさんあると思います。
例えば、
お友達と一緒に遊ぶことが苦手だった子が幼稚園に入ってからは、みずからお友達と一緒に遊ぼうと誘っている姿を見て成長したなあと感激してしまいました。
年中の時は、なかなか着替えが自分でできなかったのですが年長になってからできるようになり家でも一人で身支度ができるようになりました。
なわとびが苦手だった息子が、公園などでお友達と一緒に練習をしてなわとびが得意になりました。
という風に言うといいでしょう。
・幼稚園の3年間の生活の中でできるようになったこと
・年中の時と比較して成長できたこと
・年長になってからできたこと
この3パターンで、できたことは何があるかな?とあらかじめリストアップしてみると分かりやすいですよ。
ポイント
・先生への感謝、クラスメイトへの感謝
・子どもが出来るようになったこと
幼稚園の懇談会での一言で気をつける事は?
大勢の保護者の前で一言とはいえ発言するのってとてもドキドキしますよね。
「浮いてしまったらどうしよう」
「支離滅裂なことを言ってしまってはいないか心配」
などと不安があると思います。
懇談会で気を付けるポイントを4つご紹介します。
話す姿勢
・声の大きさ
・前を向いて話す
つい、緊張で声が小さくなりがちですが大勢の人に聞こえるように声は小さくならないように気をつけましょう。
仲の良いママ友と並んでしまってつい横を見ながら言ってしまいがちですが、大勢の人に向けて話すことを意識してしっかりと前を向いて話しましょう。
長文は避ける
他の保護者の方もお話しするので、短文でお話しするようにしましょう。
どうしても伝えたいことが多くなってしまった方は、その中でお話しすることはしぼってお話しするようにしましょう。
残りの言いたいことは、個別に先生やお友達に伝えるといいでしょう。
支離滅裂にならないようにする
緊張で言うことを忘れてしまったりすることがありますよね。
前もって言うことを小さいメモに書いて当日そのメモをちらっと見ながら言うと支離滅裂にはなりませんよ。
心配な方は、お話しすることを最後までしっかり書いて懇談会に臨んだという人もいます。
参考にしてみてくださいね。
子どもの自慢はNG
子どもの自慢は印象が悪くなるため、できるだけ控えるようにしましょう。
どうしても、子どものできるようになったことを言うとで自慢っぽくなってしまいます。
自慢っぽくならないためには、できたことを言う前にできなかった時のエピソードを合わせてお話しすると自慢っぽくなりません。
例えば、
娘は、なかなかうまく走れなくて毎年の運動会でいつもビリだったのですが~のようにできなかったことを言うと自慢っぽくはなりませんよね。
ポイント
・話す姿勢
・長文は避ける
・支離滅裂にならないようにする
・子どもの自慢はNG
幼稚園の年長さん・懇談会で一年を振り返る一言の例文5選
懇談会で使える、振り返りの一言の例文を5つご紹介します。
参考にしてみてくださいね。
短文
○○の母(父)です。
3年間お世話になりました。
○○先生には、大変お世話になり感謝しています。
また、○○組の子ども達と保護者のみなさん大変お世話になりました。
小学校で一緒になるお友達もいるかと思いますが、その時はどうぞ親子ともどもよろしくお願いいたします。
入園前を比較しての一言
○○の母(父)です。
3年間大変お世話になりました。
入園前は、なんででいやいやしていてこんな状態で幼稚園大丈夫なのだろうかと心配していましたが先生のおかげもあり今では、自分の意思のちゃんと言える子になりました。
たくさんのお友達が息子(娘)と遊んでくれました、本当にありがとうございました。
先生のおかげでできるようになったことの振り返りの一言
○○の母(父)です。
3年間大変お世話になりました。
先生方には大変お世話になりました。
好き嫌いが多く、家でも困っていたのですが先生方のおかげで嫌いだったピーマンと人参が食べられるようになりました。
小学校でも一緒になるお友達もいるかと思います。
どうぞ、親子ともどもよろしくお願いします。
できるようになったことの振り返りの一言
○○の母(父)です。
3年間お世話になりました。
どこに行くにも親と手をつないでいたのにこの間、公園で遊んでいた小さいお友達に滑り台怖いなら一緒に滑ろうかと優しく声をかけていて成長したなと驚きました。
これも、先生方や○○組のお友達のおかげです。
ありがとうございました。
年長になってからできるようになったことの振り返りの一言
○○の母(父)です。
3年間お世話になりました。
年中の時は、なかなか着替えが自分でできなかったのですが年長になってからできるようになり家でも一人で身支度ができるようになりました。
お友達もたくさんできて幼稚園生活を楽しく過ごすことができました。
先生方、○○組の保護者のみなさんありがとうございました。
幼稚園最後の懇談会で振り返りの上手な一言とは!?年長の保護者の例文のまとめ
懇談会での振り返りの一言の内容や注意点をまとめました。
〇幼稚園の年長さん・最後の懇談会で振り返りの一言の内容は?
・先生への感謝、クラスメイトへの感謝
・子どもが出来るようになったこと
〇幼稚園の懇談会での一言で気をつける事は?
・話す姿勢
・長文は避ける
・支離滅裂にならないようにする
・子どもの自慢はNG
懇談会の振り返りの一言をポイントや例文を参考にスラスラ言えるようになるといいですよね。
子どもの成長を喜びながら、懇談会も楽しみましょう。