卒園の季節。
別れは悲しいけれど、新たな場所での活躍に、期待に胸を踊らせている子どもも多いのではないでしょうか。
親にとっても我が子の卒園は感慨深いですよね。
最近では、幼稚園・保育園でも主流になってきた卒園文集。
卒園文集のメッセージを親御さんにお願いする園も多いですよね。
そんなとき、何を書いたらよいのかと悩んでしまう親御さんのために、ここでは保育園からお願いされた卒園文集のメッセージに活かせる、生まれた時のエピソードの例文や書き方のコツをお伝えしていきます。
卒園文集の親から子へのメッセージ/生まれた時のエピソードの例文
保育園からお願いされた、親から子への卒園文集のメッセージ。
ここでは、生まれた時のエピソードも取り入れた例文を４つお伝えしていきます。
例文①
「兄弟の３番目に生まれた○○。
待望の女の子でパパもママも大喜びでした。
病院では、とてもよく泣く子で授乳に行くと大きな声で泣いているのが部屋の外からでもわかるほどでした。
そんな泣き虫な○○が保育園に入園してからは、たくさんのお友達に囲まれて、笑顔たっぷりな楽しい時間を過ごして来たね。
次は小学生！
どんな風におおきくなっていくのかとても楽しみです。
パパとママは、いつまでも○○の見方だからね。」
例文②
「大雪の日、○○は大きな産声をあげて生まれました。
出産に時間がかかったので、元気に生まれてくれた安心感からパパもママも大泣きでした。
初めて抱っこしたとき、こんなに重たい子がお腹の中で大きくなったんだととても驚きました。
微笑みかけるとよく笑う子で、その笑顔を見るたびに幸せな気持ちになったよ。
その笑顔は今でも変わらず、みんなを幸せにできる素敵なパワーを持っているんだよ。
これからもその素敵な笑顔を大切に、おおきくおおきくなってね。」
例文③
「つわりが辛かった妊娠生活。
とにかくトマトが食べたくて、毎日たくさんのトマトを食べて過ごしました。
そして、○○が元気に生まれ、ご飯が食べられるようになるとトマトが大好きでとても驚きました。
きっと、お腹のなかにいたときからトマトが好きだったんだね。
保育園の給食も毎日残さず食べる食いしん坊さん。
小学校でも美味しい給食、楽しみだね。
たくさん食べておおきくなってね。」
例文④
「楽しいこと・悲しいこと・悔しいこと、たくさんのことを学んだ保育園生活。
○○が大きく成長した場所だね。
生まれたときは小さくて、できることもゆっくりだったからとても心配でした。
でも、友達とたくさんの時間を過ごすなかで心もたくましくなっていく○○の姿がとても嬉しかったよ。
これからも○○のペースで、たくさんのことにチャレンジしていってね。」
生まれた時のエピソードのアイデア
保育園からお願いされた卒園文集に、生まれたときのエピソードを取り入れると、その子の成長がよくわかりますね。
ここでは、例文でも取り入れたものとそれ以外のエピソードのアイディアをお伝えしていきますね。
初めて抱っこした時のこと
大切にお腹の中で育てた我が子。
初めて、自分の腕で抱っこしたときの感動は大きいですよね。
そんな、記憶にも残りやすい素敵な瞬間を書くのもいいですよね。
初めての泣き声を聞いた時のこと
この世に誕生した瞬間。
あまりに大きな泣き声に驚いたり、なかなか泣かずハラハラしたなど、泣き声だけでも様々ですよね。
そんな感動した瞬間を書くのもおすすめです。
ミルクを飲んでいる姿を見て感じたこと
ミルクを一生懸命飲んでいる姿は、赤ちゃんの時期にしか見られないかわいい姿。
授乳中は愛おしさなど様々なことを感じますよね。
そんなときの想いを思い出して書いてみるのも素敵ですね。
こんな風に育ってほしいと思った…など
生まれたとき、きっと様々な想いがあったと思います。
卒園文集は、親御さんの子どもに対する想いを伝えるいい機会でもあります。
生まれた時の親の想いも存分に伝えましょう。
卒園文集で生まれた時のエピソードを書く時のコツやポイント
保育園からお願いされた卒園文集で、生まれた時のエピソードを書くのは難しい！
と思ってしまい、苦手意識のある方も多いのではないでしょうか。
しかし、先程お伝えした生まれたときのエピソードをいれたり、コツやポイントをつかむと簡単に書くことができるのです。
ここでは、スムーズに書くためのポイントとコツをお伝えしていきます。
今は理解できなくても大きくなって読み返すこともある
保育園からお願いされた卒園文集だから、今子どもが読んで理解できるものを。
と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、卒園文集は大人になって読み返すこともあります。
今は理解できなくても数年後、読み返したときに生まれた時のエピソードや、親の想いを知ることができるような素敵なメッセージを書いてあげてくださいね。
子どもが生まれて感じた気持ちを素直に書く
子どもが日々成長してくるとできることも増えてきて、できて当たり前と思ってしまうことも多々あります。
しかし、子どもが生まれた瞬間は「生まれてきてくれたことだけで嬉しい」そんな想いを抱いたのではないでしょうか。
保育園からお願いされた卒園文集のメッセージで、子どもが生まれた時のエピソードや感じた気持ちを書くことで、親自身も初心の気持ちを想いだし、子どもへの想いも再確認することができるのではないでしょうか。
妊娠がわかった時のこと・大変だったこと・嬉しかったことでもOK
妊娠がわかったときのこと。
パパに報告したときのエピソード。
つわりで大変な思いをした。
長い妊娠生活では、様々な思いやエピソードがありますよね。
心に残るエピソードを書くのもおすすめです。
生まれた時のエピソードを書く際の注意点
生まれたときのエピソードを書く際の注意点は２つ。
簡潔にまとめる
つい想いが強すぎて、たくさん書きたくなってしまうこともあるでしょう。
字が小さくて読みづらくなってしまわないように、卒園文集の記入欄に合わせたメッセージの量を考えてくださいね。
ネガティブなことの後には必ずプラスの要素を
妊娠は心も体も大きく変化し、嬉しいことばかりではありません。
つわりがひどく、弱音を吐いていた日々もあるでしょう。
しかし、それを乗り越えたからこその幸せな感情も必ず書いてくださいね。
卒園文集のメッセージ/生まれた時のエピソードの例文や書き方のコツのまとめ
ここまで保育園からお願いされた卒園文集のメッセージで活かせる、生まれた時のエピソードの例文や書き方のコツについてお伝えしてきました。
生まれたときのエピソードを加えることで、改めて子どもの成長を振り返ることができ、親御さんの想いも書きやすくなりますよね。
大切な我が子が今だけでなく、数年後読み返したときにも心の暖まるような素敵なメッセージを送ってあげてくださいね。
