受験に落ちた子にかける言葉はどんな言葉が良いでしょう?
身近な友達や、ママ友の子供が不合格だった場合、なんて言葉をかけたら良いか誰しも悩んでしまいますよね。
励ましたくてかけた言葉が相手にとっては言われたくない一言だったり、さらに暗い気持ちにさせてしまうこともあるので、慎重に言葉選びをしていかなければなりません。
この記事では、受験に落ちた子にかける言葉、ラインメッセージの例文、励ます際の注意点などについて詳しくまとめました。
この記事を参考に、相手の気持ちに寄り添った対応をしてくださいね。
受験で落ちた子にかける言葉は?
受験で落ちた子にかける言葉はとても難しいですよね。
この子の志望校への気持ちがどれくらいだったのか、第一志望だったのか滑り止めだったのか、またあなたとその子の関係性によってかける言葉は変わってきます。
どんな関係性であれ、多くの言葉をかけるより、以下の3つに気を付けてみてください。
『ショックを受けている心への共感』
『これまでの努力を認める』
『できる限りいつもの雰囲気で』
その上で、
「お疲れ様だったね。」
「残念だったね、いつでも話は聞くよ!」
「悔しいよね。」
「あなたの頑張りは立派だよ。
「落ち着いたら、おいしいものでも食べに行こう」
のような言葉をかけてあげるのが良いでしょう。
落ち込んでいる姿を見て元気づけたいという気持ちもわかりますが、こちらがいろいろと話すのではなく、相手の話を聞いてあげるというのが最も大切です。
結果が出た直後は「誰とも会いたくない」と思っても、気持ちの整理がついてくると相手から話しかけてくれることもあるので、その際は時間をかけてじっくりと話を聞いてあげてくださいね。
くれぐれも自分の体験談を話す、無理にアドバイスをするということはやめましょう。
受験で不合格になった子に送るラインメッセージの例文
受験で落ちた子に送るラインメッセージはどんな文章が良いのでしょう?
ラインは便利な半面、言葉の裏にある微妙な感情までは伝わりにくく意味を誤解されてしまうこともあるため、さらに悩んでしまいますよね。
ここでは、友達、ママ友、また自分は受かって友達は落ちた場合、それぞれのラインの例文をご紹介します。
例文①友達
『本当に残念だったね。いつでも話は聞くから落ち着いたら連絡してね。』
友達に早く元気になってほしいと思う気持ちもわかりますが、まずは相手の気持ちが落ち着くのを待つことも大切です。
時間が解決してくれることもあります。
友達からなかなか連絡が来なくても焦らず、ゆっくりと寄り添ってあげてください。
友達が聞いてほしいと連絡をくれたら、その時は無理に元気づけようとせず、じっくり話を聞いてあげましょう。
例文②ママ友
『親としてできることは限られているけれど、子供のためにできることをお互いやっていきましょう。』
ママ友の子供の合否がわからない場合は、合否を聞くことも、我が子の合否も知らせることもこちらからはしない方が良いでしょう。
こちらの例文は、ママ友の子供が合格でも不合格でも使える文章です。
相手の状況も気になりますが、あまり長々メッセージを送ると、余計なことなどを書いてしまう可能性があるので、シンプルな文章を心掛けてくださいね。
例文③自分は受かって友達は落ちた場合
自分は受かって友達は落ちてしまった場合、こちらからはラインを送らない方が良いでしょう。
友達を元気づけたい気持ちはわかりますが、不合格という結果はすぐには受け入れられないものです。
まずは友達の気持ちが落ち着くのを待ちましょう。
友達の方から連絡があった場合は、自分の話をするよりも友達の話をじっくりと聞いてあげてくださいね。
受験で落ちた子の気持ちは?
受験に向け一生懸命努力をしてきたのに、不合格だった場合、自分の頑張りや自分自身を否定されたような気持ちになってしまいます。
「これまでの努力は何だったの」「もうダメだ」などと思ったり、「そっとしておいて」「誰にも会いたくない話したくない」と人と関わりを一時的に拒否する人も多いのではないでしょうか。
そんな時周りはそっと見守ってあげることも大切です。
不合格と知った直後は何も考えられなくても、時間が経つことで少しずつ自分の気持ちが整理できることもあります。
気持ちの整理ができてきて、話を聞いてほしいと相手から話してきたら、その時はじっくりと話を聞いてあげましょう。
受験で不合格になってしまった友達を励ます際の注意点
受験で不合格になってしまった友達を励ます際、どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか?
声かけ一つでさらに傷つけてしまうこともあるので注意が必要です。
以下の4つは相手をさらに傷つける可能性があるので、絶対に避けましょう。
- 相手の話を聞かず、自分の話ばかりをする
- 話をそらす
- 上から目線でアドバイスをする
- 無理に励ます、元気づけようとする
相手の気持ちが整理できるまで待つことも大切です。
早く元気になってほしいという友達を思う気持ちもわかりますが、相手の気持ちに寄り添うことを忘れないでください。
次に自分は受かって友達は落ちた場合の伝え方、自分の子供は合格している場合のママ友への伝え方をご紹介します。
こちらも非常に難しい点ですので、ぜひチェックしてくださいね。
自分は受かって友達は落ちた場合の伝え方
非常に繊細な問題ですが、結論から言うと、自分から積極的に連絡をすることは基本的には避けましょう。
不合格と知った直後は、友達もなかなかその事実を受け入れられず、誰とも連絡をとりたくないという状況かもしれません。
そんな時合格したあなたから励ましの連絡がきても、逆効果になり嫌味にとられてしまう可能性が高いと思います。
まずは友達の気持ちが落ち着くのを待って、友達の方から合否を聞かれた場合は正直に合格した事実を伝えましょう。
「辛い気持ちわかるよ」などというようなわかった風な言葉は絶対に避けましょう。
友達の気持ちに寄り添い、相手の話を聞いてあげることに重点をおいてくださいね。
自分の子供は合格している場合のママ友への伝え方
ママ友の子供が不合格だった場合、または合否がわからない場合は、基本的には自分から積極的に連絡をすることは控えましょう。
不合格だとわかっていて連絡をしたら嫌味だととらえられてしまいますし、合否がわからず連絡をして不合格だった場合は気まずくなってしまいます。
自分の子供が合格したことを知らせたい気持ちもわかりますが、相手からの連絡を待った方が無難だと言えるでしょう。
受験落ちた子にかける言葉は?友達やママ友へのメッセージの例文のまとめ
今回は受験に落ちた子にかける言葉、友達やママ友へのメッセージの例文などについて詳しくまとめました。
我が子や友達、身近な人が受験に落ちて落ち込んでいたら、早く元気になってもらいたいと思いますが、ここは焦らずまずは相手の気持ちになって考えてみましょう。
相手が落ち着くまで待つ、話はじっくり聞いてあげるという姿勢を大切にしてくださいね。