結婚挨拶をした後にお礼状を送りたいと思っても、
「なんて書いたら良いのか分からない」
と悩んでしまいますよね。
また顔合わせ後には、あまり堅苦しくなく、改めて相手の親に好印象が与えられるメッセージを送りたいですよね。
この記事では、「結婚挨拶のお礼状と顔合わせ後に堅苦しくないメッセージの書き方」を例文を交えてご紹介していきます。
ぜひ、これからお礼状を書く際の参考にしてみてください。
結婚挨拶後のお礼状・相手の親に送る堅苦しくないメッセージの例文
結婚挨拶後のお礼状を書く際のポイントは3つあります。
- 時間を取って頂いたことへの感謝
- 結婚を認めてくださったことへの感謝
- 結婚生活への抱負
上記のポイントを抑えた例文を3つご紹介します。
例文①一般的なお礼状
拝啓
先日はお忙しい中、貴重なお時間を頂きありがとうございました。
私達の結婚をお許し頂いた事、改めて感謝申し上げます。
未熟者ではございますが、◯◯さんと温かい家庭を築いていけるよう精進して参ります。
今後とも、ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
敬具
令和◯年◯月◯日
(相手の父の名前)様
(相手の母の名前)様
例文②すでに親交がある場合のお礼状
拝啓
先日はお忙しい中、貴重なお時間を頂きありがとうございました。
改めておふたりとのお話ができ、緊張もありましたがとても楽しい時間でした。
私達の結婚を認めてくださり感謝申し上げます。
おふたりのように、◯◯さんと温かい家庭を築いていけるよう努力致します。
まだまだ未熟な私なので、今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。
敬具
令和◯年◯月◯日
(相手の父の名前)様
(相手の母の名前)様
例文③反対された場合のお礼状
拝啓
先日はご多用にも関わらず、貴重なお時間を頂きありがとうございました。
ご挨拶の時間をくださった事、改めて感謝申し上げます。
ご両親のお話をお伺いすることができ、何かと至らないばかりではございますが、◯◯さんの妻(夫)としてふさわしくなれるよう、努力していく所存です。
どうか今後も、ご指導頂けましたら幸いです。
また改めて、ご挨拶をさせて頂けたらと存じます。
この度はありがとうございました。
敬具
令和◯年◯月◯日
(相手の父の名前)様
(相手の母の名前)様
結婚挨拶のお礼にお礼状は出すべき?
結婚挨拶のお礼状は、必ず出さなければならないというわけではありません。
しかし手紙にする事で、メールや電話とは違った「結婚へのけじめ」をしっかりと伝える事ができます。
手紙を書く機会が減っているからこそ、お礼状を出す事によって、相手のご両親にも好印象を与えられるはずです。
結婚挨拶や顔合わせ後のお礼状の基本的な書き方
結婚挨拶や顔合わせ後のお礼状の基本的な書き方として、手書き・縦書きということを覚えておいてください。
パソコンで打った電子的な文字よりも、手書きの方が書き手側の気持ちも伝わりやすく、「丁寧な子だな」という印象を与えてくれます。
また、目上の人に出す手紙は、縦書きというのがマナーです。
結婚前から相手の親との交流もありすでに親しい間柄でも、縦書きのお礼状にする事で「基本を知っている子だな」という印象も与えてくれますよ。
堅苦しくない文面にしたくても、最低限のマナーはしっかり抑えておくようにしましょう。
お礼状を出すタイミングは?
結婚の挨拶の翌日か2〜3日後に出せるのが望ましいタイミングです。
遅くても、結婚の挨拶をした1週間以内には出すようにしましょう。
実家が遠方の場合は届くまでに時間もかかるので、1週間以内には届くように手配してください。
また、早めにお礼状が出せるように、挨拶の前に下書きを書いておくのもおすすめです。
お礼状は封筒orはがき?
お礼状に使うのは、封筒でもはがきでもどちらでも良いです。
目上の人には封筒を使うのが一般的ですが、結婚挨拶が和やかな雰囲気だったり、相手のご両親が堅苦しいものを嫌うタイプの場合は、はがきでも良いでしょう。
自分が伝えたい気持ちがしっかり書けるものを選んでください。
お礼のメッセージはラインやメールでもOK?
結婚挨拶のお礼を当日中に送るなら、ラインやメールでも良いでしょう。
しかし、結婚は人生の一大イベントです。
相手のご両親にとっても大切な日になったはず。
ラインやメールなどの簡単なものにするのではなく、手紙にして送ることで相手に気持ちも伝わりやすくなります。
ぜひ、面倒と思わずに、手紙にしてお礼の気持ちを伝えてみてください。
堅苦しくないお礼状を書く時の注意点
堅苦しくないお礼状を書く時の注意点として、
- 難しい言葉は使いすぎない
- 素直な気持ちを伝える
- 便箋やはがきは派手すぎないシンプルなものを選ぶ
ということに注意して書いてみてください。
使うべきところにはしっかり丁寧な言葉を使い、今後の抱負などには自分の素直な気持ちを書くことで柔らかい印象を与えるお礼状になります。
便箋やはがきは、真っ白なものにするとかしこまった手紙のイメージなので、小花柄など優しい雰囲気のデザインを選ぶと良いでしょう。
結婚挨拶のお礼状の例文・顔合わせ後に堅苦しくないメッセージの書き方のまとめ
今回は、「結婚挨拶のお礼状の例文・顔合わせ後に堅苦しくないメッセージの書き方」についてご紹介してきました。
記事をまとめると、
- お礼状には手書き・縦書きで書く
- お礼状は遅くても1週間以内には出す
- 封筒でもはがきでも良いがシンプルなデザインを選ぶ
- 難しい言葉は使いすぎず、素直な気持ちを伝えると堅苦しくないメッセージになる
手紙を書く機会が減ってきているからこそ、お礼状にして出すことで相手にしっかりと気持ちが伝わります。
あまり難しく考えすぎず、記事のポイントを抑えながら、自分の言葉で結婚への思いを伝えてみてくださいね。