おばあちゃんからお小遣いやいろんなお祝い、お年玉、最近はお盆にもお小遣いをくれるところもあります。
いろんなシーンでおばあちゃんからお金をもらった時、ちゃんとお礼を言っていますか?
「ありがとう」
小さい間は確かにその一言でもいいのですが、大きくなると「どんなことを言えばいいのか・・・」と悩んでしまう子供もいるようです。
そこで今回は、おばあちゃんからお金をもらったときのお礼の言い方を、様々なシーン別にご紹介していきます。
また、お礼を伝えるときに注意しておくべき点がありますので、そちらもあわせてご紹介していくので、参考にしてくださいね。
おばあちゃんからお金をもらった時のお礼の言い方は?
皆さんはおばあちゃんからお金をもらったら、どんな方法でお礼を言っていますか?
お礼をいう方法として大きくは、
- 電話で伝える
- 直接会って伝える
この2つに分けられます。
では、それぞれどんなふうに言えばいいのか、お礼の言い方を詳しくご紹介していきますので、見てみましょう。
電話で伝える場合の例文
おばあちゃんからお金をもらったときのお礼を電話で伝える場合、顔が見えませんよね。
顔がみえないからこそ、何を言えばいいのかちょっと悩んでしまいませんか?
小さいお子様なら
「おばあちゃん、お小遣いありがとう!」
それだけで十分です。
でも、年齢があがり中学生や高校生になると、それだけではちょっと失礼かなと思ってしまいますよね。
そんなときは、
挨拶(こんにちは・元気ですか)⇒お金のお礼⇒今の自分の状況や頑張っていること⇒おばあちゃんの身体を気遣う言葉⇒挨拶
という感じの流れで話すのがいいでしょう。
「おばあちゃん、こんにちは!
元気にしてますか?
私(僕)は元気だよ!
お小遣い、わざわざありがとうね(ありがとうございます)。
私(僕)、部活の大会前だから頑張って練習してるんだ。
おばあちゃん、身体はどう?
体調崩してない?
あんまり無理したり我慢したらダメだよ。
また今度遊びに行くからね。
それじゃぁまたね。」
というような流れで、途中何かおばあちゃんに聞かれたら、ちゃんと答えてあげてくださいね。
直接会って伝える場合の例文
おばあちゃんに直接会ってお礼を伝える場合は、電話と違って顔を見ながら話せるので、まだ言いやすいです。
会ってお礼を伝えるときに何が難しいかというと、お礼を言い出すタイミングではないでしょうか。
会っていきなりすぐにいうのか、少し世間話や近況報告などしながらその合間に言うのか、
なかなかタイミングが掴めずお礼を言えないまま終わる・・・
という可能性もあります。
おばあちゃんに会う目的が、お礼を言うためだったとしても、それ以外に何か他の目的があったとしても・・・
お礼は会って挨拶の後すぐに言いましょう!
「おばあちゃん、こんにちは!
元気にしてた?
こないだはお小遣い(お金・お祝い)ありがとう。」
という感じですね。
いろいろあれこれもらったお金に関して話す必要はありませんが、もし使い道が決まっているなら、「〇〇に使ったよ」と報告するのもいいですね。
素直に感謝の気持ちを「ありがとう」という言葉に込めて伝えるだけで十分です。
祖母からお金をもらった時のお礼のメールやラインの例文
祖母からお祝いやお小遣いなどでお金をもらった時のお礼を、最近ではメールやラインで伝える人も増えています。
コロナ禍もありなかなか気軽に帰省することもできず、会えない環境下でも、メールやラインならいつでもお礼を伝えることができますよね。
- お小遣いをもらったとき
- 誕生祝
- 入学祝
- 卒業祝
- 就職祝
それぞれのシーン別に例文をあげながら紹介していきます。
お小遣いをもらった場合
祖母は何もない時でもお小遣いをくれたりしますよね。
私の息子たちも、会うたびにもらっていました。
小学生くらいまでなら無邪気に喜べますが、中学生や高校生以上になると、嬉しいけどもらっていいのかな?という気持ちになりませんか?
そういう気持ちも素直に文面に込めてみてください。
「おばあちゃん、元気ですか?
私(僕)は元気でやってます。
こないだはお小遣い、ありがとう。
すごくうれしかったよ。
でも私(僕)、おばあちゃんに何もしてあげてないのに・・・
いつもお祝いとかももらってて、本当に感謝しています。
おばあちゃんからもらったお祝いで、欲しかった文具を買いました。
大事に使っていきます。
今は会えないけど、また絶対おばあちゃんに会いに行くから、
それまで絶対元気にしててね。」
というように、感謝の気持ちとちょっと戸惑っている気持ちの両方を言葉にしてみましょう。
誕生日祝いをもらった場合
誕生日に祖母からお祝いでお金をもらうというのはよくありますよね。
特に大きくなると「お金でお祝い」が一般的になります。
何を買ってあげればいいのかおばあちゃんもわからないですし、お金の方が好きなものを買ってもらえて、もらった側にも喜んでもらえますよね。
誕生日祝いをもらった場合は、自分が何歳になったのかも文面に入れるようにしましょう。
「おばあちゃん、こんにちは!
元気ですか?
お誕生日のお祝い、ありがとうございます!
私(僕)は今年〇〇歳になりました。
勉強も部活も頑張ってるよ!
いただいたお祝いは、〇〇に使わせていただきます。
本当にありがとう。
私(僕)は元気でやってるから、おばあちゃんも身体に気を付けて、いつまでも元気でいてね。
また会いに行くから待っててね☆」
ラインでお礼を伝えるなら、おばあちゃんもわかるようなスタンプを入れたり、写真を送ってあげるのも喜ばれると思いますよ。
ちなみに私の息子(長男)は、文章なしでスタンプだけでお礼を伝えていました。
祖母もラインを使い慣れているのか、同じようにスタンプで返信をくれたことがありました。
息子(長男)が「おばあちゃん、スタンプ使ってるで!すごいわ」と驚いていました。
入学祝いをもらった場合
小学校・中学校・高校・専門学校・大学・・・
入学するたびに祖母からお祝いをいただいている方も多いはずです。
小学校入学時はまだまだ子供なので、親を介してお礼を伝えたり、「ありがとう」のメールやラインを送ってもらったりします。
中学校からは、自分でメールやラインを使ってお礼を伝えましょう。
「こんにちは!おばあちゃん!
入学祝い、ありがとうございます!
私(僕)も中学生(高校生・大学生)です。
いただいたお祝いで、これからの勉強に必要な参考書を購入しようと思っています。
これからも勉強頑張るね!
おばあちゃん、体に気を付けて、元気でいてね!」
簡単な文面でOKです。
この文面と一緒に、制服姿の写真を送ってあげると、きっと喜んでくれますよ。
卒業祝いをもらった場合
祖母から卒業祝いをもらった場合は、お礼とともに、卒業後の進路についても書いておきましょう。
「おばあちゃん、元気ですか?
卒業祝いを贈ってくれてありがとうございました。
4月からは〇〇大学に通って、将来は〇〇になるのを目指して頑張ります。
いただいたお祝いは、4月からの新生活の準備に使わせていただきました。
本当にありがとう。
おばあちゃん、体に気を付けて元気でいてください。」
小学校や中学校を卒業した場合は、
「おばあちゃん、お元気ですか?
卒業祝いを贈ってくれてありがとう。
私(僕)は4月から〇〇中学(〇〇高校)に通います。
いただいたお祝いは、入学準備に使わせていただきました。
おばあちゃん、本当にいつもありがとう。
これからも、勉強や部活を精一杯頑張ります。
また遊びに行くから、体に気を付けて元気でいてください。」
という感じでお礼を伝えましょう。
就職祝いをもらった場合
就職して社会人となる大きな人生の節目は、祖母からのお祝いをいただく方が多いはずです。
社会人となるのでかしこまった「拝啓」から始まる文面もいいのですが、祖母ですから、そこまでかしこまらなくてもいいと思います。
いつものように「元気ですか」から始め、親しみがあるけど丁寧な文章でお礼を伝えましょう。
「おばあちゃん、元気ですか?
先日は就職祝いを贈ってくれてありがとうございました。
早速ですが、いただいたお祝いで就職した記念として「腕時計」を買いました。
これからずっと大切に使っていきます。
今まで私(僕)のことを見守り、応援してくれて本当に感謝しています。
まだまだ未熟な私(僕)ですが、立派な社会人となれるよう頑張っていきますので、これからも宜しくお願いします。」
可能であれば、スーツ姿の写真を添えてあげてくださいね。
おばあちゃんにお金をもらったお礼を伝える際の注意点
おばあちゃんにお金をもらったお礼を伝える際の注意点は2つあります。
注意点① もらったお金の使い道を書くようにする
おばあちゃんからお金をもらったら、そのお金の使い道を書いておくようにしましょう。
「ありがとう」の感謝の言葉だけでもいいです。
ですが、使い道を書くことでお金をもらった本人が喜んでいる様子を分かりやすく伝えることができます。
注意点② 写真を添えるようにする
お誕生日・入学・卒業・就職・・
すべて成長を感じられる場面であり、人生の節目でもあります。
日頃はなかなか会えないので、こういった人生のイベントの際にお金をもらったら、お礼と一緒に写真を添えるようにしてください。
制服姿やスーツ姿・・・
成長した孫の姿を見られるのはおばあちゃんにとって、とても幸せなことのはずです。
そういう孫の成長した姿を写真でも見られるだけで、さらに元気がでてきますし、「もっと成長をみていたい」という気持ちにもなるものです。
そういった気持ちがおばあちゃんの「生きる力」「元気のモト」になりますよ。
おばあちゃんからお小遣いをもらった時のお礼の言い方!メールやラインの例文のまとめ
おばあちゃんからお小遣いをもらった時のお礼の言い方で悩んでいる方、少しは参考になりましたか?
小学生くらいならまだ「ありがとう」の一言でいいです。
でも中学生や高校生、大学生、社会人となると、やはりきちんとしたお礼を言わないといけませんよね。
おばあちゃんですから、きっと小さいころからずっと見守ってくれていた存在だと思います。
あまりかしこまり過ぎず、丁寧な文章で感謝の気持ちを伝えてください。
お礼をラインやメールなどで伝えるときも、いただいたお小遣いを何に使ったのか、使うのかなども伝えることで喜んでいる様子を伝えられますよ。
おばあちゃんからお小遣いをもらったお礼を言う時には、できるだけ写真も添えてあげるようにしてください。
孫の成長した姿を見ると、おばあちゃんもきっと喜んでくれるはずです!