遊んでばかりで勉強しない中学生の子供に、親としてはどうしたら良いのか困ってしまいますね。
勉強しなくても進路は何とかなるなっちゃうかも?という期待を持つのは甘いのでしょうか。
そこで、勉強しない中学生の将来について紹介していきたいと思います。
悩みを解決する参考になれば幸いです。
勉強しない中学生は将来どんな人間になる?
勉強しない中学生は大人になってどんな人間になっているのか、考えてみました。
一つ一つ見ていきますね。
自分の頭で考えられない
教科書を読んだり問題集を解いたりするなどの勉強をすることで、生活に大事な事を身に着けていくのです。
それは問題を解決するために考える、という事です。
勉強しないまま大人になると、自分で考える力がない人になってしまいます。
やりたいことがあっても実現できなくなる
将来やりたいことや夢ができても、勉強をやらなかったことで、諦めなければならなくなることがあります。
例えば医者やパイロットになりたい!と思っても、大卒じゃないと受験ができない職業があるからです。
自信がなくなる
勉強しないまま大人になると、周囲の人にコンプレックスを感じる事が多くあります。
他の人の会話の内容についていけない時など、自信が無くなってしまいますよね。
日常生活で困ることが出てくる
中学生レベルの数学でも、日常生活で使う時はあるんです。
セール商品の割引後の値段の計算など、パッと計算できると便利ですよね。
学歴がなくて困ること
まずは初任給が安いという事です。
同じ仕事をしても、大卒と高卒とでは給料に差があります。
そして、勉強ができないことを馬鹿にされてしまうかもしれませんし、低学歴であることで相手に与える印象が悪い事もあります。
なかなか困ることは多くありますね。
勉強しない中学生が将来困らないパターンもある?
勉強しなくても困らないパターンを考えてみました。
まず、自分の家がレストランでそれで働く、家が工務店でそこで働く、などの場合です。
専門的な知識が必要かもしれませんが、学校の勉強が必ずしも必要ではないかもしれませんね。
勉強しない中学生なりの将来を考えていない今の言い分
勉強しない子供の気持ちを考えていきたいと思います。
勉強しないのがカッコイイと思っている
勉強を頑張ると、友達から「がり勉」や「真面目」などと言われ、からかわれてしまう事があるのかもしれません。
なので勉強しないで友達と遊んでばかりの子は、友達が多いのでクラスでも人気があり、カッコよく見えているのかも。
学校の勉強が役に立たないと聞いたことがある
学校の勉強は生活に役に立たない!と思っているのかもしれません。
実際には身近なところで生活とつながっている事に、気づいてないのですね。
友人だけでなく親が勉強不要と言っているパターンもある
自営業で子供に家業を継いでもらおうと考えている親の中には、勉強しなくても良いという場合が考えられますね。
勉強しない中学生に伝えたい!将来大人になっても勉強は必要
勉強とは学生の時だけするものではありません。
学校を卒業して会社に就職してからも、仕事に役に立つ勉強をしなければなりません。
何かやりたいことが出来て、それに向けて勉強したくなるかもしれません。
そういった時に今から勉強する習慣を身に着け、自分に合った勉強方法を知っておけば、効率よく勉強をすることができますね。
勉強しない中学生が将来のために勉強するようになるには
勉強しない中学生が勉強をするようになるにはどうしたらよいのでしょうか。
まずは勉強する事を習慣にしましょう。
最初は短い時間で大丈夫です。
とにかく毎日机に座って教科書を開くだけで、体と脳が覚えていき、勉強する習慣が身についていきます。
勉強しない中学生に捧ぐ!将来のための具体的な勉強方法
具体的にどんな勉強方法があるのかを紹介していきます。
勉強のやる気がある場合
塾に入って、分からない事がわかるまで教えてもらうのも良い方法ではあります。
でもまずは自分の力で勉強していきたいという場合は、アプリやオンライン授業を探してみましょう。
無料のものもたくさんあり、何度も見返して勉強できるので、ゆっくり自分のペースで勉強ができるのも良いところですね。
勉強のやる気がない場合
まずは毎日5分、勉強机にむかう習慣を身に着けるところから始めましょう。
机に向かう事に慣れてくれば、勉強する時間を少しづつ伸ばしていくことができるはずです。
勉強しない中学生が将来困らないために親ができること
中学生の子供が将来困らないために親ができる事を考えてみました。
効果的な促し方
「勉強しなさい」という言葉で勉強を促すのは辞めましょう。
子供が反発してしまいます。
「何時から勉強する予定なのかな?」というような優しく語りかける口調で促し、子供が自発的に勉強の時間を作るようにしていきましょう。
環境の整え方
スマホやテレビなどの誘惑が強いものは離れたところで勉強できるように整えましょう。
机の上も、気が紛れてしまうものがないように片付けておくのが良いですね。
勉強する時間を決め、その時間に勉強を始められたら褒めてあげましょう!
親の心構え
子供に勉強を促しているのに、親がゴロゴロしていたら、子供のやる気はなくなってしまいます。
出来る限り親も勉強する姿勢を子供に見せていきたいですね。
しかし、子供の勉強に口出しするのはよくありません。
親は静かに本を読んだり、仕事をしたり・・・子供と一緒に何かに取り組むことを心がけましょう。
子供の行動を変えていくためには、親自身の行動を変える事が必要なんですね。
勉強しない中学生は将来どうなる?困らないために本人と親ができることまとめ
いろいろ紹介してきましたが、どうでしょうか。
勉強しない将来は、少し怖い感じがしますね。
なので、親としては子供の将来の選択肢を増やしてあげたいと思ってしまいます。
しかし親だけが思っていても、子供が分かってないとどうしようもない事なので、たくさん子供と将来のこと、困らないためにどうしたら良いのかを話し合ってみましょう。