家族で遠出のドライブに行くときは、コンビニでお菓子と一緒にコーラを買うのがいつもの習慣。
映画館に行くと、ポップコーンのお供に必ずコーラを注文。
コーラはスカッと清涼感もあるし、やっぱりあの味がおいしくて無性に飲みたくなる!
でも、「コーラを飲むと骨が溶ける」なんて昔からの噂もあるし…体に悪いことも分かってる。
じゃあ、ダイエットコーラなら大丈夫なの…?
そこで今回は、コーラが体に悪いと言われる理由を徹底的に調べました!
また、普通のコーラに比べて体に優しそうなダイエットコーラについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
コーラが体に悪いと言われる理由はなんで?
コーラが体に悪いと言われる理由は大きく分けて2つです。
①砂糖がたくさん入っているから
②カラメル色素が多いから
甘くて、シュワシュワして、こげ茶色をしたコーラには何が入っているのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
砂糖がたくさん入っている?
甘党のコーラ好きには、コーラがそこまで甘くは感じないですよね。
口の中がシュワっとする炭酸のおかげもあるかもしれません。
でも、炭酸の抜けたコーラを飲むと分かりますが、やっぱり甘いです!
実はコーラには、想像するよりもたくさんの砂糖が入っています。
その量は、500mlのコーラで56.5g。
なんと、角砂糖がだいたい17個も入っていることになります!
1日の砂糖の摂取量は、25gがおおよその目安とされているので、ペットボトル1本のコーラを飲み干すと、目安の2倍弱の砂糖を摂取したことになりますね。
コーラとお菓子を食べたりしたら、砂糖の大量摂取になり体にとても悪いですね。
カラメル色素が多い?
コーラってなんでこげ茶色なのと思ったことはありませんか?
その正体が、カラメル色素なんです。
カラメル色素とは食品添加物のひとつで、食品の着色や風味づけに使われています。
コーラの他にも、お醤油やソースなどの調味料や、お菓子、加工食品などにも入っていますね。
カラメル色素にはいくつか種類があり、最もメジャーなものは、製造する過程で発がん性物質が生成されることが分かっています。
コーラに含まれるカラメル色素の量は分かっていませんが、発がん性のある化学成分が入っていることは事実です。
なので、毎日欠かさずコーラを飲んだり、一度に2本や3本を飲むのは、体に悪いことをしていますね。
コーラを飲み続けるとどうなるの?
砂糖が大量に入っていて、発がん性のある添加物を使っているコーラを飲み続けると体に起こる悪影響が4つあります。
①太る
②糖尿病になる
③骨粗しょう症になる
④老化が早まる
健康の為によく覚えておきたいところですね。
一緒に見てきましょう。
太る?
コーラを飲み続けると太ります。
コーラのカロリーは500mlのペットボトルで225kcal。
例えば、ご飯お茶碗1杯分が250kcalくらい。
ショートケーキ1切れは約366kcalです。
コーラは、お茶碗1杯のご飯とほぼ同じカロリーですね。
喉が乾いている時や、ちょっと甘いものが飲みたくなった時、気づいたら1日に何本もコーラを飲んでいたことありますよね。
体重が減らない要因のひとつに、コーラがあるかもしれませんよ。
これからは、カロリーの高い飲み物であることを意識して気を付けるようにしましょう。
糖尿病になる?
太るのも嫌ですが、コーラを飲み続けると、さらに糖尿病のリスクも高まってしまいます。
糖尿病は、糖分の摂りすぎや暴飲暴食など生活習慣の乱れなどから主に起こる病気です。
お砂糖たっぷりの食べ物や飲み物を摂る生活を長く続けていると、体内では糖分の処理が追いつかなくなり、血糖値が上がったままの状態になります。
そして、すい臓のインスリン分泌に負担がかかり、糖尿病にかかってしまうのです。
コーラを飲むときは、高カロリーであることを気にしつつ、食事はたんぱく質や脂質、ミネラルやビタミンのバランスの摂れたものにする習慣をつけましょう。
骨粗しょう症になる?
骨粗しょう症は、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。
原因は、骨のカルシウムの吸収を邪魔する「リン酸」の過剰摂取と言われています。
コーラには、酸味付けのためにリン酸が使われているので、飲み続けると骨粗しょう症のリスクがあるという訳です。
「コーラを飲むと骨が溶ける」と昔から聞きますよね。
コーラで骨がドロドロに溶けるなんてことはありません。
でも、骨のカルシウムを吸収して、もろくしてしまうので、コーラが骨に悪いことは覚えておきたいですね。
老化が早まる?
コーラには大量の砂糖が含まれていますね。
砂糖を摂りすぎると、「糖化」といって、体内の余分な糖とたんぱく質や脂質が結びつき、老化促進物質がつくり出される現象が起きます。
よって、老化が早まってしまいます。
糖化で肌のハリを保っているコラーゲンが壊され、シワやシミ、透明感がなくなり、くすみもできやすくなります。
また、糖化が血液や内臓にまで及ぶと、老化だけでなく病気にもかかりやすくなります。
コーラは、大量の砂糖を使用しているので、飲み続けると老けるスピードが高まってしまうのですね。
ダイエットコーラなら体に悪くない?
では、ダイエットコーラなら、安心して飲めるのでしょうか?
普通のコーラが高カロリーで糖質も高いのに対して、ダイエットコーラと言われる「コーラ・ゼロ」は、カロリーも糖質もゼロです。
コーラ・ゼロは、砂糖の代わりにスクラロースやアセスルファムKという合成甘味料が使われています。
これらの甘味料は、自然界にない化学合成で作られていますが、安全性が認められたもののみを使用しているため、そこまではありません。
さらに、これらの甘味料は砂糖と比べると食後の血糖値が上がりにくいとされています。
また、コーラ・ゼロにはカフェインが含まれています。
カフェインは適量なら神経を活発化させ、集中力を高めてくれますが、過剰摂取すると、めまいや不眠などを引き起こし体に悪影響です。
ダイエットコーラは、オリジナルのコーラと比較した場合では、体に優しいと言えますね。
コーラは体に悪いの?なぜなのか紹介しますのまとめ
今回は、コーラが体に悪いと言われる理由について調べました。
コーラには、かなりの糖分があり、色付けのために食品添加物が使われているため、飲み過ぎると体に悪いことが分かりました。
さらに、飲み続けると、体重増加や老化が早まるだけでなく、糖尿病や骨粗しょう症などの病気へのリスクが高まります。
体のことを考えるなら、普通のコーラよりも比較的に健康志向のダイエットコーラがおすすめです。
でも、ダイエットコーラを飲んで痩せる訳ではないので、バランスの摂れた食生活や適度な運動と平行する必要がありますね。
ぜひ参考にしてみてくださいね。