習い事の先生にお手紙を出したいけれど、どのように書いたら失礼にならないか考えたことありませんか?
普段はメールでやり取りしているから、メールの方が良いのか?改まったお礼や相談は、手紙の方がよいのか?行事の時だけでよいのか?迷いますよね。
子供もが先生にお手紙を書きたいと言ってるし、親も一緒にお礼の手紙を書かせてもらおうかな。
でも失礼にあたらない基本的な文章ってあるの?って考えてしまいます。
そこで、今回は、習い事の先生へのお礼の手紙の注意することや、手紙の基本、メールの書き方、手紙に添える贈り物そして、参考になるサイトの紹介までまとめてみました。
お礼の手紙の注意することは?
習い事の先生へお礼の手紙を書くときには、直筆が一番よいです。
印刷された文字では気持ちも伝わりにくいだけではなく、失礼な印象を与えてしまいます。
字か綺麗でないから、印刷したものを作成したとしても、相手は字が綺麗でないから印刷にしたんだ。と読み取ることはないと思います。
文字の綺麗さは関係ありません。直筆だから気持ちが伝わります。文字には、自分の個性が出ます。だからこそ、相手にも伝わるのです。
特にお礼の手紙は、直筆にするようにしましょう。手紙以外にも年賀はがきは、印刷することが多いと思いますが、宛名面は、住所は印刷でも構いませんが、名前の部分は直筆がよいですね。
手紙を書くときに、文字の大きさにもよりますが、びっしり書かれたら読みにくい印象になります。
数行書いたら1行開けたり、読みやすいよう工夫しましょう。
行数をあけながら、枚数は長くても1~2枚くらいが一番良いでしょう。
鉛筆やシャーペンではなく、万年筆やボールペンで書くようにしましょう。
もし、文字を間違えたら、二重線で消すのではなく、新しい用紙に書き直しましょう。
書きなおさないで済むよう、違う紙に下書きすることをお勧めいたします。
手直しは時間がかかるかもしれませんが、相手の顔が見えないからこそ、きれいな紙に間違えることなく、丁寧に書くことがポイントですね。内容は、伝えたいことを素直に書いた方が伝わりやすいですね。
では、次に、手紙の基本構成をまとめていきます。
手紙の基本構成は?
習い事の先生へ手紙だすためにも、基本の構成はしっかり踏まえおきたいですよね。
今回は、一般的な基礎構成をまとめています。
習い事の先生とは、関係も深いと思いますので、頭語や結語はなくても良いでしょう。
では、さっそく見てみましょう。
手紙の基本的な構成は、
頭語(拝啓など)→時候の挨拶(季節により違います)→本文→末文→結語(敬具、かしこなど)
このような構成になっています。
普段からお世話になっている先生へは、頭語や節後は省略し、時候の挨拶から入った文で十分です。
子供が習い事の先生へお礼の手紙を書く場合は、先生へのお礼の文章のみでよいです。
時候の挨拶もいりません。子供の感じた気持ちの文章だけで十分伝わり、先生もとても嬉しいと思います。
お歳暮やお中元の際には、品物だけではなく、ハガキや手紙を添えるか、別で送るとコミュニケーションにもなりますので、おすすめですよ。相手もお品や手紙まで送ってくださるなんて、きちんと考えてくれているのだなと感じます。やはり、お手紙は、年齢問わずいただいたら嬉しいものです。
では、次に習い事の先生へのお礼の手紙の書き方の例文を見てみましょう
習い事の先生へのお礼の手紙の書き方は?
習い事の先生へのお礼の手紙は、関わりが深い場合は、時候挨拶から入れてみましょう。
例文としては、
○○先生
残暑の候、ますますのご健勝のこととおよろこび申し上げます。
先日は、盛大な発表会を開いていくださりありがとうございました。
娘は、初めての参加でしたので、緊張しておりましたが、先生のご指導と日々の努力の結果、とても上手に弾くことができました。娘にとっても、良い経験をすることができました。
私も着物の着付けのご指導を受け娘に上手く着付けができるようになりました。
親子共々、先生にはとても、感謝しております。
今後とも、温かいご指導のほどよろしくお願いいたします。
このように感謝の気持ちと簡単な挨拶を入れた文章で十分です。
長々と書くと伝わりにくいので、どの部分を伝えようかなと考え、そこを要約して伝えるようにしましょう。今回は、発表会を開いてくださった御礼、レッスンの御礼、親の着付けレッスンの御礼と短い文に要約できていますね。
では、先生と良くやり取りしており、簡単なお礼(先日より出来るようになった、子供のやる気がみれたなど)日々の変わったことを伝える場合は、手紙でも良いですが、はやり、日々のレッスンや変化は常にありますので、その際には、メールでも失礼にあたらないと思います
次に習い事の先生へのメールの書き方についてまとめました。
習い事の先生へのお礼のメールの書き方は?
習い事の先生へのお礼のメールは、簡単なお礼の時には使用しても良いです。
しかし、何かのイベントや年間を通してのお礼などは、お手紙や口頭で伝えることが一般的です。
メールは、活字であるのであまり良い印象になりません。先生によっては、非常識な方だなと捉える方もいらっしゃるかもしれません。
習い事の先生へのメールは、一般的には、日程変更の連絡や出欠連絡で使われることが多です。
最近では、ラインでのやり取りも増えてきています。
メールで日々のお礼を差し出す場合の例文としては、
○○クラスの○○です。
日頃より、大変お世話になっております。
先日の教室でご指導を頂戴し、自宅でも○○に取り組みを続けていましたら、
○○ができるようになりました。子供もとても喜んでおり、この気持ちを伝えたいと思いメールをさせていただきました。
また来週から、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
このように、日々の変化をメールで伝えるのは良いですね。
ただ、習い事の際、いつもメールしたり、数日に1回メールをするのは、やめましょう。
メールの良い所は、すぐに送れる所なのですが、あまりにたくさん送ることは迷惑にもなってしまいます。
本当に伝えたい時に何かの連絡のついでに記載したりと考えて送るようにしましょう。
では、次に、大きなイベントや年間を通じてのお礼の手紙と一緒に菓子折りも必要なのか?気になるところですよね。まとめてみました。
お礼の手紙を渡す時に菓子折りも必要か?
お礼の手紙を渡す時に、菓子折りも必要なのかと疑問に思っている方が多いです。
これは、習い事にもよりますし、時期や状況によっても違うようです。必ず必要では、ありません。
学習塾では、お礼の手紙のほかに菓子折りを渡すことは、滅多になく、その代り旅行に行ったときにお土産を渡したりなどは良くあります。
その他の習い事では、共通して、年度終わりの時には、お礼の手紙(簡単な4、5行を添えて)と一緒にまた来年度もお願いします。という意味でお渡ししている人が多いです。
ただ、手紙と違いお金もかかるものです。
毎年毎年と考えると初めに高価の物を渡すようにすると、毎年プレッシャーになったり、またお菓子買わないと思うようになるかもしれません。
菓子折りは、絶対あった方がよいというものではないため、無理に添える必要はありません。
今後もまだ、お世話になる場合は、お手紙でも十分です。
ただ、習い事をやめる場合は、理由にもよりますが、ご挨拶も兼ねて菓子折りを渡すことは良いと思います。季節により品物は、選びますが、夏は暑いため品物選びも長持ちするものを選ぶようにしましょう。
雰囲気や他の人との環境もありますので、その状況に合わせて決めるようにしましょう。
習い事の先生へのお礼の手紙の書き方・メールの参考 サイト
次に、手紙を書く際の、細かい注意事項や知りたい事は、人それぞれです。そこで情報がたくさんのっている、おすすめのサイトをいくつか紹介したいと思います。
●手紙の書き方
こちらは、達人のコラムがのっていたりと、楽しみながら学ぶことができます。毎月ホームも月の内容になっており、とても参考になると思います。生活における、日常で使うような文ものっており、勉強になるかと思います。
URL:https://www.midori-japan.co.jp/letter/
●郵便局 レターなび
こちらは、子供用のお手紙の書き方が分かりやすく乗っています。手紙の書き方体験授業もあります。小学校の皆さんは、一度は見たことがあるのではないでしょうか?お子様と一緒に是非見てください
URL:https://www.schoolpost.jp/
習い事の先生へのお礼の手紙の書き方・メールでやりとりする際の注意点のまとめ
SNSが流通している現在では、手紙を書く機会も減ったのではないでしょうか。
口頭で伝えることも良いですが、手紙を渡すことでより丁寧な印象を与えますし、気持ちも文章にすると明確に伝わりやすいのが良い所です。嬉しい手紙は、何度も読み直したりしたことありませんか?心にも伝わりやすいですよね。
手紙は、貰うと嬉しいものです。 今回は、習い事の先生への手紙としてまとめましたが、家庭内や親戚や祖父母に自分の成長や相手の健康の気遣いのお手紙も書いてあげてみては?
年に一度はお礼の手紙でお礼の気持ちを伝えてみては、いかがでしょうか?
お子様の習い事でしたら、お子様の手紙を一緒に添えるともっと良いですね。
手紙は、手元に残るので先生も思いでの品としてとても嬉しいと思います。
是非お礼の際には、お手紙で伝えてみてくださいね。