何年もお世話になっている先生に自分の子供が迷惑をかけてしまった時、親としては何か謝罪の気持ちを伝えたいと思いますよね。
先生が忙しいのはわかった上で、気持ちを伝えるにはどういった方法がいいのでしょう。
連絡帳に書くと先生もお返しの言葉を書くことになり、それが先生の手間になってしまうかもしれませんし、子どもが読んでしまう可能性もありますね。
そこで、お手紙にしてみるのはどうでしょうか。
ここでは、迷惑をかけた先生への手紙で謝罪するときの書き方を紹介したいと思います。
謝罪する手紙の書き方の注意することは?
迷惑をかけた先生への手紙の注意点を紹介します。
先生はたくさんの仕事がありとても忙しいので、さっと読める簡潔な文章を心掛けたいです。
謝罪の言葉から始まり、今の気持ち、締めの言葉という形に収めると良いでしょう。
謝罪の内容については、何について誤っているのかを具体的に明確に伝えましょう。
そして、トラブルを起こしてしまった子供がこんな気持ちだったと伝え、今後はこんな対策をしていきますという事、今後もよろしくお願いしますなどの言葉で締めます。
手紙を書く時のポイントは?
今、お手紙を書く機会はなかなかないですよね。
なので、ここで基本的な手紙の書き方のポイントを簡単に紹介します。
手紙の基本的な書き方は、
①時候のあいさつや日頃の感謝を伝えます
②手紙の本文にあたり、目的や要件を伝えます
③行末に「敬具」などので文章を締めくくます
④「日付」・「署名」・「宛名」の順で書き、日付は発送年月日を書きます
先生への手紙の場合は、このすべての形式にとらわれなくても良いようですが、この基本を踏まえ迷惑をかけた先生への手紙を書いてみましょう。
お世話になった先生への謝罪文のポイントとは?例文も紹介!
迷惑をかけた先生への手紙は、お詫びをするようなことが起きてから2~3日以内に渡しましょう。
ずるずる渡すのが遅くなると、謝罪の気持ちが伝わりにくくなりますね。
言い訳や、他人のせいのするような文章はやめ、心からの謝罪の言葉を述べましょう。
学校の先生への手紙は、時候の挨拶はあってもなくても良いようです。
ここで、子ども同士で喧嘩した際の、謝罪の例文を見ていきたいと思います。
〇〇先生へ
いつもお世話になっております。
(挨拶)
子どもがお騒がせをして、ご迷惑をおかけしました。
(謝罪)
本人もかなり反省している様子で、自分が悪かったと思っているようです。
(本文・今の気持ち)
今後はご迷惑おかけしないように注意します。
なにとぞ、今後もよろしくお願いします。
(締めの言葉)
〇月〇日
名前
たくさんの謝罪の手紙の形があると思います。
自分の気持ちを伝えられる言葉を書きましょう。
メールでも謝罪文は送れる?
今の時代、手紙よりメールで気持ちを伝える方が多いので慣れている部分がありますよね。
しかし、担任の先生や学校のメールアドレスを知らないことが多いですし、メールアドレスを知っていても、共有のパソコンだったりすると人の目に触れる可能性もあるのでできれば避けたいです。
手紙で謝罪の気持ちを伝えれば封をして渡すので、誰かに見られる可能性が低く安心です。
他に電話をかけるなどもありますが、先生は会議があったりタイミングが難しい場合があります。
様子を見ながら何が一番良いのか検討したいですね。
お詫びの言葉の種類について
お詫びの際に、よく使われる謝罪のフレーズを集めてみました。
謝罪の内容によって他にも謝罪の種類はあるかもしれませんが、状況に応じて使いましょう。
・ご迷惑をおかけしましたこと、心からお詫び申し上げます。
・うちの子供がご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。
・子どもがお騒がせして、申し訳ありませんでした。
・うちの〇〇が、ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ありません。
・親の目が行き届かず、申し訳ありません。
手紙で先生とコミュニケーションをとろう!
先生とのコミュニケーションをとる方法は、連絡帳・手紙・電話などがあげられますね。
封をして渡す手紙が、一番先生への負担が少ない謝罪方法ではないのかと思います。
連絡帳なども有効ですが、見られたくない内容なのかどうかで変わってきます。
電話をするのは、対応時間が学校でお知らせされていることもあるので確認してからかけましょう。
最近はモンスターペアレントと呼ばれるのを気にして、先生に何も言えないような気もしてしまいますが、子どもが円滑な学校生活を送るためには先生とのコミュニケーションは大事になってきます。
必要と感じた際は、連絡帳や手紙などを活用して先生とコミュニケーションをとりましょう。
迷惑をかけた先生への謝罪の手紙のまとめ
迷惑をかけた先生への手紙の書き方について紹介してきました。
子どもがいると何かしらのトラブルはつきものです。
学校生活という共同生活を送っているならなおの事ですね。
子どもの事を心配し保護者が先生に手紙を書くという事は、先生との信頼関係に大きく影響するでしょう。
先生と信頼関係があれば、安心して子供を学校に送り出せます。
トラブルを起こしてしまい先生に迷惑をかけるようなことがあれば、謝罪の気持ちをきちんと伝えて先生との信頼関係を築きたいですね。
子どもの学校生活が過ごしやすいものになるように、先生とよりよい関係を築いていきましょう!