離乳食もほぼ終わり、大人の食べているものを取り分けられるようになってきた1歳児。
そんな中でも、日本人の多くの人が好きなお寿司。
折角日本人に生まれたのだから、子供にもお寿司の良さを知ってほしいですよね。
しかし、何なら食べられるのか?
また、何に注意しなくてはいけないのか?
1歳の子が回転寿司で食べられるもの、絶対に食べてはいけないメニューは?
そんな疑問にお答えしてきたいと思います。
1歳の子が回転寿司で食べられるものは?そもそも酢飯は大丈夫?
お寿司と言えば、酢飯ですよね。
でも、酢飯っていつから与えていいんでしょうか。
ここではまず、酢飯を与えても大丈夫かについてお答えしていきたいと思います。
結果として、酢飯を与えても大丈夫です。
何故かというと、酢飯には酢・砂糖・塩が含まれており、これらの調味料は離乳食中期の7~8か月には与えていいことになっています。
しかし、酢飯のご飯は少し固めに炊くことが多いため、多くの方は1歳を過ぎてから与える方が多いようです。
また、自宅で酢飯を作る際には酢を加熱することで酸っぱさが軽減されます。
是非やってみてください。
甘酸っぱい酢飯ですが、砂糖を多く使うため、食べすぎには注意が必要です。
1歳の子が回転寿司で食べられるお寿司の種類とサイドメニュー
では、実際に回転寿司に行くとしたら、どのようなメニューが食べられるのでしょうか?
お寿司のメニュー
まず、お寿司のメニューはざっとこんな感じです。
1、天ぷら巻き(揚げてあるため食べすぎには注意が必要です)
2、茹で海老(アレルギーに注意が必要です)
3、たまご
4、煮アナゴ・ウナギ(小骨に注意が必要です)
5、かっぱ巻き・納豆巻きなどの巻物
しかし、巻物などの海苔はのどに詰まる恐れがあるため、取り除くことをお勧めします。
また、ワサビは抜き、お醤油も塩分が高いため、付けないか少量にするのが良いでしょう。
小さく切ってあげることも忘れてはいけません。
サイドメニュー
次に、サイドメニューはどんなものが食べられるでしょうか。
1、うどん
2、茶碗蒸し
3、フライドポテト
4、鶏のから揚げ
5、デザート類
こんな感じではないでしょうか。
しかし、揚げ物・デザート系は食べすぎに注意です。
1歳の子が回転寿司で絶対に食べてはいけないメニューはある?
では逆に、何は絶対食べさせてはいけないのでしょう。
注意する点と、何故食べさせてはいけないかについてお答えしていきます。
生もの(加熱されていないもの)
生ものは一般的にしっかりと消化器官が働くようになる3歳以降に与えるように、と書かれている育児書が多いようです。
では何故食べさせてはいけないののでしょう。
生ものはアレルギーの原因になることが多く、細菌性・寄生虫などの心配があるからです。
大人より細菌に弱い子供がもし食中毒になったら、大人より重症化する恐れがあります。
必ず避けましょう。
銀杏
サイドメニューであげた茶碗蒸しですが、気を付けなければいけない点があります。
それは銀杏です。
何故銀杏に気を付けなければいけないかというと、銀杏には毒性があり、子供が食べると中毒を起こす危険性があるからです。
7歳以上になるまでは必ず避けましょう。
銀杏中毒の主な症状は嘔吐・痙攣だそうです。
発症時間は1~12時間と時間幅が広く、大体24~90時間で回復することが多いようですが、稀に死に至る事もあるので必ず避けてください。
イカ・タコ
甲殻類の中でもイカ・タコは完全に奥歯が生えそろってしっかりとかみ砕けるようになるまで避けましょう。
また、エビアレルギーがある子は桜エビにも注意が必要です。
緑茶
回転寿司においてある緑茶ですが、カフェインが多く含まれるため3歳までは控えたほうが良いそうです。
何故なら子どもの脳の発達を邪魔する可能性があるそうです。
回転寿司に行く際は麦茶などのカフェインの入っていないお茶か、備え付けのお水を飲ませましょう。
1歳の子が回転寿司で食べられるものは?絶対食べてはいけないメニュー:まとめ
1歳の子が回転寿司で食べられるメニューは意外と多く、生もの以外のメニューであれば多くのメニューを食べることができます。
また、サイドメニューが多いのも回転寿司の良い所ですよね。
そして、生もの・銀杏・イカ・タコに気を付けて、楽しくお寿司を楽しんでください。
くれぐれも、食べさせすぎには注意してくださいね。
私自身、子供の頃は外食するのが凄く楽しみでした。
しかし子供にいる今、周囲の目が気になりますし、騒がないか、奇声をあげないか常にひやひやしています。
今はテイクアウトできるお店が多く、回転寿司でもテイクアウトをすることができます。
コロナ禍の中、外食するのは感染するリスクも上がります。
周囲が気になる子育て世帯には、意外と自宅のほうが周りを気にせずゆっくりと食べられたりするので、是非テイクアウトも考えてみてください。
せっかくの美味しいお寿司も、楽しく食べなければ美味しくありません。
それぞれの家庭にあった方法で、お子さんと楽しく食べられることが1番じゃないでしょうか。
ご両親が笑顔で楽しく食事をすることが、子供にとっても楽しく、幸せなことだと思います。