最初は少なくてそこまで気にしていなかったのに、知らない間に増えていた白髪。
そして、生え際は1番自分から見ても目につく場所です。
気になる人も多いですよね。
早い人だと、染めたばかりなのに2週間も持たず白髪が気になって染めてる方も結構います。
みんなは生え際の白髪どうしてるんだろう?
気になる生え際の白髪をカバーするいい方法はあるのか。
頻繁に染めても髪は傷まないのか?
セルフカラーもあり?など、現役の美容師が気になる疑問を教えます!!
生え際の白髪どうしてる?気になる生え際の白髪をすぐカバーする方法!
その日だけカバーできるような白髪染めはオススメです!
急な用事が出来てしまって外出しなきゃいけないけど、生え際の白髪がとても気になる…。
そんなときは、【白髪隠し】を上手に使いましょう!
白髪隠しにも、様々な種類のタイプがあります。
・ファンデーションタイプ
・パウダータイプ
・マスカラタイプ
・コームタイプ
など、とても画期的です。
美容師的にオススメなのは、コームタイプのものです。
ファンデーションタイプやパウダータイプの白髪隠しは、地肌まで染まってしまい不自然に見える場合があります。
マスカラタイプは割と綺麗に隠すことができますが、手早く塗ることが出来ないので少し面倒と感じる方もいるでしょう。
その点、コームタイプは地肌も染まることなく均等に塗ることもできるし、マスカラタイプよりも広範囲で塗ることができるので時間も全然かかりません。
手軽にその日だけ染めれるようなタイプの白髪染めは、様々な種類があります。
値段も手頃なものもあります。
自分に合いそうなものを探してみましょう!
美容室で染める正しい染め方!白髪を染める頻度は?
白髪の量によって染め方は異なってきます。
オススメの染め方を白髪の量で分けて紹介していきたいと思います。
少量の白髪の場合(ポツポツレベル)
ポツポツ白髪の場合、抜いたり切ったりしてる方が結構います。
でも、美容師としては抜く・切るはオススメできません。
伸びてきた時のことを考えると、白髪は毛が硬いので余計に目立ってしまいます。
茶色く染めている人は2ヶ月に1度でカバーできます!
ポツポツとしたら白髪の場合、茶色の方が白髪がぼけるので目立ちにくくなります。
白髪染めも、普通のカラーも色の違いはほとんどないんです。
全く染めてないポツポツ白髪の人は、全体を染めるというよりも白髪だけをすくって染める方法がオススメです。
ウィービングといって、アルミホイルを使った技法になります。
この方法は、私も美容師をやっていてずっとオススメしていた方法です!
なぜオススメしていたかというと、部分的に染めるだけなのでダメージも少なく済みます。
それに、伸びてきても目立ちにくいというのが3ヶ月〜4ヶ月持つ理由です!
全体が明るいカラーでもいい人は、先程のウィービングで全体にメッシュを入れることで白髪がをぼかすことができます。
白髪染めでしっかり染める方法と、あえて明るいカラーを使って白髪をぼかすという方法があります!
美容師をしていると、意外に白髪染めだけど明るく出来る?と言われることがとても多いです。
そういったときに使えるのがウィービングだったりするので、幅広く使える技術になっています。
4ヶ月〜5ヶ月ぐらい放置していても、さほど白髪は目立たないです。
全体の3割ぐらいが白髪の場合
このくらいの白髪の場合、1ヶ月程度で気になってくる方は多いです。
あまり明るすぎず、暗すぎずの7レベルくらいで染めるのがベストです。
7レベルの明るさが、白髪も目立ちにくいのと肌なじみも良く綺麗に見せてくれます。
染める頻度は、1ヶ月半から2ヶ月前後が丁度いいです。
美容室の中では、顔周りなどの部分だけのカラーをしてくれるところもあります。
私がやっていたお客様の中にも、顔周りだけカラーしに来る人は結構いたように思います。
美容室にも、部分染めなどのケアメニューがあるところも最近は増えてきているので調べておくと良いでしょう。
全体の5割以上が白髪の場合
このくらい白髪があると、全体的に気になるのが早いです。
だいたい3週間から1ヶ月半ぐらいで染めている方が多いです。
髪色は明るくなるにつれて、白髪は目立ちにくくなります。
全体を明るくするのもいいですが、ハイライトなどを入れることでより目立ちにくくすることができちゃいます!
実際のお客様は、こんな染め方ができるなんて知らずに白髪染めしかできない。と思っている方がほとんどです。
明るくすることも出来るし、ハイライトなど遊びをいれることもできます。
白髪染めのセルフカラーのメリットとデメリット!
セルフカラーで行う白髪染めのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット①低コスト
髪の短い人や・部分的に染める場合は1箱買えば足ります。
金額にしたら、1000円程度で染めれます。
どんなに多くても、2つ買えば足りるので美容室で染めるよりは確実に安くすみます。
メリット②いつでも染めることができる
美容室に今日行きたいけど予約を断られてしまった。
仕事が忙しく、行く時間が中々ない。
など、自分の予定と美容室の予約が合わない時は染めたい時に自分でできるというのがメリットですね。
メリット③時間がかからない
美容室でやると、どうしても1時間から2時間ぐらいかかってしまいます。
それがセルフだと、1時間もあれば終わってしまいます。
そのままお風呂にも入ったりできるので効率は良いですね。
デメリット①髪が傷む
これが1番のデメリットで、髪の毛をいい状態に戻すには時間もコストもかかってきます。
セルフカラーの薬剤は、誰でも染めれるように強めの薬剤になっています。
トリートメントがついてるものもありますが、トリートメント自体がただのシリコン剤のため髪の毛にはあまり効果がありません。
セルフカラーをしたことがある人は、洗い流したあとのゴワゴワ感を体験したことがあるはずです。
デメリット②色持ちが悪い
セルフカラーの成分と美容室のカラーの主成分は同じです。
ですが、髪の毛の内部まで浸透するのが違います。
そのため、セルフカラーの薬剤は色落ちが早いのです。
生え際の白髪染めを長持ちさせる方法はあるの?
白髪染めをするとその後の髪の毛の状態は、キューティクルが開いた状態になっています。
キューティクルとは、髪の毛の表面にあるうろこのようなもので、これが閉じてるとツヤツヤに見えます。
ですが、白髪染めをした後はキューティクルが開いたままになっているので傷んでいるということです。
キューティクルが開いたままだと、髪の毛の中に浸透したカラーがどんどん流れ出てしまうのが色落ちの1番の原因です。
ということは、キューティクルを閉じると長持ちさせることが出来るんです!
市販のシャンプーを使わない
市販シャンプーは洗浄力も強く、トリートメント効果も弱いので色持ちが本当に悪いです。
実際に、お客様の中で市販シャンプー使っている方と美容室のものを使用している人を比べると、髪質も違うし色持ちも全然違いました。
美容室でメンテナンスをする
キューティクルを整えるのは、自分の力ではなかなか難しいことです。
カラーした時に、トリートメントを一緒にお願いするなど後日トリートメントだけ行くなど時間をかけた分色持ちも良くなるのです。
美容師さんに任せる
知識をもっていて、お客様の髪質は理解しています。
そのお客様に合ったカラー剤、トリートメント、シャンプーなどしっかり選んでくれます。
アフターケアについては特に、美容師さんの話を聞いた方が良いです。
生え際の白髪どうしてる?対策を現役美容師が教えますのまとめ
みなさんが気になる生え際の白髪対策はいかがでしたでしょうか?
白髪の量によっても、染める頻度や染め方が違います。
そして、色んな染め方があることを意外と知らない方も多かったはずです。
白髪染めでも、今は色んな色にもできて遊びもできてお洒落に白髪染めをすることができるんです!
セルフカラーもメリット・デメリットはありますが、綺麗に染めて色持ちも良くしたいなら美容師としてはオススメできません。
白髪染めも綺麗に持続させるためには、美容室に行くのがベストです!