作文がうまく書けないと悩む小学生や中学生のお子さんは多いですよね。
私にも小学生と中学生の子どもがいますが「お母さん、かけな~い」と相談されることも・・・。
大人になってから作文など書きませんし、どう教えていいのか悩んでしまいます。
そこで、作文が書けない中学生や文章を書くのが苦手だと感じている保護者の方に、対処法を紹介していきたいと思います。
参考になれば幸いです。
中学生が作文を書けない理由とは?
作文が書けない中学生の理由とは、何を書いていいのかわからない、書くことが思いつかないなど、どうやって話を書きだすのか分からないといったものが多いようです。
正しい日本語の使い方に自信がなかったり、文章のつなぎ方がわからないなど作文には分らないことだらけと受けとめてしまい、書けなくなってしまいます。
私の小学生と中学生の子供たちも、いつも私にどうやって書けばいいのか聞いてきます。
しかし、そこに何か手掛かりがあれば書きやすくなるはずです。
そして作文を描くコツさえつかめれば、スムーズに文章を書くことができるのではないでしょうか。
手掛かりを一緒に探してみましょう。
作文が書けない中学生はどうしたら上達するか
作文が書けない中学生は、どうしたら上達するのでしょうか。
一番取り掛かりやすい練習方法は日記を書くことです。
作文の練習として日記を書くなら、文章の基本である起承転結を意識して書いてみるといいでしょう。
書いてるうちに構成などを考える癖がついてきて、作文にも活かすことができます。
そして、本を読むことも上達の手助けになります。
本を読むとたくさんの表現方法が使われているので、一番の参考になりますよね。
お気に入りのフレーズがあれば実際に作文に使ってみると、上達する一歩になりますよ。
作文を書くコツを紹介!
作文をうまく書けるコツを紹介していきます。
これらをうまく使いこなせれば、作文も怖いものなしです!
まず最初は、何を書きたいかメモ帳などに書きだしましょう。
それを大まかに組み合わせて、構成を考える参考にします。
文章を表現豊かにするために、慣用句やことわざを使ってみましょう。
・目がない
・口を酸っぱくする
・頭が固い
・魔がさす
・一石二鳥
・棚からぼたもち
などなど、慣用句やことわざを使うと作文に面白みが増します。
さらに、カギかっこを使って文章に会話を入れることで臨場感が出すことができます。
文中の要所の部分に、うまくカギかっこを使って書くことも意識してみましょう。
作文のテーマを決める
作文の嫌いなところは、何を書いていいのかわからないのでテーマが決まらなく、書き始められないのが理由です。
先生からテーマは何でもよいといわれ、何も思いつかない・・・。
そんな時は、子どもと楽しかったことなど話し合ってみましょう。
週末に遊びに行った話でも良いですが、保護者からお子さんの何か知りたいことを聞いてみるのも良いですね。
今は何の遊びが好きなのか、何にはまっているのか、何が大事なのか、何の食べ物が一番好きかなどなど・・・。
お子さんと話しが弾む内容であれば、それを文章にすればよいので書きやすいテーマとなりますね。
さらに、「いつ」「どこで」「だれと」「なにを」「どうして・どのように」を意識することで内容に深さを出すことができます。
自分が書けそうな内容を見つけていきましょう。
作文を書く時に気を付ける事とは?
作文を書く際に、だらだらした文章にならないための注意点があります。
・一文は長すぎないようにしましょう
・同じ表現を繰り返し使わない様にしましょう
・です・ます調は揃えて書きましょう
・段落をつけて、うまく文章にメリハリをつけましょう
さらに、原稿用紙の使い方などが不安な時は最初に確認しておくのも大事ですね。
注意点を意識して書いていけば、文章のレベルは上がっているはずです!
作文を書く時の鉄則
作文にかかわらず文章は、「起・承・転・結」を意識して書くとまとまりのある内容の作文を書くことができます。
そこで、「起・承・転・結」を詳しく見ていきます。
起→これから書くテーマの紹介や内容を簡単に説明する
承→テーマに関する内容を書き始めます
転→テーマに関する出来事や事件が起こります
結→承・転に書いて考えた事のまとめや、その結果とこれからについて書きます
この起承転結の中に自分の考えたことなどを入れながら書ければよいのですが、なかなかうまくまとまらない場合は、他にも書き方があります。
先に結論を書き、そう考えた理由やいきさつを書いていく方法です。
読み手には先に結論が来ているので、内容が分かりやすいものになります。
「起・承・転・結」では書きにくさを感じた場合は、こちらの方法も試してみましょう。
作文が書けない中学生・文章を書くのが苦手から克服への対処法のまとめ
作文が書けない中学生や、文章を書くのが苦手な子供へ人への対処法について紹介してきました。
自分も中学生の頃は作文を書くことは苦手だったので、子どもたちの気持ちはわかります。
今回紹介した対処法で、少しでも作文に対する苦手感が薄らいでくれたらうれしいです。
保護者としてもテーマを話し合ったり思い出したり手助けできることはしていきたいですね。
コツさえつかめれば、作文は上手に書けるようになります!