初めて部活の保護者グループラインに誘われた、でもどうしていいのか分からない…そんな悩みを持つ保護者、けっこう多いと思います。
私もそうでした。
まずは挨拶から?
どんな挨拶をすればいい?
そもそも挨拶って必要?
自分のことだけならともかく、大切な子供にも関係することだけに、色々と考えてしまいますよね。
そんな不安を少しでも解消できるよう、保護者グループラインに入ったときの挨拶にまつわるあれこれを中心にまとめてみました。
部活のグループラインに招待された時に挨拶は必要?
現実で初めて人と対面するとき、一人前の社会人であれば挨拶することは常識。
では、SNS上の保護者グループラインではどうでしょう?
そんなお悩みにお答えするため、こちらでは次の3つについてご説明します。
① 挨拶していて悪い事はない?
② 誘ってくれた人に聞いてから挨拶する?
③ 挨拶しなくても大丈夫?
これから部活の保護者グループラインに参加する方、ぜひ参考にしてください。
「すでに保護者グループラインで挨拶を済ませちゃったけど、あれで大丈夫だったの?」と、一抹の不安をお持ちのかたも、ぜひご一読ください。
挨拶していて悪い事はない?
部活の保護者グループラインで、挨拶をしていて悪いことなんてないです。
歩いているときに知り合いに会って挨拶をされて、嫌だと思う人なんて普通はいないですよね?
部活の保護者グループラインでも同じです。
子どもの部活を通して、大切なお付き合いをしなければいけない保護者達が参加するグループライン。
きちんと挨拶をしたほうが良いです。
他のグループライン内の保護者達に好印象で迎えられること間違いなしです。
ただし、既存の保護者グループライン内で挨拶をしなくても良い雰囲気になっている場合や、「挨拶不要」などの独自のルールのある保護者グループラインもあるようです。
その場合でも挨拶をしていて悪いことなど絶対にありえないのですが、保護者グループラインに誘ってくれた人や、既に保護者グループラインに参加している知人に、あらかじめ確認すると良いでしょう。
誘ってくれた人に聞いてから挨拶する?
誘ってくれた人に聞いてから挨拶した方が良いです。
保護者グループラインに誘ってくれた人は、既にその保護者グループラインのメンバーとなっています。
(グループラインに無関係の人が参加できないよう、そのグループラインに参加中のメンバーしか招待できないシステムになっているためです)
当然、その人の方が保護者グループラインについて色々知っていることが多いはず。
「①挨拶をしていて悪いことではない?」で述べたような挨拶不要ルールがある場合、誘ってくれた人に聞けば、挨拶をして良いかどうか迷うこともないです。
また、保護者グループライン内の雰囲気や参加メンバーの大まかな特徴を聞いておくと、どんな挨拶をしたらいいかの参考にもなります。
保護者グループラインに誘ってくれた人に聞いてからの方が、スムーズに挨拶できること間違いなしです。
ちなみに、保護者グループラインに招待されると、誰が誰を誘ったかがグループライン内に表示され、メンバー全員に伝わるようになっています。
なので、必ずしも誘ってくれた人に聞いてから挨拶をしなければいけない…というわけではないです。
挨拶しなくても大丈夫?
挨拶はした方が良いです。
※ 挨拶不要ルールなどがある場合は除きます
保護者グループラインに参加すると、トーク画面上に「〇〇さん(自分で登録したニックネーム)が参加しました」と表示され、新しいメンバーの参加がメンバー全員にすぐに分かるシステムになっています。
ですが、「〇〇さん」とだけ表示されても、その人と「友だち」でないかぎりはどこの誰の保護者かまでは判別できません。
「新しく保護者グループラインに入ってきたのに挨拶もしないなんて…」と、挨拶をしないことに対し良く思わない人もいるかもしれません。
グループライン参加中の他の保護者に、ムダに不信感を与える必要はないです。
保護者グループラインに参加したら、早めに挨拶を済ませましょう。
部活のグループラインで挨拶する時に気をつける事は?
保護者グループラインに誘ってくれた人に色々聞くこともできたし、挨拶もちゃんとできそう。
でも、どんなタイミングで、どんな風に挨拶すればいい?
こちらでは、挨拶をする際の4つの注意点についてご説明します。
① ラインを送る時間
② グループ全員に向けての内容にする
③ 返信は個々にしないでグループラインでする
④ 全ての人から返信が無くても気にしない
挨拶だけでなく、保護者グループラインで報告や連絡のメッセージを送るときにも共通していえることとなります。
ラインを送る時間
子供の部活の保護者たちが、通常活動していると思われる時間帯に挨拶文のメッセージを送るようにしましょう。
朝7時から夜21時くらいまでに挨拶するのが無難です。
早朝・深夜時間帯は避けてください。
Eメールなどと同じように「挨拶文を送信するだけなので、そのメッセージに気づいたときに確認してもらえば良いのでは?」と思うかもしれません。
ですが、通知を常にオンにしている人もいますので、深夜・早朝時間帯に通知音が鳴ったら迷惑となってしまいます。
また、通知音を鳴らさないように設定していても、通知を知らせる赤いバッジがホーム画面上に表示されていたら、気になってつい見てしまうことでしょう。
真夜中にラインの通知に気づき、急用かと思って確認したら挨拶文だった…となったら、嫌な気持ちになりませんか?
挨拶文は、保護者グループラインに参加して、最初に送るメッセージです。
グループラインに参加している保護者みんなに、気持ちよく読んでもらいましょう。
グループ全員に向けての内容にする
部活の保護者グループラインは、保護者間での報告や連絡を円滑に行うためのものであり、参加する保護者全員のためのコミュニティーツールです。
挨拶は、保護者グループラインの参加者全員に向けたものにしてください。
挨拶に限らず、グループライン内でのメッセージ全般についても同じです。
部活とは全く関係ない個人的なことや、一部の保護者だけが分かるような話題は避けるべきです。
グループライン内で一部の保護者だけが分かる内容で盛り上がってしまうと、その話題についていけない保護者は疎外感を感じます。
部活とは関係ない話題には付き合いたくないし、煩わしいと感じる保護者もいます。
実際、そのようなことが原因のトラブルも多発しているようです。
本来の保護者グループラインのあり方を常に意識し、保護者全員が気持ちよく利用できるように心がけましょう。
返信は個々にしないでグループラインでする
部活の保護者グループラインでのメッセージの内容は、参加するメンバー全員がみることができます。
つまり、参加者する保護者全員が同じ内容の情報を共有することとなるのです。
部活に関することで保護者がみんな知っていなければいけないことなら、返信は個々にしないでグループラインで行い、メンバー全員に伝わるようにしてください。
何度も同じ内容の返信を個々に送る手間も省けますし、同じ内容で返信するつもりだったのに個々に違う内容の返信をしてしまった…なんて間違いも防げます。
全ての人から返信が無くても気にしない
個人間のラインで「既読無視」「未読スルー」などされてショックを受けた…なんて、
誰もが一度は経験していることですね。
部活動の保護者グループラインでも同じように、返信がないと「挨拶で何か失礼なことを言ったのでは?」と不安に感じるかもしれません。
ですがここは部活の保護者グループライン、個別ラインのメッセージのやり取りとは違います。
保護者たちは仕事や家事や育児などでみんな忙しいのです。
どうしても回答が必要なメッセージならともかく、挨拶だけのメッセージに逐一返信するような時間がないだけなのです。
自分が発信した挨拶文に「既読」の表示がついた時点で、そのメッセージが相手に好意的に伝わったものと解釈しましょう。
乱暴な言葉遣いや、よほど失礼に受け止められるような挨拶文だったら別ですが。
私が以前、30人程メンバーのいる部活動の保護者グループラインに参加していたときのことです。
会計を担当していたのですが、部費の支払期日のお知らせに対し「了解しました」的な同内容の返信と了解スタンプの嵐、連呼する通知音。
返信してくださる保護者には本当に申し訳ないのですが、「返信必要ないかも、既読さえしてくれれば」と思ってしまいました。
挨拶の事例とは違いますが、グループラインの場合は丁寧な返信が逆に迷惑になりうるという一例として、挙げさせていただきました。
部活のグループラインの挨拶の書き方は?
こちらでは、挨拶の例文を3つご紹介します。
部活の保護者グループラインの雰囲気や参加人数に応じて、アレンジして使ってみてくださいね!
例文1
「こんにちは、□□(子どもの名前)の母の〇〇です。どうぞよろしくお願いします。」
私はいつもこれだけです。
シンプルすぎると言われそうですが、前述のとおり部活の保護者グループラインは報告や連絡のためのツールですので、まずは自分が誰の子どもの保護者であるかが分かればOK。
より具体的なことは、保護者グループラインに慣れてからでも遅くはないかと…。
例文2
「お疲れ様です、〇〇です。××部の保護者グループラインにご招待いただきありがとうございます。息子(娘)の□□共々、どうぞよろしくお願いいたします。」
メンバーが少なめの部活でしたら、保護者グループライン招待のお礼や子どもの近況など、ひとこと添えると良いでしょう。
例文3
「はじめまして、×年×組□□の父の〇〇と申します。基本土日は仕事が休みのため、試合の送迎のお手伝い等は可能です。どうぞよろしくお願いいたします。」
自己紹介プラスひとことに、保護者として部活に協力できる範囲などを添えておくのも良いかもしれません。
部活の保護者グループラインに誘われた!挨拶の例文や注意点のまとめ
こちらでは部活の保護者ライングループに誘われたときの挨拶の例文や注意点をまとめてきました。
・挨拶は基本必要です。
自分を部活の保護者グループラインに誘ってくれた人に聞いたあと、早めに挨拶をしましょう。
・部活の保護者グループラインは保護者みんなのためのコミュニティーツール。
部活とは関係ない内容の挨拶やメッセージは控えましょう。
・挨拶はシンプル明快に。
自分の名前と、誰の保護者であるかをきちんと伝えればOKです。
保護者グループラインの挨拶で第一印象を良くして、他の保護者たちと上手なお付き合いをしていけるようにしましょう。
挨拶によってお互い好印象を持ち、保護者同士が仲良く協力しあえるような雰囲気となれば、部活に打ち込む子どもたちを楽しくサポートしていけるはずです。