中学生になったら、部活が始まるし勉強も頑張って、充実した中学生生活にするぞ!
そんな意気込みだったはずなのに…
中1の1学期くらいまでは確かに小学校で同じクラスだった子と大差のない成績で安心していたのだけど…
夏休みが終わり2学期になったあたりからか、中間テスト、期末テスト、その他小テストで「えっ?」と見返してしまうような答案用紙が多くなってきて、どうしちゃったの?ってビックリ!
当の本人はケロッとしているものだから、ついイラッとして「勉強しなさい」と怒鳴ってしまう事、ありますよね。
思春期という事もあるし、あんまり口うるさくいうのもねぇ…
どう扱えば良いのか本当に分からなくなってしまいます。
高校受験を考えれば、これ以上の成績急降下は絶対に避けたいところ。
今回は、中学生になって急に成績が下がるのはなぜなのか?成績急降下の原因と対処法を考えてみましょう。
中学生で急に成績が下がるもの?成績が急降下する時期
さて、中学生の3年の間で、成績がグンと伸びる時期、あるいはその逆で急に成績が下がってしまう時期は、子供によって実に様々です。
成績が上がることに関して問題ないにしても成績が下がる、増して急降下している場合、いち早く変化に気づきそれ以上、成績が下がらないよう早めに手を打つことが重要になってきます。
3年間のどの辺りで成績が急降下を始めるのか、時期ごとに原因を挙げてみたいと思います。
中学入学してすぐ
一番大きな環境の変化です。
変化が苦手な子にとっては大変辛い時期になります。
新しくできる友達に受ける影響もとても大きいと思います。
中1の2学期から
夏休みにきちんと復習が出来たかによって2学期のスタートに差が出ます。
学校の授業は、どんどん進んでいってしまいますから一度遅れると、成績は急降下してしまいます。
中2になってから
受験態勢へと周りは移っていきます。
上手くシフトチェンジできなければ、周りから取り残されていってしまいます。
中3の夏休み以降
部活は引退となりいよいよ受験モードに突入です。
この頃は、自分の成績が急降下するというよりは、今まで部活に熱心だった子たちがその分勉強をするようになりその結果成績が伸びて、逆に自分は落ちていってしまう。
やる気の喪失につながっていくとも考えられます。
中学生で急に成績が下がる原因!成績急降下の実情
急に成績が下がる原因はいくつか考えられます。
一つづつ原因を探りつつ成績急降下の実情を探ってみましょう。
環境の変化についていけない
小学生から中学進学に際して、環境は大きく変わります。
環境の変化に順応できる子は、難なく通り過ぎていく道もいます。
しかし、それができない子にとっては、大きく変わる環境に馴染むまでずいぶん時間を費やすことになり、その間、全く勉強が手につかないという事も起こりうるわけです。
勉強のやり方に問題がある
勉強をする時間が十分に取れているのに成績が上がってこないのは、やり方に問題があるのかもしれません。
要点を得ない勉強法で、良い成績は実現しません。
勉強量が足りない
テスト前の一夜漬けで良い点が取れるのは、1年生の最初だけでしょう。
日々の自宅学習はとても大事です。
スランプに陥っている
スランプは誰にでも訪れるものです。
いくら勉強しても分からない。
頭に入ってこない、イライラが募りますね。
発達障害が隠れている
あまりにも集中力が続かない。
すぐに飽きてしまう。
そのような行動が気になる様なら、もしかしたら発達障害があるという事も考えられます。
中学生で急に成績が下がるなら正しく対処して成績急降下を阻止しよう
授業の進み具合が早いとか、分からないところが分かっていないとか、成績が急降下するには原因があるはずです。
まずは、なぜ成績が急に下がってしまったのか理由を見つけ出しましょう。
授業の中で分からないところがあったら先延ばしにせずにその日のうちに先生に質問して解決するということを習慣づけると良いと思いますよ。
親ができる成績急降下を止める方法
では、子供の成績急降下に気付いた時、親は何ができるでしょうか?
子供に何があったかゆっくりと話が聞ける時間をまずは作ると良いと思います。
子供ながら、考えている事があるかもしれません。
途中で否定せず最後まで真剣に話を聞いて下さい。
中学生になって急に成績が下がるのはなぜ?成績急降下の原因と対処法まとめ
小学校での基礎はしっかりと身についていますか?
中学校での授業は基礎があっての応用となってきます。
分からないままでいるとそこから先がずっと分からないままです。
不得意の科目は誰にでもありますが、苦手意識を無くしましょう。
自分に合う学習塾を見つけましょう。
部活と勉強の両立は、難しいものですが上手に気持ちを切り替えてどちらも手を抜かず精一杯の気持ちで取り組んで下さい。
達成感は、心地良いものです。
成績が下がっている事、しっかり自覚しましょう。