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問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない子が理解できるようになる方法

子育て

どの教科を解いていても、何を答えたら良いのか分からないと子供に言われたことはありませんか?

もしくは、全く違う意味に取り違え、回答に変な答えを書いていてびっくり…なんて経験したことがあると思います。

例えば、モンシロチョウは体を大きくするときに何をしますか?という問題に、皮をぬいで大きくなると回答したら間違いになります。もちろん意味は合っているのですが、

この場合の正解は、脱皮なのです。

頭では分かっている場合でも、語彙のなさは点数にも影響してしまいます。

今回は、問題文を読んでも何が書かれているのか分からない原因、国語力と語彙力の必要性、どうしたら身に付くのか、おすすめの参考書や対策についてまとめてみました。

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問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない原因

問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない原因はどこにあるのでしょうか?

読解力がないから

問題文を読んでも読み取れないのは、読解力が無いからです。

では、読解力とはどういうことなのか?

厚生労働省が定義している読解力は、

自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力とあります。

言葉だけ見ると、とても難しいですね。

まず読解の意味としては、文章に触れその情報を読書と書き手が共有する文章表現の規則や約束事であると、読者に既有の知識や情報及び経験を手掛かりとして解読し、それを理解し解釈するまでの一連の行為を指す概念であるとされています。

つまり、すでに持っている知識や情報・経験が必須!

知識とたくさんの経験がないと上手く読み取れないのです。

音読がうまくできない

絵本や音読の時も、何でスラスラ読めないの?と感じたことはありませんか?

それは、ただ、文字を目で追っている状態だから

幼少期時代では、最初は耳から音として言葉を覚えていき、次に絵を見たり文字を見たりして、文字も1文字ずつ認識していきます。

そして、片言で話すようになり、少しずつ段階を得て、文字もスラスラ読めるようになります。

幼少期に両親に、多く話しかける子育てをしてもらった子供は、言葉の発達も早いと言われています。

言葉の発達が早いということは、語彙が多いことでもあります。

経験が多いと表現力も育ちます。

常に五感が刺激されることは、成長過程に置いてとても大事であることが分かります。

日本人の読解力の低下

今の日本の読解力は、国際的にみても高い水準に満たしてないと言われています。

それだけ日本人は読解の力が衰えているのです。

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問題文を解くためには、国語力と語彙力は必須!

問題文を解くためには、文章を全て読む必要があります。

しかし、普段読書をしない子供や苦手な子供は、飛ばし読みをする傾向があります。

そして、もう一つは全て読んではいるものの何故か何を書いているのか分からない子供がいます。

問題文を解くために注意すべきポイント

読み飛ばしをする子どもや読んでも何が書かれているかわからない子どもには、声にだして読ませてみると理解できる場合があります。

どちらも声に出して読みだすと、文の区切るところが間違えていることが多いです。

もう一つは、音読や読書経験不足のため、文字追い読みになっている場合があります。

句読点があるのに、そんなことないと思うかもしれませんが、本当にただ文を読むことに必死で文の区切りがおかしいため、内容の意味が変わってしまったり、大切な文を見逃したりしているのです。

だから、問題文を読んでも、同じように問題文の指している意味が良くわからない。

何を答えたら良いのか良く分からないとなるのです。

これは、まず文節や文の構成自体が身についてないことと、語彙力がないから、言葉の区切りが良くわからなくなるのです。

問題文を理解するためには?

理解するためには、その文章を何度も読むことになります。聞いているよりも自分で声にだして読む方が理解力も早くなるので、時間がかかっても、出来るなら最初は、声に出して読むようにしてみましょう。

お母さんが読んであげて、次に子供が読んであげることも良いと思います。

最近では、通信教育でも、文章問題には、CDが付いており、標準語の正しい読み方で読んでくれます。

それを聞いた後に、また自分で読むことで、スムーズに進めていくことができるようになっています。

では、語彙力や国語力は、どのようにしたら身に付くのか見てみましょう

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語彙力はなぜ大切なのか?

先ほどの説明しましたが、語彙力がないと文章を読み取る力に差が出てきます。

それは、国語だけではありません。

算数や理科、社会、英語など全ての教科で必須なのです。

語彙力が特に必要となる教科は?

国語に語彙力が大切なのは、分かりますよね。では、もっと分かりやすい、語彙力が必要な科目は何かというと、英語です。

英語は、日本語が理解できているからこそ解けるのです。

まず、英単語の日本語が分かっても、その日本語が分からなければ意味に直せません。

英語の慣用句がでてきても、言葉には直せても意味が分からないと解けません。

例えば、極端な話で言えば、経済問題の英文が出てきたときに、government bondが国債ですが、国債がわからなければ、これらの意見を求められた場合に回答できません。

英訳でもそうです。

単語はわかっているが、文章に直すと変な日本語になったりします。

それは単語を単に並べて読んでいるから。

それらの意味を変えずに上手に文章へ変換しなければなりません。

これは語彙力と国語力が大切であることが分かります。

語彙力が必要な場面は?

英語のみで話しましたが、受験の際の面接や、作文でも重要となってきます。

遠い話でいうと、会社に入ってからも大切ですよね。

上司が言ったことが理解できないと仕事もスムーズに進めていくことできなくなります。

では、どのようにしたら、語彙力とは身に付くものなのでしょうか?

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語彙力はどうしたら身に付くの?

では、語彙力はどのように身につけたら良いのでしょうか?

これは、読書や会話やコミュニケーションをたくさん行っていると自然と身についてくるのですが、問題文を読み取れるようになるまでには、かなりの時間が必要になります。

語彙力を伸ばすにはどうしたらいい?

幼少期は過ぎたから、語彙力や経験も、もう間に合わないと感じた人いませんか?

これらは、いつからでも間に合います。

一時的に行うのではなく、毎日意識して行うことが重要なのです。

言葉かけ、音読、体験。

やればやるほど、出来るようになりますし、五感も刺激されてます。 

感覚も、経験から育ちます。

そして、知識には、もちろん語彙力も入ります。

たくさんの知識を学ぶのは、紙面や本だけではありません。

知識は読解力に、読解力は国語力にも繋がります。

語彙力を伸ばす具体的な方法

語彙力の本や教科に必要な語彙力の本がたくさん出ています。

それを読書として毎日読むことです。

しかし、語彙だけ増やしても使わなければ身に付きません。

語彙は、文章にして使うことで身についてきます。

語彙だけ知っていても使い方が分からなければ、あまり意味がないのです。

だから、語彙を増やすとともに、会話やコミュニケーションでも意識して使うようにしましょう。

そして、人の話をたくさん聞くことは、語彙力や国語力をつける一番の近道です。

自分が話すことは、自分の知っている語彙の中でお話ししますよね。

相手は相手の語彙の中で話します。

知識がある人ほど、自分が知らない語彙がたくさん出てくることになります。

だからこそ、人の話はとても勉強になるのです。

特に両親を始め、学校や塾の先生など大人のお話しは、しっかり聞くようにしましょう。

分からない言葉は、すぐに質問することが良いですね。

では、次に問題文を読み取ることできるようになるための、おすすめの参考書を紹介したいと思います。

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問題文を読んで何が書かれているのか分かるようになる!おすすめの参考書は?

言葉力1200ー文章が読める!分かる!書ける!


国語 暗記分野3700国語の点数がみるみる上がる


 

国語の力がグングン伸びる1分間速音読ドリル


サイパー国語読解特訓シリーズ


10分で読める本のシリーズ


ここでは、一部の人気おすすめであり、これだが良いとは限らないので、他にも語彙力を上げる良い参考書があると思いますので、調べてみてくださいね。

国語力を伸ばす教材として人気の高い『ブンブンどりむ』は小学生を中心に選ばれています。

▶▶ブンブンどりむ公式

無料体験キットもあるので、読書感想文にも役立ちます!

受験テスト対策としての語彙力でしたら、成績アップを重視し、書く、解くができる本をこなしていくことが良いかと思います。

また本ではないのですが、親である保護者の方自身が文章力に自信がないという場合には、こちらの記事もおすすめです。

→子供の文章力が親で決まるのをご存じですか?

親が指導力を上げることがお子さんの成長につながります。

小学校では、学校の方針によりますが、中学受験を対象に教えてくれるところと、通常の授業のみの所がありますので、自分でもしっかり普段から教科書以外でも参考書や問題を解く様に習慣化しましょう。

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まとめ

問題文を読んでもそこに何がかかれているのか分からない場合は、まずは、国語の基礎である語彙や文法をしっかり身につけて、短い文から練習を繰りかえてみましょう。

会話や音読もとても効果があります。

しかし、たくさんのことを課題にすると続きませんので、やる事を計画的に進めていくようにしましょう。達成感を持たすために、簡単なシール表を作ってあげても良いですね。1枚達成し、褒められ、次のページになると嬉しいものです。続けやすくできるよう、工夫してみましょう。

結果のみを求めず、親子で常に言葉の整理をしながら、楽しみながら、続けれることが大切です。続けていくと、努力の末、みんな必ずわかるようになります。

読書が苦手な子は、1話が10分以内で読める10分で読めるシリーズの本がお勧めです。

何より、1番忘れないでほしいです。子供は、いつも精一杯1日1日を過ごしていることを。家族で過ごせることの大切さを感じていてほしいです。

子供に指導してあげれる、子供に、好きと言ってあげれる。当たり前のようで、そういうことが叶わない人だっていることを心に置き、教育してあげれる喜びを忘れてないでほしいです。

まずは無料で試せるものからでも、是非親子で取り組んでみてくださいね!

▶ブンブンどりむの無料体験はこちら
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