子供の習い事は私たちが子供の頃に比べて種類も増え、選択肢が多く、何を習わせたらよいのか悩みますよね。
「うちの子は消極的だから、何か習い事をさせて自信を持たせてあげたい!」
「積極性を伸ばすためには、どんな習い事をさせてあげればいいの?」
と、習い事をさせて子どもの積極性を伸ばしたいけど、実際何を選べばよいかわからないという方のために、積極性を伸ばすのに向いている習い事、選ぶ時の注意点などをご紹介していきます。
消極的な子供が積極的に変われる習い事は?
消極的な子が積極的に変われる習い事ってどんなものがあるのでしょうか?
実際にお子さんに習い事をさせて、積極性が伸びた!と親御さんから人気が高い習い事をいくつかご紹介します!
スポーツなら個人競技
個人競技のスポーツで習い事の代表と言ってもいいくらい人気なのは「水泳」ですね!
学校でも水泳の授業はあるので、他の子よりも泳げると子どもの自信にも繋がります。
また水泳は、全身運動なので基礎体力もつき、運動神経を鍛えられるので、他のスポーツをするときにも役に立ちます。
スポーツができるというのは、積極的な性格になるきっかけになりますね。
日本語力を伸ばす国語塾
日本人だからといって、日本語力は自然と身につくものではありません。
大人でも日本語を正しく使えていない人はたくさんいます。
子供の頃から正しい日本語を学ぶことで知識も増えますし、社会に出てから困らないためのコミュニケーション能力も身に付けることができるでしょう!
コミュニケーション力を伸ばす英会話
小学校でも必修科目となった英語。保育園や幼稚園でも英語に触れさせているところは多いです。
小さいうちから英語に触れ、正しい発音をきく方が英語の上達が早いと言われています。
他の子よりも英語を話せる、外国人の方とコミュニケーションがとれると子どもの自信にも繋がりますね!
その他
ピアノも習い事の定番ですが、積極性を伸ばすのにおすすめです。
ピアノを演奏することでリズム感や表現力を養うことができます。
自分自身で何かを表現するというのはなかなか難しいですが、ピアノを習うことで自然に身につくようになります。
また、ピアノは定期的に発表会など人の前に出る機会がたくさんあります。
人前に1人で立つという度胸が身につきます。
積極性を伸ばす習い事を選ぶ時の注意点
積極性が伸びるからと、ただ習い事をさせるだけでは親の自己満足で終わってしまったり、お子さん自身が続けることができなかったり、習い事をさせる意味がなくなってしまいます。
積極性を伸ばす習い事を選ぶ上で、どんなことに注意すればよいのでしょうか?
子供が夢中になれるもの
やはり習い事をするのは子ども自身なので、子どもが夢中になれる、楽しく通えるものを選ぶ必要があります。
子供が行きたがらない、憂鬱な気持ちで通っていては長くは続きません。本人の意志を尊重しましょう!
親の負担は大きすぎないか
習い事を子どもに何個も掛け持ちさせ、それで親が満足していては意味がありません。
習い事に通わせながら、家でも親がサポートやフォローしてあげることが重要です
それを踏まえた上で、親自身がどこまで協力できるか、金銭面の負担が大きすぎないかをしっかり計画してから習い事を選びましょう!
始めるときにやめ時も決めておく
習い事を始めるにあたり、意外と忘れがちなのはやめ時を決めるということです。
始めた頃は必要だった習い事も、成長と共に必要性が低くなるものもあります。
「この階級までいけたら」、「本人がここまでできるようになったら」、「小学校卒業まで」など、明確に時期を決めておく方が、だらだらと続ける無駄をなくすことができます。
消極的な子どもの性格は習い事で解決する?
消極的な子どもの性格は習い事をさせることで解決するとは限りません。
実際に習わせる習い事と子どもの相性が合っているかどうかも大切です。
先生の指導方法によっても変わってきますし、大人数の中での習い事となると、元々消極的な子はその中に埋もれてしまいます。積極性を伸ばすことから更に遠退いてしまう可能性もあります。
ですので、子どもと習い事の相性や先生の指導方針、少人数制なのか大人数制なのかを事前に把握して習い事を選ぶ必要があります。
消極的な子供の原因は?
消極的な子供を積極的に変えたい!と習い事をさせて満足するだけでなく、子供がなぜ消極的なのか原因を知ることが大切です。自分のお子さんの性格や親御さんの子供への接し方など、あてはまるものがないか見ていきましょう!
もともとの内向的な性格
消極的なのは元々内向的な性格ということが言えます。
内向的なことは悪いことではありません。内向的な子もいれば外交的な子もいます。
内向的だからと無理に変えようとせず、その子の個性として認めてあげることも大事です。
親のしかり方
消極的になる原因として親の叱り方が関係することもあります。
子供を叱るときに、必要以上にきつく言ったり、大声を出したり、時には手をあげてしまうということがあると、子供は怯えてしまいます。このような叱り方をしていると、子供は怒られたくないという意識から、自分の行動を制限しようとしてしまいます。それが消極的な性格の原因になってしまいます。
コミュニケーション力が低い
人とのコミュニケーションが苦手な子は消極的になりやすいです。
例えば、小さい頃から多くの人と接する機会があった子は、人見知りも少なく、コミュニケーション力も高い傾向があります。
私も娘がいますが、赤ちゃんの頃から保育園に通っているからか、あまり人見知りせず自分から、初めて会うお友達に声をかけたりすることが多いです。
消極的な子にいきなり色々な人と関わらせるのは難易度が高いですが、身近な人と接する機会を多くしてみるのも消極的な性格を克服できるきっかけになるかもしれません。
子供が積極的な性格になる方法
積極的になることを習い事だけに頼らず、普段の生活の中で親子共に積極的になれる習慣を身に着けていくことも大切です。どんなことを意識していけばよいのかご紹介します!
親子の対話を増やす
まずは、親子の対話を増やすことから始めてみましょう!
毎日一緒にいる親子でも、意外と会話が少なかったり、コミュニケーションがとれていなかったりということもあります。普段の親子の対話を見直すことで、積極的な性格に近づくきっかけにもなります。
良いところを褒める
消極的だからもっと積極的になって欲しいと親の願望ばかり押し付けていては、ますます子供が自信をなくしてしまいます。
普段からちょっとしたことでもいいので、良いところがあったら褒めてあげるという習慣をつけましょう!
お友達と遊ぶ機会を作る
お友達と遊ぶ機会を増やすことも大事です。
子供同士でも、何かしらコミュニケーションをとりながら遊びます。
複数のお友達と遊ぶ回数を増やすことで自然とコミュニケーション力が上がり、積極的な性格に近づけることができます。
個性を認める
先程も説明しましたが、内向的であることは悪いことではなく、その子の個性でもあります。内向的だからといって、いいところが何もないということはないはずです。ありのままのその子の個性を認めてあげることが大事です。
消極的な子供の習い事は?積極性を伸ばすための習い事の選び方のまとめ
消極的な子が積極的になれる習い事の選択肢はたくさんあります。
ですが、習い事だけで積極性が伸びるわけではありません。
子供の性格を親が理解し、その子にとっても相性がいい習い事を選ぶ必要があります。
また、習わせたら先生に任せて満足するのではなく、親も家でサポートしてあげることが大事です。
習い事だけに限らず、普段の生活の中でも積極性を伸ばせるきっかけもたくさんあります。
家族間のコミュニケーションの取り方や、お友達と遊ぶ機会を増やす、子供の個性を褒めてあげるなど、少しずつでもいいので子供に自信を持たせてあげることが大事です。