青魚はいつから食べてOK?最初に食べる青魚の種類と調理方法! | お悩み便利帳
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青魚はいつから食べてOK?最初に食べる青魚の種類と調理方法!

子育て

離乳食を進めていく中で、最初の白身魚はクリアしたし、鮭もオッケー。次は青魚ですよね。

あれ?青魚ってどんなのだっけ?

白身魚や鮭は見た目からなんとなくわかりますが青魚、しかも切り身になって売られているとなかなか見た目からだけでは見分けがつきません。

今回は青魚デビューするお子さんのパパ、ママさんへ、青魚と白身魚の違いや初めて食べるのに適した種類、また調理方法を紹介します。

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青魚ってなに⁉︎どんな魚?

スーパーの鮮魚コーナーに行っても青魚と書かれた魚は見つかりません。

青魚という名前の魚は存在せず、魚の見た目の特徴から白身魚、青魚と分けられたもので、生物学における分類では使われない表現なんです。

青魚を見分ける最もわかりやすい見た目は「背が青い」ところです。

青と言っても深い青、暗い色味の青色になっています。

めんどくさがりな性格なので、青魚デビューはサンマやアジの美味しい時期ではなかったこともあり離乳食期の子どもに青魚丸々買って食べさせた記憶がありません。

そうなると活躍するのは切り身のお魚。

切り身になっている場合は背の色は見えませんので赤身の魚を探すと大体は青魚になります。

切り身を買ったりお刺身を買って大人が食べる3分の1を離乳食用に調理して使っていました。

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青魚が食べられるのはいつから?

魚は肉質や成分によって下の三種類にわけられています。

そして食べるのに適している順番です。

白身魚(鯛、ヒラメ、カレイなど)・・・生後5,6ヶ月頃
赤身魚(マグロ、カツオなど)・・・生後7,8ヶ月頃
青魚(アジ、サンマ、イワシなど)・・・生後9、10ヶ月頃

1番に気をつけたいのはアレルギーについてですよね。

しかし、アレルギーのほかにも、加熱した時の食感や塩分、脂質の量、消化器官の発達時期と段階が決められているのには理由があります。

青魚は時期や順番を気をつければ、離乳食後期の子に不足し始める鉄分などの栄養素の多くを補える強い味方になります。

またDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)など脳の活性化に欠かせない栄養素も豊富に含まれていますので積極的に取り入れたいですね。

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青魚代表選手って?鮮魚コーナーでよく見るメジャーな青魚。

青魚の種類          魚の名前
ニシン科          ニシン、イワシ
サバ科       サバ、鰆(さわら)
タチウオ科         太刀魚(たちうお)
アジ科       アジ、ブリ
サンマ科             サンマ
トビウオ科          トビウオ

よく見かけるお魚の名前があったでしょうか。

切り身の見た目で判断となると種類によってはむずかしいですね。

上の表には載っていませんがマグロやカツオもサバ科の魚なので青魚の仲間に入るります。

ですが、肉質や成分の関係で赤身の魚とも分類されているので食べられる時期が他の青魚と比べて少し早めの7〜8ヶ月頃になります。

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最初に食べるのにおすすめな青魚は?

 マグロやカツオなどの脂質の少ないあっさりしたお魚がクリアでき生後9ヶ月頃になったら、さっそく青魚にチャレンジしてみましょう。

まず最初に試してみたいおすすめのお魚?

ブリ、アジ、さんま

これはどの順番でも大丈夫です。

初回はアレルギーの心配もあるので一口から。

つぎの機会は二口、と少しずつ増やしてあげてください。

旬の時期ならアジを使います。

大人が食べるアジの焼物を取り分けて一口からあげると楽ちんです。

またブリは照り焼き用の切り身が売れているのでこれまた調理が楽ですね。(めんどくさがりでごめんなさい‥)

ここで注意事項!!

青魚の中でもサバは「アレルギー20品目」に含まれています。他の青魚を試して大丈夫であれば少しずつ食べさせていきましょう。

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知らないと怖い!?青魚が原因のアレルギーについて

青魚を食べさせるにあたり気になるのはアレルギー症状が出る場合があるということ。

主な症状としては『口腔アレルギー症候群』という症状で特定の食品を食べた直後に口の周辺や舌、唇が赤く腫れる他、手足、身体の蕁麻疹(じんましん)、目のかゆみや充血、鼻水、喉の痛みや腫れ、喘息、下痢や嘔吐といった症状があらわれます。

なので、初回、2回目は慎重に、子どもさんの様子を見ながら進めていってくださいね。

もし、症状が見られた場合に即座に受診できるよう、病院が開いている平日の昼間に試してみることをおすすめします。

また赤身の魚に多いのですが、生の状態で鮮度が下がると赤身魚に含まれる「ヒスチジン」という成分が「ヒスタミン」に変わります。

ヒスタミンになると、たとえ加熱をしても成分は変わらず、このヒスタミンがアレルギー症状によく似た症状のヒスタミン食中毒を引き起こします。

傷んだ魚はヒスタミン中毒の危険性が高くなりますので、抵抗力の低い乳幼児には新鮮な魚を与えるようにしたいですね。買い物から帰って調理するまでに時間が開く場合はすぐに冷蔵庫に入れることをおすすめします。

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ズボラさんでも大丈夫。離乳食後期、青魚のおすすめ調理方法!

アジのつみれバーグ

《材料》

  • アジのお刺身‥5〜6切れ
  • 玉ねぎすりおろし‥8分の1個分
  • パン粉‥小さじ1
  • とき玉子‥2分の1個
  • 片栗粉‥少々
  • 醤油‥少々

我ながらズボラなレシピだなーと感じますが、卵の力で形になります。ゆるゆるだった場合はパン粉を追加してみてください。

《作り方》

  1. アジのお刺身を包丁でトントン叩きフレーク状にします。
  2. 玉ねぎをすりおろします。
  3. 叩いたアジ、すりおろした玉ねぎ、後の材料をボールに入れ、スプーンで混ぜます。醤油はお好みで風味程度に。
  1. フライパンに油をしいて温まったらスプーンいっぱいすくい、フライパンに流して焼きます。小さめに作ると手づかみ食べがしやすいですよ。
  2. ひっくり返して裏面も焼きます。
  3. 火が通ったらお皿に盛り付けてできあがり。

焼く前の生地を野菜スープに入れてアジのつみれ汁にしても美味しく食べられます。

成長に欠かせない栄養素がたっぷり含まれている青魚。上手に食事に取り入れて大人も子どもも元気に過ごせますように。