七夕の季節が近づくと、「子供が保育園から短冊をもらってくる」というお家も多いのではないでしょうか。
子供用に1枚だけでなく、親用にもう1枚用意してくれるところもあります。
いざ書こうとすると、
「何を書けばいいの…?」
「3歳のうちの子、字がまだ書けないけどどうすればいい?」
「みんなに見られるし変なことは書けないよね…」
と手が止まってしまう方も多いはず。
この記事では、3歳のお子さんをもつ方に向けて、そんな悩みを解決してくれる短冊の書き方や例文をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
3歳児の七夕の願い事の例文・保育園用
3歳くらいになると、ひらがなが読めてもまだ字は書けないという子がほとんど。
ですが、字が書けなくても、なりたいものややりたいことを、自分で考えてお話できる子が増えてきます。
子供が話してくれた願い事を、親が代わりに書いてあげると良いですね。
では、具体的にどんな願い事があるのでしょうか。
子供が話してくれた願い事15選
【キャラクター関連】
・アンパンマンに会いたい
・トーマスに乗りたい
・プリキュアになりたい
・仮面ライダーに握手してもらいたい
・ポケモンと遊びたい
アニメのキャラクターに憧れる、3歳ごろの子供ならではのかわいい願い事ですね。
【将来の夢】
・お花屋さんになりたい
・お姫様になりたい
・電車の運転手さんになりたい
・お金持ちになりたい
・パパ・ママになりたい
3歳にして具体的な職業をあげている場合もあれば、憧れているひとになりたいという願い事も。
【したいこと・ほしいもの】
・○○ちゃんとたくさん遊びたい
・アンパンマンのおもちゃがほしい
・いちごをおなかいっぱい食べたい
・ドクターイエローに乗りたい
・たくさんブランコで遊びたい
なかなか願い事が思いつかない子には、好きな食べ物や遊びを聞いてみるのもアリですね。
親が子供にこうなってほしいと思う願い事15選
子供がどうしても願い事が見つからない…という場合は、親が子供に望むことを書いても良いですね。
【子供の健康や幸せ】
・病気をせず、健康でいてくれますように
・すくすく元気に育ちますように
・いつもニコニコ笑顔でいられますように
・みんなから愛されますように
・これからもずっと優しい○○でいてくれますように
定番ではありますが、親であれば子供の健康や幸せを願わずにはいられませんよね。
【保育園生活】
・給食をしっかり食べられますように
・保育園を休むことなく元気に通えますように
・友達と楽しく遊べますように
・たくさんお歌を覚えて元気よく歌えますように
・○○が好きなお絵かきがたくさんできますように
保育園の先生も、保育園でどんな風に過ごしてほしいのかを知ることができて良いかもしれません。
【生活習慣】
・好き嫌いなくご飯が食べられますように
・早寝早起きが得意になりますように
子供の将来を想っての、切実な願いもありますよね。
【好きなことやがんばっていること】
・得意なダンスがもっともっと上手になりますように
・一生懸命練習しているひらがなを、すらすら書けるようになりますように
・初めてのピアノの発表会、楽しく演奏できますように
自分が好きなことやがんばっていることを、親はちゃんと知っていて、応援してくれていると知ると子供たちもきっと嬉しいですよね。
保育園からもらった短冊には誰の願い事を書くもの?
基本的には、子供の願い事を書くと良いでしょう。
冒頭にも少し触れたように、親や家族用にもう1枚もらっている場合は、別に願い事を考えて書くと良いですね。
子供の願い事
「どんな願い事にする?」と子供にきいてみると、さきほど紹介したような願い事をお話ししてくれるのではないでしょうか。
なかなか思いつかない子もいるでしょうし、その場合は、好きなものや遊びをきいてみて、話を広げてあげると書きやすいですね。
「こんな願い事、変じゃない…?」
と大人なら思ってしまうものも出てくるかもしれません。
ですが、難しく考えすぎずそのまま書いてあげましょう。
(もちろん、誰かを傷つけたり、いやな気持ちにさせたりするものは例外ですが。)
一生懸命考えた願い事を否定されると、悲しい気持ちになりますよね。
七夕という行事を子供たちが楽しめることが一番です。
叶うと良いね!と声をかけてあげられると良いですね。
親の願い事
こちらもさきほど紹介したように、子供に健康であってほしい、幸せであってほしいと願うものが多いのではないでしょうか。
ただ、願い事の内容を絶対に子供に絡めなければいけない、というわけでもありません。
「宝くじがあたりますように」
「世界が平和でありますように」
というような願い事ももちろん良いですね。
周りの目ばかりを気にしてしまいがちですが、親も一緒に七夕を楽しみましょう!
七夕の願い事の例文!保育園の3歳児向けの短冊の書き方のまとめ
◆3歳ごろの子供は、字は書けなくても、願い事の内容考えられる子は多いので、親が代筆してあげる。
◆考えるのが難しい子には、好きなことやものをきいてみる。
◆あまり考えすぎず、そのまま書く。
七夕という行事を楽しむことが大事!
子供とどんな願い事にするかという話をすることで、
「やっぱりこれが好きだよね!」
と、再確認できたり、
「親のことそんな風に思ってくれていたのね!」
と、子供の普段知らない一面を知ることができたりします。
この3歳ごろの時期でないと思いつかない願い事もあるでしょう。
大人からすると少し変かな?と思う願い事も、子供が大きくなったときに一緒にふりかえってみると、懐かしく愛おしく感じるのではないでしょうか?
七夕を通して、親子のコミュニケーションを楽しむことができると良いですね。