お世話になった先生へ感謝の手紙を書いてみたいと思っても、snsが普及している時代、手紙を書く機会も少なく、書き方に悩んでしまいますよね。
卒業や転校・先生の転任などの別れの機会に、お世話になった先生へ手紙を送りたいと思う高校生も多いと思います。
なかなか書く機会のない手紙だからこそ、生徒から貰う手紙は間違いなく先生の宝物になるはずです。
難しいと思われがちな手紙のルールも、基本のマナーをおさえれば意外と簡単なものなんですよ。
この記事では、
✔︎高校生が先生へお礼の手紙を書くときのポイント
✔︎簡単な文例
をご紹介します♪
ぜひこの機会に、お世話になった先生へ手紙を送ってみてください。
高校生がお世話になった先生にお礼の手紙を書く場合のポイント
高校生がお世話になった先生へ手紙を送る上で、大切にしたい一番のポイントは、素直な気持ちを伝える事です。
自分が手紙で伝えたい事は何なのかをまずは考え、感謝の想いを言葉にして先生に伝える事を大切にしてみてください。
また、高校生になると言葉遣いにも気をつけなければなりません。
先生は目上の方なので、基本的には敬語を使って書くようにしましょう。
手紙の構成は、「前文・本文・末文・後付」の順で書いてみてください。
前文には「拝啓」、末文には「敬具」と書くのが基本です。
「本文」には、自分の想いを素直に書いてみましょう。
「後付」には、日付・名前・宛名を書きます。
以上のポイントを踏まえて、例文をご紹介します。
転校が決まってお世話になった先生への手紙例文
転校する事になって地元を離れてしまうと、お世話になった先生とはなかなか会う事もできなくなります。
感謝の気持ちと一緒に、別れの寂しい気持ちを書くのも高校生らしくて良いかもしれません。
また、引越し先の住所なども書いておくと、今後何かの節目の時に先生と手紙のやり取りができるキッカケになるのでおすすめです。
拝啓
◯◯先生には、大変お世話になりました。
勉強で悩んでいた時も、先生に相談すると熱心に教えてくださり、自分で解決する力を身に付ける事ができたと思います。
卒業まで、先生の元で学べない事はとても寂しいですが、新たな地で私も頑張ります。
また先生とお会いできる日を楽しみにしています。
短い間でしたが、本当にありがとうございました。
敬具
令和◯年◯月◯日
新住所
名前
◯◯ ◯◯ 先生
部活の顧問としてお世話になった先生への手紙の書き方
部活の顧問の先生は、思い出や印象も深く、感謝の手紙を送りたいと思う高校生もいるのではないでしょうか?
部活の顧問の先生へ書く場合は、先生と部活ができて良かった・先生が顧問で良かったという思いを伝えると、先生も喜んでくれると思います。
部活でのエピソードも加えながら書いてみましょう。
拝啓
◯◯先生には、大変お世話になりました。
◯◯先生は、時に厳しく、時に優しく教えてくれる先生で、指導内容も分かりやすく、初心者で始めたテニスが大好きなスポーツになりました。
先生との部活は、大会が近づくたび練習もハードになり、正直苦しい思い出の方が多いかもしれません。
でも、◯◯先生のおかげで、部活にも本気で取り組むことができ、大会で優勝できたことは、高校生活の中で忘れられない思い出となりました。
◯◯先生が顧問で本当に良かったです。
高校を卒業しても、大学でテニスを続けたいと思います。
本当にありがとうございました。
敬具
令和◯年◯月◯日
名前
◯◯ ◯◯ 先生
卒業メッセージ・進路決定後に渡すお世話になった先生への手紙の例文
卒業を迎えると、いよいよ先生ともお別れです。
感謝の気持ちと同時に、これからの意気込みも加えて書いていくと、先生も安心して送り出す事ができると思います。
お世話になった先生へ、卒業しても変わらず見守っていてほしいという気持ちが伝わる文章にしてみましょう。
拝啓
◯◯先生には、1年間大変お世話になりました。
私は今日◯◯高校を卒業します。
進路に迷った時、先生はいつも真剣に向き合ってくれて、私の気持ちを尊重しつつも正しい方向に導いてくださいました。
第一志望の大学に合格した事を報告した際に、自分の事のように喜んでくださったのがとても嬉しかったです。
私生活での不安にも寄り添って相談に乗ってくださり、前向きな考えを持つことができました。
新たな環境で不安もありますが、先生と過ごした1年間の思い出を胸に、頑張っていこうと思います。
これからの私の頑張りも、どうか見守っていて下さると嬉しいです。
本当にありがとうございました。
敬具
令和◯年◯月◯日
名前
◯◯ ◯◯ 先生
高校生からお世話になった先生への手紙の書き方のまとめ
高校生が、お世話になった先生へ送る手紙のポイントと文例をご紹介しました!
高校生が先生へ手紙を書く時のポイントを簡単にまとめると、
✔️素直な気持ちを伝える
✔️敬語を使って丁寧に書く
✔️先生との思い出やエピソードを加える
となります。
高校生なので、先生への感謝の気持ちを素直に伝える事が大切です。
また、敬語で丁寧な言葉遣いにすると、先生に成長を感じてもらえます。
思い出を交えて書く事で、先生もあなたとの思い出を思い出しながら読んでもらえるので、素敵なプレゼントになるはずです。
なかなか手紙を書く機会がないからこそ、この記事を参考に、お世話になった先生へ是非、手紙で思いを送ってみてください。