勉強できない中学生はどうしたら良いの!?どのような勉強法をしているの?
小学生から中学生になり、授業時間も少し伸びて授業時限も多くなります。
中学校の入学当初は、成績も良く問題なかったのに、中学2年になり変化が起こっていませんか?
独自の勉強法でしてきたけれど、成績が上がらない。むしろ下がっている教科がある。いつも努力しているのに、もうどういった仕方が良いのか分からないなんてことに。
小学校では、5年生からはっきり差が出ます。中学になってからの成績の分かれ道は中学2年生だと言われています。特に数学での点数の差が大きくなります。2年生になると内容が一気に難しくなるからです。基本(小学校から中1)がしっかり身についていないと取り戻すことが難しくなります。
今までの積み重ねの結果が出るのが中学2年。
早期学習していた子供も中学2年になって急に勉強が出来なくなったとはよく聞く話です。詰め込みで学習してきた子供は、応用が利かず、問題が解けなくなってきます。
中学2年となると後半には受験準備が始まる時期でもあります。
高校受験までに時間がない中で、点数アップさせるための勉強の仕方は?勉強できない中学生はどうしたら良いのでしょうか?
偏差値が低くても挽回できるのか!?試験は一度のみの挑戦です。
効率的な学習方法は?たくさんの疑問をまとめてみましたので見てみましょう。
まずは、勉強ができない子とできる子の違いは何かを見てみましょう。
勉強できない中学生の特徴と共通点は?
- 目標がはっきりしてない
- 予習をしっかりしていない
- 不明確な学習をすすめている
- 現在の自分の学力が理解できていない
- 苦手な項目や科目が分かっていない
- 誰かに言われたからやっている
- 学校のテストを最終目的とした学習方法のみしかしていない
まず、一生懸命勉強している中学生が勉強できない子供の特徴を上げています。やる気がない子供は、今回は対象としていません。
6つあげましたが、これが共通するのは、自分の学力の理解不足とはっきりした目的が不明であることが分かります。
勉強は、ただ何時間も目的を持たずにしても、頭には残りずらくなります。どの分野のどれが苦手なのか。得意なのか。計算なら確実に正解しているのか。文章が理解できてないのか。時間配分ができていないのか。全てにおいてまずは、自分の弱点を一覧にし、理由を分析することからです
勉強ができない子供は、間違えたときに、どうして間違えたのか。どこをどう間違えたのか。しっかり分析せずに、ただ、直しているだけ。もしくは、回答をみているだけになっており、その時は直っても、別系統や応用がでてきた場合に、解けません。直したようで解決になってなかったからです。
間違えたときは、学ぶための最大のチャンスです。きちんと分析し、内容が少し違う問題も想定した学習を行いましょう。
自分で分析が難しい場合は、定期的に、無料でテストを行っています。例えば日能研や四谷の全国統一テスト全国分析してくれるテストを受けて自分が全国でどの位置におり、何が不得意得意かを分析し自身の勉強の参考にしててみましょう。分析表をもらえますので、分かりやすいかと思います。
実際に受けるとわりますが、とても難しい問題になっています。悪い点数を取ったとしてもしっかり解説もありますし、講師に質問したら丁寧に教えてくれます。1つだけ。テストがとても難しくなっているのは、出来ないことで、この学年でこれが解けないのは、もしかしてダメなのでは?と感じるようになっています。
そういう風に悪い点数だと焦り塾に入らないと!と思うはずです。そう思わすための、全国壮大な塾への勧誘でもあります。しかし、実際に問題がスラスラ解ける子がたくさんいるのは事実です。
もちろん塾に入れば、確実にレベルは一気に上がります。金銭に余裕があるのなら、塾に入るのはおすすめです。いきずまった勉強を改善効果はありますし、プロの経験者が高校志望校に合格するために、個別指導、集団指導を行い週テストを行いを繰り返し、実績あるテキストを使って進めてくれます。
情報量もあり、受験の最新情報も常にありますから、確実に成績を伸ばしたいのであれば、塾も良いかと思います。では、勉強はできる中学生は、どうなのでしょうか?
次に勉強ができる中学生の特徴や共通することは何か見てみましょう。
勉強ができる中学生の特徴と共通点は?
- 目標がはっきりしている
- 予習復習をしっかりしている
- 苦手項目がはっきりわかり、苦手な所は早々に解決できるまで取り組んでいる
- 現在の自分の学力が分かっている
- 将来も見据えて勉強している
- 学ぶ事が好きだ
勉強ができる中学生は、勉強が楽しいと思っている子が多いです。そして、未来の目標もしっかり見据えています。共通しているのは、学ぶことが好き。新しい知識が好きである。と言えます。
勉強は、経験が大切です。いかに問題をたくさん解いたかが大事で。問題の経験値を積むことです。中学生になったら、読書も大切ですが、たくさんの問題をどんどん解いて実績を積んでいください。大学受験も同じです。問題を覚えるくらい解くくらいがちょうど良いです。
*学校や塾の授業でも予習に力を入れている子がほとんどで、復習は授業で行う考えになっています。そして自宅では、復習のために問題集を解き定着させている。
*苦手な項目が分かれば、その時点で得意になるよう問題を重ねて学習し、改善している。
今からでも偏差値をあげることができるのか?
人は、目的・目標を持つと、達成するためにすべきことが見えるため伸びやすくなります。
学習面でも同じです。大きな目標のために、小さな目標をいくつか挙げて少しずつ達成することです。
(例えば、○○大学に受かるのが目標!として、そのためには、まず○○大学の偏差値を調べます。
次に、自分の現在の学力(定期テストや模擬テスト等)を科目別に把握します。
大学受験の問題の統計も調べます。(センターの問題傾向と大学の問題傾向がしっかり統計でネットに出ています)
後は、過去問を解きながら苦手分野を把握し改善していくの繰り返し)
たくさんの過去問題を解く経験値は、受験では必須です。短期間での大学受験のためのやり方の1つを紹介させていただきました。過去問は、中学1年から解いていた方が良いです。
夏を制する者は受験を制すと言いますが、過去問を制する者も受験を制すると考えます。
勉強は、学年相当のものはその学年にならないと解けないのではありません。解けなくても習っていなくても、自分で調べて解いているうちに身に付きます。
偏差値を短期間であげるのなら、早々に過去問題には取り組んでいた方が良いです。
過去問題は、サイトでも一部出している所もあります。1日1問や1ページでも良いので解いて積み重ねましょう。後は、暗記するものは、毎日声に出して言うことが良いです。友達とチェックしたり、問題の出し合いしたり、ちょっとしたゲームにして答え合うのも作業と記憶を両方使うので忘れにくいです。
では、次に勉強ができない中学生でもすぐに始めることができる学習でおすすめの学習習慣を紹介したいと思います。
勉強ができない中学生でも、すぐに始めることができる!学習習慣は?
- 復習よりも予習に力を入れる。
- 夜に集中できない。疲れて勉強できないなら、朝の短時間の学習が効率的
- 音読は毎日欠かさずしたほうがよい。特に英語は、声にだして毎日音読した方がよい
- 自学自習の勉強は、曜日によって何をするのか決めておくのが良い。もしくは、毎日項目をこなすなど、目的をはっきりした学習を行う
一部の効率的な方法を上げました。
*学校でも塾でもですが、予習は必須です。何も分からない状態で授業を聞くのは時間がもったいないからです。授業で学んだらよいというのは、分からなかった場合、置いていかれます。予習を行っておくことで、授業は復習となり、より先生の話が頭で整理することができ、理解が深まります。
始めは、続けることが大変だと思いますが、もうダメだ!と弱音は絶対に口に出さないでください。口に出して弱音を吐いたら、気持ちが付いてこなくなります。できれば、どんなに苦しい時でもプラスになる事を言ってみてください。これで勉強が出来るわけでもないのにと思うかもしれませんが、気持ちが下がると、考える力も下がってしまいます。
*部活や学校生活で疲れて夜は集中できない場合は、朝早くに起きて学習するのがお勧めです。朝は朝日も入りますし、脳もすっきりしている状態なので知識も入りやすいです。
夜は、1日の学習を脳が整理します。朝は、脳が新しい知識を入れるためにすっきりしているのです。 だから、夜に少しの勉強と朝にしっかり学習するのが、一番効率的な学習なのですが、朝が弱い人もいますから自分に合ったやり方が良いでしょう。
では、次に子供の勉強のサポートして親が出来ることは何かまとめました。
勉強ができるようにるための親ができることは?
中学生になると学習内容も複雑になり、親でも少し考えるよな問題もでてくると思います。
子供が分からない問題やつまずいた問題は、親も把握してあげるのは良いと思います。苦手な項目の練習問題を作ってあげたり、個別の改善問題集をさせてあげたりするもの良いと思います。
問題集を選ぶ際には、勉強ができない子供へは、薄いものを選んでください。すぐに達成感が感じれるものが良いです。やる気と自信にも繋がるからです。苦手な科目の項目が分かっているのなら、それだけをたくさん解く問題を探してあげてください。苦手なので時間がかかるかもしれませんが、やっているうちにポイントがわかり、解く方法が分かってきます。
子供が朝方になる場合、親も朝方になってあげてください。朝ごはん等のサポートのため。自分のためにしてくれてると感じるとモチベーションもあがるからです。
ただ、中学生となると反抗期の時期にも差し掛かります。あまりお母さんが口出しすると返って犯行する時期もあり悩みますが、諦めず声をかけてあげてください。無駄なことは全くありません。後、反抗期になる前から、子供にもうすぐホルモンのせいで、イライラの時期が必ず訪れるんだよ。それはお母さんのせいではなく、ホルモンの成長のせいなの!と言い聞かせていたという方を良く聞きます。
反抗時期と勉強が大切な時期が重なり、教えるのも大変だと思います。塾にも行きたくない!自宅で親にも相談したくない時は、一時的に家庭教師に入ってもらうのも良いと思います。家庭教師になら、心を開く子もいます。お子様のペースに合わせて進めましょう。
そして、子供の受験したい所は、親もしっかり情報集めをし対策も考えましょう。情報や対策は子供には伝えなくてもよいです。プレッシャーになるため。親も、子供がどれだけのことを頑張っているのかを把握しておくことが大切なので、しっかり情報や対策を知っておく必要があります。
例えば、親も子供が受験する高校は、実際試験も解いてみてください。自分が出来ないのに、子供に言ってはいけません。親も出来るくらい挑戦してみてください。すると、この問題は、正解率が悪い分、難しい。やここはミスしやすいと分かります。子供が同じテストをして点数が悪くても、親の自分が出来なかった問題がすんなり解けていたらどう思いますか?すごいと思いますよね。
やはり、間違えたところは、克服するように手伝ってあげると共に、出来た問題もすごいことをしっかり分かってあげてください。普通ではありません。とても努力した結果だということを大切に思ってあげてください。
知っていれば、普段の声掛けも変わってくると思います。
勉強できない中学生をどうするかのまとめ
勉強ができないことは、親も不安かもしれませんが、一番は本人が不安に思っていると思います。
しかし、しっかりとした目的をもつことで改善策ややるべき項目も見えてきますので、一歩一歩取り組んでみましょう。
子供が集中して勉強できるためには、親のサポート(食事・洗濯・部屋の環境など)が重要です。いつも規則正しくきれいな環境を整えてあげることが、集中できることに繋がります。
大きな目標から小さな目的に分裂することで、確実に勉強はできるようになります。ペースをつかめるまでは、焦らずゆっくり進んでください。
実践で、数か月後には、結果がでていると思いますよ^^