ワンオペ育児がつらい!夫も帰りは遅いし、両親も近くにいない。
手伝ってくれる人がいるなんてうらやましすぎる…
ワンオペ育児が辛すぎる!って思っていたのに、テレビの特集でサラリーマンが「ワンオペ育児がつらいなんて専業主婦の甘えだ!」と聞きました。
私自身も夫が転勤族で平日や週末も仕事で不在の中、子ども3人を育てています。
ママ友も話せる人もいないときは本当に離婚までも考えたこともありました。
怒りを覚えるインタビューですが、インタビューを受けていたサラリーマンの奥さんもワンオペできっと大変ですよね。
・ワンオペ育児が辛い理由
・ワンオペ育児が辛すぎて離婚がよぎったときに考えてほしいこと
・転勤族のワンオペママが乗り越えてきた方法
ぜひ最後まで読んでワンオペ育児の疲れが少しでも減りますと嬉しいです。
専業主婦のワンオペ育児がつらい原因
ママ友と話していると、意外と多いワンオペ育児。
ご近所のママ友も、転勤になってご主人の帰宅時間は21時から23時。
2人の子どもの世話はほぼ自分という状態のワンオペ家庭です。
今回は他のワンオペ家庭の方の話も参考に「ワンオペ育児のここがつらい!」ということをまとめてみました。
お金の自由がないのがつらい
ワンオペ育児というと、出産して退職されているママも多いですよね。
私自身も仕事をしていましたが、夫の転勤をきっかけに専業主婦となりました。
1番最初にワンオペ育児が辛くなった理由はお金の自由がないことでした。
結婚前まで仕事をしていたけれど、辞めると自分のお金が無い!
夫の収入で生活しているので不安がたくさんありました。
夫が稼いだお金だからなぁ・・・何か買ったら言われるんじゃないかな…
自分自身へお金を使うことをなんとなく悪いことのように感じてしまうんです。
子どもと二人きりの時間が長いのがつらい
専業主婦は家事はしているものの、仕事をしているわけではないので、保育園では基本的に預かってもらえません。
就職しない限り、少なくとも幼稚園入園の年齢までは子どもを家でみるということになります。
つまり、毎日子どもはママと24時間を過ごすということです。
働いていたときは、『子どもと一緒に毎日いられる(*^-^*)』と思っていましたが、意外とつらいんです。
ごはんの準備片付け、掃除、洗濯をしながらも常に「遊んで」とアピールしてくる我が子。
そして片付けているそばからおもちゃが散乱。
気に入らないことがあると泣きわめき、家中に響き渡る爆音。
ストレスを日々ため込みながら、毎日があっという間に過ぎ去っていきます。
毎日がへとへとでどうやって過ごしていたのか記憶がないくらいです。
はっきりとした「休日」がないのがつらい
育児や家事っていつ休みがあるんだろう?と思ったことありませんか?
子どもたちが幼稚園に行っても、今度は洗濯やら掃除やらの「家事」があり、昼食を食べ終えたら、洗濯物を取り込んだり夕飯の支度をしたり。
一息つくまもなく子どもたちが帰宅し「育児」が始まる。
子どもが小さければ、夜泣きなどで睡眠時間さえも「育児時間」となってしまういますよね。
そして腰痛や肩こりといった身体の不調も襲いかかってくる・・・。
このエンドレス地獄はいつ終わるんだろう・・・と時々途方にくれることがあります。
「専業主婦は暇」な世間の目がつらい
いまだに根強い「専業主婦」に対する冷たい世間の目。
日本は高度経済成長期頃に「夫は仕事、妻は家庭。」という家庭モデルが一般的なイメージとして定着され、それが根強く今でも残っているんです。
テレビは白黒から4Kとかきれいになっているから育児や主婦への価値観も変わってくれませんかね?
女は家庭を守るのが当然。
家事・育児をして家を守ることが当然の事だと。
「専業主婦のくせに家のことも出来ないのか。」
直接的でないにしろ、周りからのそのようなニュアンスの言葉をかけられたことが何度もあります。
世界経済フォーラムが2019年12月、各国における男女格差を数値化してランキングづけをしました。
その中で、日本はなんと153カ国のなかで121位なんです。
先進国のなかでとんでもなく順位が低いことがわかります。
出典:http://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2019/202003/202003_07.html
社会から孤立しているのがつらい
働いていたころは「大人」と日本語で話すことができていましたが、専業主婦になると孤独がつきまとってきます。
とくに転勤族など環境が変わると周りに知り合いもいないのでなおさら。
社会の輪から取り残されていることが辛く感じます。
独身で働いていたころ、育児休暇から復帰した先輩ママが「働くのは大変だけど、昼ご飯だけは自分1人でゆっくり食べられるからいい」と言っていた理由がよくわかりました。
専業主婦でワンオペ育児中に「離婚」がよぎったら考えたいこと
ワンオペ育児。全く手伝わない夫。
日々、のしかかる身体の不調とストレス。
社会からの孤立感。
当たり所がない苛立ちがつもった極限状態になると、その全てを夫にぶつけたくなりますよね。
さらには離婚したいという気持ちになったときにまず考えてほしいのが
本当に離婚するべき状況かを冷静に判断すること。
周りのママ友からも、「離婚したい」「離婚届取ってきた」などの話が2ヶ月に1度程の頻度で聞かれます。
日本人の夫婦の3分の1が離婚するといわれている時代ですので仕方ありませんが、一時の感情だけで離婚しないように気を付けましょう。
仕事中心の夫。
専業主婦に対する世間の目。
募るストレス。
爆発した時は「離婚だ!もう嫌!!」となるんです。
今の生活水準を下げてでも離婚したい?自分が働き出したとしても子どもが体調不良になったとき、迎えに行ける?としっかり考えておきましょう
男女平等が進まない日本では、男性と同じ収入を女性が得ることはなかなか大変なことなんです。
専業主婦で子育て中のわたしがワンオペ育児を乗り超えている方法
ワンオペ家庭の我が家は、ワンオペ育児継続中ですが、やっと落ち着いてきました。
夫は海外出張で1か月留守だったり、1週間不在なんて普通ですがそれでもなんとかやってこれるようになりました。
どうやって乗り越えてきたのか経験談をお伝えしていきますね。
「わたしはよくやっている!」と自分をほめる
世間の目や人の目なんて気にしなくていいんです。
「自分はよくやっている!」と自信を持ちましょう。
「そんな・・・わたし全然何も出来てない・・・。」
と思ったあなた。
大丈夫です。「辛い」とこのページで解決策を模索するほどたくさんがんばってます。
人と比べる必要はないんです。「あの人はワンオペでもできてるのに私は…」と私も思っていました。
双子のおかあさんなのにあの人はすごい…とか。
他人を評価基準にするとつらくなってしまいます。
自分はよくやっている。でもこれ以上は無理なんだ!と自分を許してあげましょう。
ワンオペ育児がつらいときに読んでラクになった本がこちら
⇒嫌われる勇気
さらに、時間がないママでも、Amazonオーディブルなら本を朗読してくれますので育児の間に聴くことができます。
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家事を時短と手抜きポイントでラクにする
家事を手抜きする。これオススメです。
ありとあらゆる時短方法を考え、どうすれば手を抜けるかを考える毎日です。
1人目育児のときは全てに全力になり、看護師なのに産後うつのドツボにハマって肌荒れや抜け毛など大変なことになりました。
上手に手を抜いて、ラクしましょう!
実践中の手抜き方法です。よかったら参考にしてください。
タイムスケジュールを立て、事前準備!でもスケジュール通りいかなくても気にしない
だいたいの1日のタイムスケジュールを立ててみましょう。
きっちり守る必要は全くありません。ざっくりでOKです。
我が家の場合(子ども3人:小学生、幼稚園と未就学児)
6:00 朝食準備。1日の予定の確認。
7:00 朝食。幼稚園準備。
9:00 真ん中が幼稚園に行く。その後洗濯掃除。
10:00 下の子のおやつ。遊ぶ(晩御飯の下準備なども)
12:00 お昼
13:30 幼稚園お迎え。おやつ。
15:30 小学生帰宅
16:00 公園or習い事
17:00 お風呂
18:00 晩御飯
19:00 片付け。テレビを見たり、歯磨きをしたり。
21:00 就寝目標時刻
こんな感じです。
だいたい決めておくことで、「次はあれをやろう。」と前もってやっておく事が想像しやすくなりますよ。
時間通りいかなくても問題ありません。うまくいくことの方がほとんどありません。
流れだけでもつけておくだけで「あれやるの忘れた…」が減るのでおすすめです。
料理の時短として宅配サービス、作り置きの活用
作り置きをするなら「野菜炒め大量生産!使い回し料理!」がおすすめです。
塩こしょう味の野菜炒めを多めに作るだけです。
キャベツ半玉、もやし1袋、玉ねぎ1玉、人参適量、肉200グラム~(基本的になんでもいいのですが、好きな物入れて多めに野菜炒めを作ってください。)味付けは軽く塩コショウ程度。
タッパに入れて3、4回分に分けておきます。
活用方法の例
①野菜炒め
②焼きうどんや焼きそばの具
③キムチ、焼肉のタレと合わせて炒め、ご飯の上に乗せて、卵の黄身をのせてたらスタミナ丼。(子供向けにキムチを抜いても大丈夫です!)
④甜麺醤としょうがで回鍋肉
他にもいろいろな活用方法があります。
切ったり、炒める時間の時短になり手早く食事の準備が出来ます。
タッパに入れた野菜炒めは冷凍保存できるので、一度に沢山作っておきましょう。
宅配サービスは食材を切ってあるものから、「ペースト状になった離乳食メニュー」「揚げるだけ」「レンチンだけのもの」もありますので好みに合わせて上手に使いましょう。
コープの食材宅配サービスなら「子育て特典」「離乳食の種類」が充実していまるので手ごろな値段で時短ができます。
専業主婦の仲間、ママ友達をつくる
専業主婦のママは意外とたくさんいます。
専業主婦でなくとも、同じような悩みを抱えている人と、ネットの中・リアル問わずコミュニケーションを取ってみましょう。
話せば楽になることや、共有すると不満や怒りも落ち着くことがあります。
どうしても周りにいない!ということでしたら、コンタクトフォームから悩みや愚痴などお待ちしてます。
1人でもワンオペママさんの辛さが軽減につながりますように。
たまには預けてでも自分の時間をつくる
自分の時間を作るってなかなか難しいんですよね。
「預ける=ダメな母親」と思っていませんか?
私は3人目が産まれるまで思っていました。
市町村にもよりますが、専業主婦でもリフレッシュのために一時保育の利用ができます。
制度を利用してしっかりリフレッシュしましょう。
小さい子を育ててるお母さんの中には「この子私じゃないと寝ないんです」「ミルク飲まないんです」「言う事聞かないんです」と心配になることもあるかと思いますが…
大丈夫です!そんなことありません
子どもはお腹が減れば食べます。飲みます。寝ます。
落ち着くまでに泣くなどして少し時間はかかることがありますが、なんとかなるものです。
子ども達にとっても、今後やってくる幼稚園生活などの集団生活に向けていい練習だ!とプラスに考えましょう!
詳しくはお住いの役所や保健センターなどに問い合わせしてみてください。
育児は専業主婦なら当たり前!?辛くて離婚したいママが乗り切っている方法:まとめ
今回はワンオペ育児の辛さや乗り越え方についてご紹介してきました。
・お金の自由がない
・子どもと2人きりの時間が長い
・休日がない
・「専業主婦は暇」という世間の目
・社会からの孤立
・自分で自分をほめて許してあげる
・家事を時短でラクにする
・ゆるいタイムスケジュールを作っておく
・友達をつくる
・預けてでも自分の時間を作る
時短になるサービスも使いながら自分の時間も作ってあげてくださいね