新型コロナウイルスの流行で、習い事をさせてあげたいけどなかなか踏み出せないと悩んでいるママも多いのではないでしょうか。
そんなママにオススメしたいのが、オンラインを使った習い事です。
オンラインの習い事は、感染症対策だけでなく、習い事への送り迎えも必要なく、時間にもゆとりをもって取り組むことができます。
オンラインでできる習い事には、どのようなものがあるのかご紹介したいと思います。
子どもの習い事・オンラインの良いところは?
オンラインレッスンのメリット6つを紹介します。
家でできるので感染対策がバッチリ
どの教室でも感染対策はきちんとされていると思います。
しかし、教室に通う以上、先生や他の生徒など接触する機会が増える事に変わりはありません。
その点、家であれば接触機会はなくなるので親も子供も感染対策に気を遣う事なく、伸び伸びと習い事に専念する事ができます。
家のそばにない習い事でもできる
教室に通う習い事であれば、通える事が条件で選ぶ必要がありますが、オンラインであれば“やってみたい”の気持ちで選ぶことができます。
極端に言えば沖縄と北海道、日本と国外などネットさえ繋がっていれば、どこからでも教えてもらう事ができます。
送り迎えがない
習い事の送り迎えというのは、親にとってネックになるのではないでしょうか。
実際に、私の周りでも送迎がしんどい、兄弟を連れていくので生活リズムが崩れてしまうといった理由で辞めるママ達もいました。
オンラインであれば自宅でできるので、気兼ねなく始めることができます。
遠くの地域の子どもたちと一緒に学べることも
前述でも触れたように、ネットさえ繋がっていれば先生だけではなく、生徒だっていろんな場所の人達と関わる事ができます。
オンラインであれば、違う地域の子と関わる事もできるので、より刺激を受け、同時に世間の広さを感じることもできます。
親もレッスンの内容を理解しやすい
教室に通わせていると、先生と関わる事が少ないので子供と先生だけで閉鎖的な関係になりやすいデメリットがあります。
しかしオンラインであれば自分の目でみて、子供に合ってるか確認できたり、子供が楽しんでいる姿を直接見る事ができます。
また子供も親に褒めてもらえるとやる気に繋がります。
レッスン料が安価なこともある
教室であれば、家賃や光熱費などの経費もかかるのでレッスン料が高くなる傾向にあります。
その点オンラインであれば、家賃や光熱費などもかからないので、先生へのレッスン料のみで済むので教室に通うよりも安く済むこともあります。
子どもの習い事・オンラインの悪いところは?
オンラインレッスンのデメリット5つを紹介します。
家での学習なので気持ちのスイッチがきりかえずらい
自宅では気持ちをオフするところ。
大人でもそうですが、気持ちのスイッチを入れて活動するにはエネルギーが必要になります。
スマホやパソコン、タブレットなどが必要になる
オンラインとなるとビデオ通話ができるアプリをいれる必要があります。
そのためレッスンするには、タブレットなど機器を用意しなければなりません。
最近では新品を買わなくても、中古で手に入れることもできますが、ネットに接続するのであまり型落ちしていない方がスムーズに動くでしょう。
電波の関係で中断してしまう可能性がある
ネット環境というのは各家庭で異なると思います。
自分の家のネット環境が悪い事もあれば、先生のネット環境に不具合が出る可能性もあります。
またネットを繋ぐ時間によっては、ネット自体が混み合い繋がりにくかったりフリーズする事もあります。
家の中に習い事をする空間が必要になる
宿題であればダイニングテーブルで親の傍でという家庭も多いと思います。
しかしオンラインレッスンとなると、先生から指導が必要になる場合であれば兄弟の声や家事の音が入らない集中できる場所、体を動かす場合には少し広いスペースが必要になります。
内容によっては対面のほうが良いものもある
ピアノであれば直接手の形、バレエであれば姿勢を正してもらったり、自分では分かりづらい点は直接指導してもらった方が理解しやすいこともあります。
オンラインで子どもの習い事を選ぶ時の注意点
オンラインレッスンならではの注意点です。
体験レッスンがあれば受けてみる
子供に合っているか、先生との相性は良いか確認するだけでなく、ネット環境が問題なく使えるかなどの確認するにも重要になります。
体験レッスンが可能なのであれば、ぜひ受けてみましょう。
レッスンの振り替えが可能かを確認する
オンラインであれば、ネット回線の状態が悪くて繋がらない、機器の不良でレッスンが受けれないという事態も想定できます。
ネット回線の繋がり悪く途切れ途切れになってしまったり、繋がらなかったりした時に振替レッスンが出来るとレッスン料が無駄にならなくて済みます。
オンラインの習い事は何がある?
人気のあるオンラインレッスンをご紹介したいと思います。
学習系・通信教育
一番身近にあり、周りでもやっている子供さんも多いのではないでしょうか。
学校の授業にプラスして習っている人も多いです。
たくさんの企業から通信教育は出ているので、選ぶのも大変ですが、我が子にぴったり合うものを選べればみるみる力がついていきます。
ピアノ
ピアノは昔から頭の良くなる習い事として人気があります。
楽譜を読みながら、両手を使い鍵盤を弾き、耳で音を聞くという同時作業が多いので脳にも良い刺激があります。
オンライン教室であれば、楽譜を持っていく負担も減ります。
ダンス
リズム感、運動能力が高まり、全身運動で体全体が鍛えられるので習い事の中では人気の高い習い事です。
人前で踊るのが苦手な子でも、オンラインなら先生と1対1なので自分のペースで進めることができます。
そろばん
昔から定番の習い事で、最近ではまた注目がでている習い事のひとつです。
算数は学年が上がるにつれてつまずきやすくなるので低学年のうちから基礎を固めておくことは大変重要です。
指をつかうので算数の計算だけでなく、脳のトレーニングにも向いています。
アート教室
これからAIがどんどん進化してくると、計算や覚えるといった作業はAIが担う事になります。
今後求められる人材はAIにはできない発想ができることです。
そのような発想力を培うのにアート活動はとても向いています。
英会話教室
出来るだけ小さなうちから、英語に親しんでおくと発音が綺麗だったり、リスニング力が養われます。
オンラインであればネイティブな発音に触れる機会も増えるので、より綺麗な英語を身につける事も可能になります。
プログラミング教室
2020年度から小学校で一斉にプログラミング授業が開始される予定でした。
しかし新型コロナウイルスの影響で休校もあり各学校ばらつきがでました。
これからの時代必要になってくるので、学校での授業+αで勉強しておくと、学校でついていけないなど避けれるでしょう。
国語教室
親子で一緒にできるレッスンもあり、漢字や作文など国語全般的にしっかり学ぶ事ができます。
どの教科でも読む力は重要になるので国語力は磨いておいて損はありません。
作文
2020年度から教育改革が行われ、大学入試センター試験から大学入学共通テストに変わり、試験方法が異なります。
今まではマーク式が多かったものが、記述式問題が導入されることになりました。
答えを導くだけではなく、言葉にして自分の考えを伝える事が必要になっています。
バレエ教室
バレエは集中力がつくことや、姿勢が良くなる、筋力もつくといったメリットがあります。
ダンスよりも比較的静かにできるので、マンションであっても心配が少なくて済みます。
ミュージカル
日本ではまだ馴染みのない習い事ですが、イギリスではポピュラーな習い事で、子供の能力を総合的に伸ばしてくれます。
脚本から文章を読み取り、音楽や照明などから芸術的な刺激を受け、劇を成功するためにチームワークを養います。
オンラインの習い事で子供の可能性を伸ばす!自宅でできるメリットやデメリットのまとめ
オンラインできる事で、送迎時間といった時間が省け隙間時間にレッスンできる事や、自宅でリラックスした状態でできるのが大きなメリットです。
一方自宅だからこそ気持ちの切り替えが上手にできないデメリットや、ネット環境を整える必要が問題点です。
メリットとデメリットを比較検討し、親にとっても子供にとっても有意義な時間になるようなレッスンを探せると良いですね。
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