『子どもが1年生になるけど、仕事はどうしよう。』
多くの子育て中の働くパパママが悩みを抱える小1の壁。
小学生になると保育園のように、手厚く子どもを預かってくれるわけではないので仕事の調整をどのようにしたらいいのかと悩む親御さんは多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
•小1の壁で退職する人はどれくらいいる?
•小1の壁はどんなもの?
•退職した人が後悔したことは?
•退職した人が良かったことは?
•慌てないためにどうしたら良い?
などについて調査しました。
小1の壁で退職する人はどれくらいいる?
実際に、『小1の壁』で退職する人はどれくらいいるのでしょうか。
小1の壁が原因で、転職など働き方を変更しましたか?
https://sourire-heart.com/wp/wp-content/uploads/2018/09/shou2.pngというアンケートで、『はいと答えた方が、24.4%』『いいえと答えた方が、75.6%』という結果が出ています。
この結果から4人に1人の割合で、仕事を辞めたり転職など働き方を変えている方がいるようですね。
小1の壁はどんなもの?
『小1の壁』とはどのようなものでしょうか。
『小1の壁』は、子どもが小学校に入学した後、保育園に預けていた時にはできていた仕事と子育ての両立が難しくなることを指す言葉です。
保育園の時は、仕事の時間に合わせて朝から帰りもある程度遅い時間まで預かってくれることが多く安心して働くことができます。
しかし、小学校に上がると朝は決まった時間に自分で家を出て歩いて行くため親もその時間に合わせる必要があります。
小学校では、授業時間が決まっているので親の退社時間まで預かってもらうことができません。
学童保育に入ることもできますが、学童保育は18時ごろまでしか預かってもらえないことが多く、保育園よりも預かり時間が短くなります。
また地域によっては、学童保育に入ることすらできないところもあり、1年生になったからいきなりしっかりするわけではないので、仕事を続けるのも難しくなりますよね。
子どもが小学生になるのを機に働き方を考える方を変えなければいけない方もでてきます。
小1の壁で退職した人が後悔したことは?
『小1の壁』で退職した人が後悔したことはどのようなことでしょうか。
4人に1人の割合で退職されているので、後悔している方も多いのではないでしょうか。
退職した方が後悔したことで、
•家計が厳しい
•正社員で復帰するのが難しい
•専業主婦になると兄妹が保育園似通っていたら退園しなきゃいけなくなる
などを調査しました。
家計が厳しい
今まで夫婦で働いていたり、シングルでフルで働いていた家庭が働き方を変えたり退職してしまうと給料が減りますよね。
小学生になると、習い事や学校にかかるお金も増えていきますよね。
今までの給料で生活を保てていたのであれば、退職や働き方を変えたのであれば必然的に家計は厳しくなりますよね。
家計を考えずに仕事を辞めて後悔した方も多いようですね。
正社員で復帰するのが難しい
一度退職してしまうと、正社員で復帰するのが難しくなります。
正社員などで長年勤めていたのであれば、同じ待遇のところに正社員として戻りたいと思ってもなかなか見つからないという現実を見た時に辞めたことを後悔したという方が多いのではないでしょうか。
また、『小1の壁』で正社員を辞めてしまった場合、正社員で働くタイミングもいつになるかわかりません。
弟妹がいる場合は、その子どもたちの時にまた『小1の壁』にぶつかります。
正社員に戻るタイミングを見計らっている間に、働くことへのブランクも出てしまい、年齢も重ねてしまうため正社員で復帰することも難しくなり、辞めてしまったことに後悔した方が多いです。
専業主婦になると兄妹が保育園似通っていたら退園しなきゃいけなくなる
専業主婦になるとと弟妹が保育園に通っている場合は退園しなくてはなりません。
猶予はありますが、保育園は働いている両親のために子どもを預かってくれる場所なので、就労証明が必要になります。
就労証明をもらえなくなると、保育園では預かってもらうことはできません。
保育園は待機児童もたくさんいるので、他の子も保育園に入るために待っています。
せっかく保活をして入ることが出来ても、専業主婦になってしまうと家庭保育または新しい幼稚園などを探さなければならなくなってしまいます。
保活をして必死にして、入園したにも関わらず退職したことで保育園を退園せざるを得ないとなって後悔した方も多いです。
小1の壁で退職した人が良かったことは?
『小1の壁』で退職して良かったという方もいますよね。
退職して良かったという方の意見の
•子供が安心して学校に行ける
•子供が一人で留守番しなくてよい
•子供の新しい生活のストレスを軽減できる
•学級閉鎖など急な休みに対応出来る
などを調べてみました。
子供が安心して学校に行ける
親が専業主婦になることで、子どもが学校に行く時間も帰ってくる時間も家にいてあげることができますよね。
『いってらっしゃい』『おかえり』その言葉で安心することができるお子さん親御さんもたくさんいるのではないでしょうか。
子供が一人で留守番しなくてよい
1年生の間は、帰宅時間が早い日は給食を食べて帰ってくるということも多々あります。
入学して数週間は、学校生活に慣れるために午前中で帰ってくることも。
専業主婦で家にいることができると、早い帰宅でも家で待っていることができて『おかえり』と迎えてあげることが出来て、子どもが1人で留守番する必要がないので安心できますね!
子供の新しい生活のストレスを軽減できる
小学生になると慣れない勉強や人間関係などで、子どもたちもストレスが溜まることもありますよね。
家にいて、帰ってくる様子を見てあげることができると、子供の変化もすぐに気づいてあげることができますね。
学級閉鎖など急な休みに対応出来る
専業主婦になると学級閉鎖など急な休みに対応出来ます。
冬になると我が子の熱や学級閉鎖、学年閉鎖など頻繁にあります。
保育園の時は我が子が熱が出ていなければ預かってもらえますが、学童保育は預かってもらうことができません。
その場合に、専業主婦の場合急な休みにもすぐに対応できますね!
小1の壁で慌てないためにどうしたら良い?
『小1の壁』で慌てないためにどうしたらいいでしょうか?
1年生になる前に今後のことを見通して、考えておかなければならないことがあります。
•働き方を考える
•家計を見直す
などそれぞれみてみましょう。
働き方を考える
今後の働き方を考えましょう。
学童保育に入れる場合、入れない場合で子どもの帰宅時間が変わります。
両親のサポートが受けられる、受けられないでも変わります。
小学一年生になったからといって、急に1人で留守番したり、夏休みなどでは一日中家に置いておくこともできません。
会社と相談して、時短勤務に出来るのか、パート勤務にするのか、退職するのか1年生になる前に今後のことを決めておくと1年生になる時に焦らなくてすみますね!
家計を見直す
これからを見越して家計を見直してみましょう。
退職する、パート勤務、時短勤務にすると決めると毎月の収入が減ります。
今後のことを考えると支出を抑えて毎月かかる固定費などを抑えて収入が減った時のことを考えて貯金などをしておくことも必要ですね!
小1の壁で退職する人は多い?後悔したこと安心できたことのまとめ
『小1の壁』は4人に1人と多くの方がで退職を選択しています。
退職したり、働き方を変えた方は、
- 家計が厳しい
- 正社員で復帰するのが難しい
- 専業主婦になると兄妹が保育園似通っていたら退園しなきゃいけなくなる
などの後悔を抱えています。
退職して良かったという方は、
- 子供が安心して学校に行ける
- 子供が一人で留守番しなくてよい
- 子供の新しい生活のストレスを軽減できる
- 学級閉鎖など急な休みに対応出来る
などで安心して『1年生の壁』を超えています。
『小1の壁』を迎えた時に焦らないためにも、
- 働き方を考える
- 家計を見直す
などして準備が必要です。
『小1の壁』は働く方が直面する大きな問題です。
保育園とは違い、学童保育は預かり時間も短く、地域によっては入ることができないこともあります。
1人でお留守番させるのか、両親の手を借りるのか、ファミリーサポートなどの地域のサポートを受けるのかなども考えて、今後の働き方も考えていく時間が必要です。
親御さんも子どもたちも納得いく形で『小1の壁』を乗り越えてくださいね♪